楯の川酒造株式会社 グループ全体の経営体制を強化

楯の川酒造株式会社のプレスリリース

楯の川酒造株式会社(本社:山形県酒田市、代表取締役:佐藤淳平、以下「楯の川酒造」)は、今後の更なる事業拡大を見据えて、経営体制とコーポレート・ガバナンスの強化及び事業成長の加速を目的に、新たに執行役員制度を導入し、執行役員2名を選任いたしました。
また、グループ全体の経営体制を強化すべく、子会社である奥羽自慢株式会社(本社:山形県鶴岡市、代表取締役:佐藤淳平、以下「奥羽自慢」)及び、月光川蒸留所株式会社(本社:山形県酒田市、代表取締役:佐藤淳平、以下「月光川蒸留所」)には、取締役が3名(奥羽自慢2名、月光川蒸留所1名)就任いたしました。

 

 

  • 新経営体制について

楯の川酒造は、「美味しい酒への飽くなき探求。そして世界を代表するブランドへ」というTATENOKAWA100年ビジョンのもと、変化する時流を掴み、付加価値の高い商品を創出し、MADE IN JAPANを世界に広げる総合酒類カンパニーとなるべく、事業を拡大し続けています。

楯の川酒造を取り巻く経営環境の変化に迅速かつ的確に対応し、職務遂行の機動性を高め、職務責任の明確化を図ることを目的に、執行役員制度を新設いたしました。今回の執行役員制度新設においては執行役員を2名選任いたしました。
楯の川酒造は、新規事業であるウイスキーの蒸留を実現すべく2021年12月にはウイスキー製造の子会社である「月光川蒸留所株式会社」を設立。さらにこれまで姉妹蔵であった奥羽自慢株式会社を2022年5月に連結子会社化いたしました。販売子会社である創り酒屋株式会社を含めると、楯の川酒造グループは4社となり、事業を拡大しています。
更なる事業成長・そして上場に向けたガバナンス強化に向け、子会社2社(奥羽自慢・月光川蒸留所)とのより一層の連携強化とグループ全体の経営体制を強化すべく、子会社の取締役に新たに3名を選任いたしました。

 

  • 就任の内容、及び氏名

■楯の川酒造株式会社
・執行役員:川口 達也 / 会計・人事・IT担当
・執行役員:青木 里沙 / 上場準備・法務・子会社担当 (経営企画室室長を兼務)

■奥羽自慢株式会社
・新取締役 佐藤 隆平 / 財務・経理・総務担当(楯の川酒造株式会社取締役を兼務)
・新取締役 土居 将之 / 商品企画・営業・マーケティング担当(楯の川酒造経営企画室ブランドマネージャーを兼務)

■月光川蒸留所株式会社
・新取締役:青木 里沙 / 財務・経理・その他経営企画業務全般

 

  • 楯の川酒造グループ 新任役員のご紹介

青木 里沙
楯の川酒造株式会社 執行役員 / 上場準備・法務・子会社担当 (経営企画室 室長兼務)
月光川蒸留所株式会社 取締役 / 財務・経理・その他経営企画業務全般

【略歴】
東京大学経済学部卒。2009年に野村証券株式会社へ入社。投資銀行部門において上場企業の資金調達に関与。運用会社・ヘッジファンドでの機関投資家としての立場を経た後、2014年2月、ファーストブラザーズ株式会社へ入社、経営企画業務を担当し同社の上場と市場変更を経験。2017年から3年半シンガポールへ渡りM&A業務に携わった後、2020年夏に帰国、株式会社イングリウッド入社、上場準備を担当。2021年8月、楯の川酒造入社、同9月経営企画室室長に就任。

【コメント】
楯の川酒造にご縁をいただいてから丸1年が経ちました。200年近い歴史を持ちながら、酒蔵として初めての上場を目指し、リモートワークを10年以上前から実施し、業務用クラウドツールを駆使するというある意味で先進的な姿の奥に、当社の本質的に大事な部分があることが分かってきたように感じます。
日本の各地域で造られる日本酒は、国内の需要こそ減り続けていますが、海外の市場を見渡せば、まだこれから伸びる可能性に満ちています。楯の川酒造グループの蔵人が造る上質で美味しいお酒を大切に守りながら、変化していく社会の中で、今後の当社グループの成長を支えていくような役割を果たすべく、尽力してまいります。

土居 将之
奥羽自慢株式会社 取締役 / 商品企画・営業・マーケティング担当
(楯の川酒造株式会社 経営企画室 ブランドマネージャー兼務)

【略歴】
東京大学農学部部卒。2018年に株式会社博報堂へ入社。ストラテジックプランナーとして日系大手車メーカーの商品コンセプト開発・販売戦略立案の他、食品メーカーのSDGsアクション開発、自社事業の都市農園事業のコンセプト開発に関与。2021年10月、楯の川酒造入社。ブランドマネージャーとして全社のブランド戦略を統括。新ブランド「SAKERISE」「涅槃」の立ち上げ、「ヨー子 レモン」など新商品開発に従事。 

【コメント】
地域の風土、伝統の技術、人々の想いの結晶である「文化としての酒」に魅せられ、この業界に足を踏み入れました。そして、楯の川酒造に入社してからの1年間、山形・庄内が持つたくさんの魅力に出会い、この地域の素晴らしさをお酒を通して多くの人に届けたいと、一層強く感じております。
一方、「お酒を飲むのが当たり前」という時代は終わりつつあり、「お酒の価値の再定義」が酒類業界には求められています。若手醸造責任者の現代的な感性をもとに、日本酒「吾有事」とワイン・シードル「HOCCA」の両方を醸す、奥羽自慢にしか届けることができないお酒の味わいや体験を、蔵人一丸となって追い求めてまいります。

  

■奥羽自慢株式会社 会社概要
会社名:奥羽自慢株式会社 所在地:山形県鶴岡市上山添字神明前123番地
代表者:佐藤淳平 創業:1724年(享保9年)
公式HP:https://oujiman.com/
公式オンラインショップ:https://hocca.stores.jp/
事業内容:酒類等製造販売(日本酒「吾有事」「奥羽自慢」、ワイン・リキュール「HOCCA」)

■楯の川酒造株式会社 会社概要
会社名:楯の川酒造株式会社    所在地:山形県酒田市山楯字清水田27番地
代表者:佐藤淳平(六代目蔵元)    創業:天保三年(1832年)
公式HP:https://tatenokawa.com/ja/sake/
公式オンラインショップ:https://shop.tatenokawa.com/
公式Twitter:@tatenokawa  公式Instagram:@tatenokawa_sake  公式LINE:楯の川酒造
事業内容:酒類等製造販売(日本酒「楯野川」、焼酎・リキュール「子宝」、リキュール「ホームランまっこり」)
 

今、あなたにオススメ