2022年ヴィンテージ、暑さと干ばつにより低い収穫量も、品質は良好

Inter Beaujolaisのプレスリリース

・ボジョレー成熟ネットワークは、2022年ヴィンテージ成熟レポートを発表
・ボジョレーワイン委員会の日本公式HPとインスタグラム・アカウントがオープン!

2022年は、熱波、日照、極度の乾燥が特徴である。とても暑く、日照に恵まれた5月の後、6月の気象条件はがらりと変わり、とても雨が多かった。その後7月と8月初めには再び高温が長く続いた。この長く続いた暑さと乾燥が、現在の少なく、区画ごとにばらつきのある収穫量の原因である。

しかし、乾燥して日照に恵まれたことで、ぶどう畑は病害から守られた。2022年のぶどう畑の衛生状態は、素晴らしく良いままである。

全体的に現在のところ、業界は、収穫量が少なくなると見ている。これは、6月に400haに被害を与えた局地的な雹と、熱波と乾燥のためである。収穫量は、過去5年平均に対して約23 %減少すると見られる。

この数週間の天候条件は、ぶどうの量に影響したが、品質には影響していない。ボジョレーでは大半の収穫は手摘みで行われるので、およそ1ヵ月の間、25,000人の収穫者が、ぶどう畑の畝で働く。ガメイ/Gamayとシャルドネ/Chardonnayは、このようにして収穫され、多様なスタイルのボジョレー/ Beaujolais、ボジョレー・ヴィラージュ/ Beaujolais Villages、そしてクリュ・デュ・ボジョレー/ crus du Beaujolaisが生まれる。
(8月16日付熟成レポート)

■ ボジョレーワインの日本公式HP、インスタ・アカウントがオープン!

ボジョレーワイン委員会では、ボジョレーワインPressと題し、ボジョレーワインを、1年を通して気軽に楽しんでもらうための公式ホームページとインスタグラム・アカウントをオープンしました。

日本では、ボジョレー・ヌーヴォーで知られるボジョレーワインですが、実は12のAOC認定地域 (Applélation d’Origine Contrôlée) があり、1年を通して、その豊かな味わいを楽しめるワインであることをご存じでしたでしょうか。

フランス南東部、ブルゴーニュ地方の最南部に位置するボジョレー地域では、村ごとに土壌の地質がバラエティに富み、それぞれの特徴がワインの味わいにも反映されています。赤ワインだけではなく、ロゼや白ワインの生産も拡大していて、日常の様々なシーンや食事に合わせて気軽に楽しんでいただけます。

ボジョレーワインPressを通じて、それぞれのワインの特徴や料理とのペアリング、ボジョレーワインの取り組みなど、“ボジョレーの今”をぜひ体験してみてください。

ボジョレーワインPress
HP: https://beaujolais-wines.jp / Instagram: @beaujolaiswines_jp

◆ボジョレーワインについて
リヨンとブルゴーニュの南の間に位置するボジョレーのブドウ畑は、14,500ヘクタールに12のボジョレー・アペラシオンを有し、2,000以上のドメーヌ、9つの協同組合醸造所、200以上のネゴシアンが存在します。ボジョレーの12のアペラシオンは、パーティーのワイン、個性豊かなワイン、特別なワインなど、その表現に特徴があります。北部のブルイィ(Brouilly)、シェナ(Chénas)、シルーブル(Chiroubles)、コート・ド・ブルイィ(Côte de Brouilly)、フルーリー(Fleurie)、ジュリエナ(Juliénas)、モルゴン(Morgon)、ムーラン・ナ・ヴァン(Moulin-à-Vent)、レニエ(Régnié)、サン・タムール(Saint-Amour)は100%赤のクリュです。南部のボジョレーとボジョレー・ヴィラージュは、赤・白・ロゼすべてとボジョレー・ヌーヴォーを造っています。

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