株式会社ユーハイムのプレスリリース
株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4 代表取締役社長:河本英雄 以下、ユーハイム)は、
2022年3月から2023年11月までを100周年として、今までの100年に感謝を込めた「ハッピーバースデートゥーユーハイム」という期間限定イベントを日本全国各地で行っています。3月に神戸阪急から始まり、9月21日(水)から6日間松坂屋名古屋店で開催いたします。続いて東京でも、10月27日(木)からの6日間を
東武百貨店 池袋本店、11月3日(木・祝)から6日間を京王百貨店 新宿店にて開催いたします。
3月からの100周年という機会にリニューアルいたしましたユーハイムクランツをはじめ、ユーハイムの原点に基づいた定番商品を多数ご用意しています。添加物を使用しない「純正自然」を掲げるユーハイムが、皆様に本当においしいお菓子をご提供いたしますのでぜひお越しくださいませ。
100周年の期間は、創業者カール・ユーハイムが日本に永住をすることを決心し、自身の初めてのお店を横浜にオープンした1922年3月から、関東大震災を経て、横浜から神戸に居を移しお店を再興する、1923年11月を元に20か月としています。
ドレスコードはユーハイムチェック ユーハイムのお誕生日会に全国各地でご招待
ユーハイムは、3月2日(水)から神戸阪急で開催された、ユーハイム100周年の期間限定イベント「ハッピーバースデートゥーユーハイム」を皮切りに、全国で同様のイベントを開催しています。このお誕生日会は、日本全国にある264店舗のユーハイムのお店に、日々お越しいただくお客様とともに、100歳のバースデーをお祝いしたいという思いから実施されることになりました。お誕生日会開催の1か月前から、対象エリアのユーハイムのお店で、税込1,080円以上のお買い物いただいた方に、ユーハイムチェック柄に、刷新されたロゴをあしらった、ユーハイムハンカチとお誕生日会への招待状をプレゼントします。
また、お誕生日会にユーハイムハンカチを「ドレスコード」として身に着けてご来場いただくと、「ユーハイム100周年ガラポン」に参加いただけます。「ユーハイム100周年ガラポン」はハズレなし。「ハッピーバースデートゥーユー オーダーメイドケーキ」や、「ユーハイムお菓子1年分」など、ユーハイムをもっとよく知っていただけるアイテムをご用意しています。
【ハッピーバースデートゥーユーハイム@松坂屋名古屋】
期間:2022年9月21日(水)~26日(月)
会場:松坂屋名古屋店 本館7階 大催事場
営業時間:10時~19時 ※最終日は18時閉場
【ハッピーバースデートゥーユーハイム@東武百貨店 池袋本店】
期間:2022年10月27日(木)~11月1日(火)
会場:東武百貨店 池袋本店 8階催事場
営業時間:10時30分~19時
【ハッピーバースデートゥーユーハイム@京王百貨店 新宿店】
期間:2022年11月3日(木・祝)~8日(火)
会場:京王百貨店 新宿店 7階大催場
営業時間:10時~20時 ※最終日は17時閉場
期間限定イベント情報は、ユーハイムの特設サイトにて随時更新します。
https://www.juchheim.co.jp/happy_birthday_to_juchheim
1920年代から続く定番を「ユーハイムクランツ」として改名、さらに進化
「ハッピーバースデートゥーユーハイム」会場内での注目のお菓子は、ユーハイムの創業当時から販売している定番ケーキ「フランクフルタークランツ」です。フランクフルタークランツ(Frankfurter Kranz)は、「フランクフルトの王冠」という意味の、バタークリームとスポンジを合わせたシンプルなケーキです。
ドイツ本国では、キャラメリゼしたナッツで覆われているものを、「フランクフルタークランツ」と呼んでいますが、アーモンドシュガーをまぶした白いフランクフルタークランツはユーハイムのオリジナル、つまり日本で誕生しました。このアーモンドシュガーが、ユーハイムのフランクフルタ―クランツのサクサクとした食感と、サラッとした口どけを生み出しています。
ユーハイムはこのたび、わたしたちが、独自に作り上げた大切なこの商品を未来につなげていくために、商品名を「ユーハイムクランツ」とし、創業者カール・ユーハイムが授けてくれた「アーモンドシュガー」を進化させます。
「アーモンドシュガー」は菓子屋にとって、調味料であり、菓子職人のこだわりが詰まっています。
会場内ではこの「ユーハイムクランツ」を実演、できたてでご用意します。
さらにイートインスペースでは100周年を記念して、できたてユーハイムクランツを110円(税込)でお楽しみいただけます。
【できたてユーハイムクランツ】
価格:110円(税込)
販売店舗:ハッピーバースデートゥーユーハイム会場内
【できたてユーハイムクランツ(ホール)】
価格:1,404円(税込)
販売店舗:ハッピーバースデートゥーユーハイム会場内
バウムクーヘンのおいしさを最高素材でさらにおいしく「究極のバウムクーヘン」
ユーハイムでは、創業当時から受け継いだバウムクーヘンレシピを引き継いでいくことを基本とし、バウムクーヘンの味のバリエーションの開発は、絶対に商品化することができない最後の砦でした。
しかし10年前に、バウムクーヘンと最高素材を組み合わせる「究極のバウムクーヘン」プロジェクトがはじまります。
なぜ「究極」であるべきなのか?それはバウムクーヘンの黄金比「バター1:粉類1:糖類1:卵2」に対する挑戦であったからです。ユーハイムのバウムクーヘンは添加物を使用しないで作りあげます。そのため、その日の材料のコンディションで、基本のバウムクーヘンを焼きあげることすら難しいのです。そこに、最高素材を加えるだけでなく、バウムクーヘンのおいしさと最高素材の存在感をしっかりと出していくというのは、難易度の高いレシピ開発で、熟練の職人であっても及び腰になるものでした。
その難関をみごとに超えて、ユーハイムのマイスター全員が賛同したバウムクーヘンが10年の歳月を経て、「究極のバウムクーヘン」としてシリーズになりました。10年間で完成したのは、残念ながらたったの4種類。ユーハイムが究極にこだわったバウムクーヘンの新シリーズです。
【商品詳細】
商品名:究極のバウムクーヘン4アソート(抹茶・ラム酒・胡麻・珈琲)
価格:1,512円(税込)
発売場所:ハッピーバースデートゥーユーハイム 会場内
抹茶のバウムクーヘン:丸久小山園の抹茶「又玄(ゆうげん)」を使用した、抹茶のおいしさを堪能できる逸品
ラム酒のバウムクーヘン:国産ゴールドラムと山椒を合わせたさわやかな香りのバウムクーヘン
胡麻のバウムクーヘン:和田萬の金胡麻のすりごまとペーストを使用して胡麻の香りをふんだんに感じられる贅沢なバウムクーヘン
コーヒーバウムクーヘン:ミカフェートのコーヒー豆を砕いて生地に混ぜ込み焼きあげました
ユーハイム100周年 幻の1号店「E.ユーハイム」は横浜だった
1909年、中国の青島で菓子店を開業した、ドイツ人菓子職人カール・ユーハイムは第一次世界大戦の捕虜として、日本に渡り、1919年日本で初めてバウムクーヘンを焼きあげます。そして、捕虜から解放された後、銀座で製菓長として「カフェ・ユーロップ」で働き、1922年には、妻のエリーゼの名前を冠した「E.ユーハイム」を横浜にオープンします(神奈川県横浜市中区山下町60)。
この横浜のお店は、ユーハイム夫妻が日本定住を決め、初めて自分たちで立ち上げた菓子店です。当時、東京から横浜に遊びに来る人たちは、中華街などを散策した後に、E.ユーハイムでお土産を買って帰るというのが、ひとつのコースになっていたようです。
しかし、1923年9月1日、関東大震災により店舗を失い、ユーハイム一家は神戸からの避難船に乗り込み、一命をとりとめました。徹底的な被害を被ったユーハイム一家でしたが、11月には神戸の三宮でお店をオープンします。
カールは日本では主流であった、「技術は盗むもの」という考え方を、当時では革新的な「計量」という方法で、日本人の職人たちにお菓子づくりの技術を伝えました。銀座、横浜でカールと共に働いた日本人の職人は、神戸へ移住し、カールの元で働いたといいます。