投資先である株式会社PAPABUBBLE JAPAN HDによる株式会社ワイル（ブランド名：バッハマン）の事業承継に関するお知らせ

本場ヨーロッパの味を伝える老舗
湘南平塚で本場ヨーロッパの味を45年以上にわたり伝えるバッハマンは、スイスで人気の1897年創業の老舗コンディトライ バッハマンより暖簾分けを許された、スイス国外では唯一の店舗です。
本場ヨーロッパの味を再現した菓子たちは、ヨーロッパ旅行を経験されたお客様を中心にご好評をいただき、今日まで愛されてきました。
世界洋菓子博覧会 金賞受賞、DLG食品協議会 金賞受賞、BRUTUS 日本一の「手みやげ」バウムクーヘン部門1位、NIKKEIプラス1「何でもランキング」3位など、数々の受賞歴を誇るバウムクーヘンが主力商品です。

その他にも、DLG食品協議会 金賞受賞のエンガディナヌストルテなどの様々なスイス・ドイツ菓子をはじめ、神奈川県指定銘菓の黒豆ぱうんどケーキ、全国観光土産品・推奨品のバラの花入りサブレなど日本独自の商品も展開しています。
貴重なバッハマンブランドとその味を、50年後100年後の日本人にも味わっていただけるよう、この度PAPABUBBLEグループに経営参加することとなりました。

事業承継による３つの経営メリットを実現
洋菓子ヴィヨン、sLier(エスリエール)に続く、この度のバッハマン事業承継により、PAPABUBBLEグループは以下の経営メリットを実現していきます。

1. 好不況の波に左右されない事業ポートフォリオ

ギフト需要、百貨店や大型商業施設を事業の柱にしていたPAPABUBBLEブランドは、コロナ禍にて一定程度の影響を受けました。一方で、洋菓子ヴィヨンやsLierはコロナの中でも、住宅地を中心とした「おうちでの贅沢」、旺盛な自家需要により売上を伸ばしました。
地元平塚で根強い人気を誇るバッハマンブランドにより、今後のパンデミックなどの予想できない出来事による市況変化にも対応できる事業ポートフォリオの充実を進めます。
 

バッハマンは稀少な手焼きバウムクーヘンの製造技術を保有します。既にグループ傘下にある洋菓子ヴィヨンの持つ製造技術と相互にノウハウを共有することで、更なる菓子製造技術の向上を実現し、競合他社には実現できない高品質の菓子と、職人集団の育成を目指します。
また、職人集団の拡大により製造キャパシティを高め、売上と利益率の成長をします。

3. マーケティングや購買機能の強化
PAPABUBBLEの運営で培われた、新店開発・催事・ブランディング・マーケティングやECといったノウハウを活用し、傘下ブランドの売上成長を実現します。また、購買機能の統合によるコスト削減のメリットも追及していきます。

また、これらの経営メリットに加え、菓子ビジネスの根幹である優秀な職人のジョブローテーション、育成や安定した雇用環境の実現など、従業員一人ひとりが活躍できる職場を提供し、ひいてはお客様にもよりよい商品・サービスの提供につなげていきます。

会社名：株式会社ワイル
Web：https://bachmann.jp/
所在地：神奈川県平塚市八重咲町24-28 
事業内容：コンディトライ バッハマンは初代オーナーシェフの渡辺洽氏によって1976年に創業。スイスで人気の1897年創業の老舗コンディトライ バッハマンより暖簾分けを許された、スイス国外では唯一の店舗。初代が本場で培ってきたレシピと菓子づくりにかける情熱を受け継ぎ、今日も湘南平塚からヨーロッパ菓子の味を届けている。

株式会社PAPABUBBLE JAPAN HD、株式会社PAPABUBBLE JAPANについて
会社名：株式会社PAPABUBBLE JAPAN HDは、株式会社PAPABUBBLE JAPAN（以下、「PJ」といいます。）の持株会社
Web（PJ）：https://www.papabubble.jp/
所在地（PJ）：東京都中野新井1-15-13
事業内容（PJ）：2003年バルセロナ創業。わくわくするスイーツで瞬く間に世界30以上の都市に拡大。「世界一おもしろいお菓子屋さん」であり続けるために、遊び心あふれるコンフィズリーを発信し続けている。

ジャフコ グループ株式会社について
会社名：ジャフコ グループ株式会社
Web：https://www.jafco.co.jp/
所在地：東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー24階
事業内容：国内最大手ベンチャーキャピタル。投資先上場企業は1,000社超。バイアウト投資においては20年超、海外ベンチャー投資においては30年超の経験を有する。