アメリカンピーナッツ協会のプレスリリース
~9月25日は「Global Goals Day」持続可能な社会に貢献するピーナッツ~
ピーナッツの収穫
日本では、ピーナッツの収穫は9月初旬から始まり、11月に最盛期を迎えます。また、ピーナッツの主要生産国であるアメリカでもピーナッツの収穫が始まっています。アメリカでの収穫開始について、当協会のPresident&CEOのリチャード・オーウェンは、以下のようにコメントを発表しています。
『2022年のピーナッツの収穫が近づいています。実のところ、フロリダ州ではすでに始まっており、まもなくジョージア州、アラバマ州、その他のピーナッツベルトへと移っていくでしょう。作物の報告は、収穫されている実際の作物を予想と比較し、より詳細な分析が行われています。1年のこの時期はあらゆる計画や勤労が実を結ぶ時であり、それが農場だけでなく、ピーナッツのサプライチェーンのさまざまな部分で働く何千もの人々の生計を支えているのです。これから始まる数ヶ月の収穫と同じく、すぐれた計画と少しばかりの幸運が、思い通りの結果を生み出すに違いないと、私たちは希望を持っています。APCは生産を取り巻く様々な問題に真正面から取り組んでまいります。当協会はすべてのサプライチェーンを支えるピーナッツ産業の発展に引き続き尽力してまいります。』
2022年9月16日から9月25日の「GLOBAL GOALS WEEK(SDGs週間)」があります。SDGsが国連サミットにて採択された9月25日の「Global Goals Day」を含む、国連総会会期中に合わせた約一週間は、持続可能な開発目標に向けた行動・認識などを高める週間とされています。
ピーナッツは、持続可能な社会への貢献を果たしている食材です。ピーナッツは、他の食材と比べても、低量の水資源で育ち、環境負荷の少ない食材です。ピーナッツを約28g(手のひらいっぱい分)育てるために必要な水の量は約17.8Lと他作物と比べても、大変低量です。そのため、水資源が少ない国や地域でも育てることができ、最近ではインドや東南アジアでも生産が伸びています。また、マメ科のため、独自に窒素を生成し、土壌の中に非常に健康的なシステムを作り出すため、他の作物にとっても大変重要な役割を担っています。加えて、ピーナッツは栄養価が極めて高いため、開発途上国では、子どもや高齢者の栄養治療食としても用いられています。
以上のように、ピーナッツは様々な面から持続可能な社会の実現に役立っています。
これから収穫が本格化するピーナッツにぜひ関心を寄せて頂き、SDGsについて考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
◆アメリカンピーナッツ協会(APC)について
アメリカンピーナッツ協会は、米国のピーナッツ産業の長期的成長を支援するため設立されました。米国産ピーナッツの品質管理や国際的な消費促進、生産・加工に関する研究促進を使命として、国内外でのマーケティング、PR活動、顧客サービス、研究を主な活動としています。
Webサイト: https://peanutsusa.jp/
Facebook : https://www.facebook.com/peanutusajapan/
Instagram: @american_peanut_japan