日本リカー株式会社のプレスリリース
日本リカー株式会社（本社：東京、代表取締役社長：斎藤 富明）が取り扱うシャンパーニュブランド「パイパー・エドシック」「シャルル・エドシック」「レア・シャンパーニュ」が企業の社会的・環境的影響を評価するB Corpの認証を取得しました。
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社会にも人にも『良い会社』を測定するB Corp
B corporation（Bコーポレーション、以下 B Corp）は、アメリカの非営利団体B Labによる国際認証制度です。B Labが定義した200以上の質問に基づき、製品、サービスだけでなく、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境など、各ブランドの社会・環境への影響を評価するもので、取得が最も困難なものとして知られている認証の一つです。
シャンパーニュで初めてとなるB Corp認証取得
ラグジュアリーブランドを数多く所有する家族経営のEPIグループ傘下である３つのシャンパーニュ・メゾン、「パイパー・エドシック」「シャルル・エドシック」「レア・シャンパーニュ」は当認証で91.9点を獲得し、シャンパーニュで初めてとなるB Corp認証を取得しました。
３つのメゾンおよびEPIグループのワイン・シャンパーニュ部門のCEOであるダミアン・ラフォリは、今回のB Corp認証取得に当たり、次のようにコメントしました。
「私たちはビジネスを善の力として活用し、すべての人、コミュニティ、そして地球の利益のために世界経済の変革を牽引するこのコミュニティに参加できることを大変誇りに思います。私たちは、シャンパーニュ地方で初めてB Corpの認証を取得しました。包括的で公平かつ再生可能な経済システムを目指すというB Labのビジョンに全面的に賛同しています。私たちの取組みが、シャンパーニュ地域全体に、こうした社会や環境への問題への取組みを考えるきっかけになることを願っています。」
社会や環境への問題への取組みをリードするメゾンに
この認証の取得により、シャンパーニュ地方を代表する3つのメゾンは、社会・環境問題への取組みをより一層強化することになります。これらの取組みは未来を見据えた目的志向のビジネスモデルへの変革期において、重要なステップとなるでしょう。
B Corp認証取得のためにメゾンが行っている具体的な取組みは、以下のようなものがあります。
・パリ協定に基づき、二酸化炭素の排出量を削減する。
・2025 年までに エネルギー使用40％減を掲げ、製造過程における化石燃料の使用を完全に排除し、再生可能エネルギーによる電力を100％使用する。
・2030 年までにサプライヤーを100％欧州に移管する。
・自社畑において除草剤や殺虫剤、CMR（発がん性、遺伝毒性、生殖毒性）製品といった化学薬品の使用をゼロにし、有機農法による栽培で畑での生物の多様性を促進させる。
・2025年までに、パートナーであるブドウ栽培農家にVDC（Viticulture Durable en Champagne シャンパーニュにおける持続可能なブドウ栽培）への転換を支援する。
・従業員一人一人に持続可能な業務目標を導入し、会社のすべての部門、すべてのレベルにおいて業務の効率化を加速させる。
・ジェンダー平等を実現するための継続的な取組み。
・新卒者の就職支援団体のサポート、多様なバックグラウンドを持つ若い人材の採用、企業内すべての従業員が仕事に参画する機会を持ち、それぞれの能力や経験、考え方などが認められ活かされる状態を奨励する。
ABOUT PIPER－HEIDSIECK
パイパー・エドシックは、EPIグループの傘下であるPH-CH社が所有するシャンパーニュブランドの１つで、1785年創業のランスに本拠を構えるシャンパーニュ・メゾンです。映画界との繋がりが深く、これまでに数多くの国際映画祭をサポートしています。インターナショナル・ワイン・チャレンジでは、「スパークリングワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」を8回受賞しており、今世紀で同賞を最も獲得しています。
ABOUT CHARLES HEIDSIECK
シャンパーニュ シャルル・エドシックは、類いまれなカリスマ性をもった創業者シャルル＝カミーユ・エドシックによって1851年に創立されたブティック・シャンパーニュ・メゾン、石灰質の地下セラー「クレイエール」における長期熟成と比類なき品質の追求による唯一無二のスタイルを誇ります。王室や著名人に愛された輝かしい歴史の中で、数多くの賞を授与され国際的に高い評価を得ています。
ABOUT RARE CHAMPAGNE
1785年創業、2018年にパイパー・エドシックから独立したプレスティージュ・シャンパーニュ・ブランド。約半世紀でわずか12キュヴェしかリリースされていない、まさにレアなシャンパーニュです。
フランス王妃マリー・アントワネットへ献上したことを記念し、宝石を施され誕生した歴史から、王妃へのオマージュとして黄金色に輝くティアラをまとっています。パリのハイジュエラー、ヴァン クリーフ＆アーペルやメレリオとコラボレーションをした限定コレクション・ボトルを発表するなど『シャンパーニュの宝石』とも呼ばれ、気高く、革命的な挑戦を続けています。