『異彩のアート×クラフトビール』岩手から全国へ。本日より「CAMPFIRE」にてクラウドファンディング開始!

MOON-X株式会社のプレスリリース

「JAPAN BRANDSと人の発射台となる」をミッションにかかげるMOON-X株式会社(CEO:⻑⾕川晋/本社:東京都⽬⿊区、以下MOON-X)は、知的障害のある作家が描く「異彩」のアートを様々なモノ・コト・バショに展開し「障害」のイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創造に挑戦する「株式会社ヘラルボニー」(代表:松田崇弥/松田文登、本社:岩手県盛岡市 以下:ヘラルボニー)と、ヨーロッパの伝統的なビール文化を尊重し、手造りの本格ビールを造る「株式会社ベアレン醸造所」(代表:嶌田洋一、本社:岩手県盛岡市 以下:ベアレン)とともに『異彩のアート×クラフトビール』のギフトのクラウドファンディングを2022年9月22日より「CAMPFIRE」にて開始しました。

「CAMPFIRE」公開URL:https://camp-fire.jp/projects/view/625020

 

コラボの背景:『異彩のアート×クラフトビール』みんなが楽しめるギフトを岩手から全国へ届けたい。
敬老の日やお歳暮、バレンタインなどギフトを送る機会が増えてくる1年の下半期ですが、特にビールをお歳暮として贈る方は非常に多く、年末の人気ギフト第2位* にランクインしています。ビールを通じて人と人がつながり、楽しい時間や空間をつくりだすこと、そして贈り物という文化的な習慣の選択肢になることで、これまで知的障害のある人や彼らのアート作品に全く触れなかった人にも知的障害があるからこそ描くことができるアートの世界観、いわば「異彩」をヘラルボニーおよびベアレンの2社の拠点である岩手県から全国へ輪を広げ作り手も、障害のある作家も、贈る人も、もらう人も、みんなが楽しめるギフトを作りたいとの想いでスタートしました。
*ベストプレゼント https://bestpresent.jp/oseibo/

新たな価値観を創造する、ヘラルボニー作家が描き出す”異彩”のアート
岩手県盛岡市に本社を構える株式会社ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。日本全国の知的障害のある作家・福祉施設と契約を結び、アート作品を社会に届けるさまざまな事業を展開。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指しています。
知的障害のある作家が描くエネルギーにあふれたアートをギフトとすることで、購入者自身だけでなく、贈る相手の方にも、新たな価値観や可能性に触れるきっかけが循環していくシステムを生み出していきたいと考えています。
今回、ビールのラベルには、岩手県花巻市の「るんびにい美術館」のアトリエに在籍する岩手県出身の作家、小林覚氏の「Let it be」と「雨ニモマケズ風ニモマケズ」の2作品をデザインに起用しています。また、リターン品の関連グッズには、同じくるんびにい美術館の作家である八重樫季良氏の作品がアートコースターやグラウラーなどのデザインに起用されています。

起用作家・作品紹介 ※一部紹介​

作品名:「雨ニモマケズ風ニモマケズ」

 

 

作品名:「Let it be」

 

 

 

作家:小林 覚(Satoru Kobayashi)
在籍:るんびにい美術館(岩手県)

よく見ると、いろいろな数字がつなげて描かれているのがわかる。小林は養護学校中等部の在学中に、日記も作文もすべての文字を独特の形にアレンジして書くようになった。 初め学校の先生も何とか直せないかと苦心したが、やがてこれを魅力的な造形表現ととらえることに切り替える。 これを転機に、彼の表現は多くの人に喜びを与えるアートとして羽ばたき始めた。彼の好きな音楽家はビリー・ジョエル、クイーン、井上陽水、スピッツ、THE BOOM。そして散歩が大好き。
 

 

 

作家:八重樫 季良(Kiyoshi Yaegashi)
在籍:るんびにい美術館(岩手県)

一見抽象的な幾何学パターンを描いたように見える絵だが、それが独自のアレンジによって描かれた建築物だと知ったら多くの人が驚くだろう。 この表現様式を八重樫は子どもの頃、誰に習うことなく独創によって生み出し、以来半世紀余りにわたってこのただ一つのスタイルで創作し続けて来た。その作品数はおそらく数千点に及ぶと思われる。

獲れたてのフレッシュホップを使った特別なビール
同じ岩手県盛岡市に根ざし、手造りの本格ビールで国内外のファンに愛されているベアレンは、岩手を「障害のイメージ変容を実現する」聖地にするためのパートナーとして最高のビールを提供したい、とヘラルボニーの想いに共感し、コラボレーションに至りました。今回お届けするのは、8月に収穫する岩手県雫石町の獲れたてのホップを使い、みずみずしくホップの香りがふんだんに感じられるビールです。通常、ホップは収穫後、乾燥させてペレット化(固形化)しますが、フレッシュホップの場合は収穫後すぐに冷凍保存するため、ホップの豊かな香りをよりストレートに感じることができる特別な一品です。 

より多くの方に楽しんでいただける珍しいノンアルコールの黒ビール
また今回、本ギフトをお酒が苦手な方や飲めない方、障害のある方、ない方などに関わらず、より多くの方に楽しんでいただきたいという想いから、ノンアルコールビールセットもご用意しました。
昨今ノンアルコールビールやアルコール度数が低いビールは増えていますが、一般的にビールテイストを表現するために添加物・保存料をつかうレシピも多いと言われています。今回提供するのはベアレンがこだわりぬいた、麦芽とホップだけで製造した本格的なビールの味わいが楽しめるノンアルコールビールです。

 

 リターン一覧
ビールギフトセットに加え、異彩のアートをもっと楽しんでいただけるグラスやコースタ―、そしてクラウドファンディング限定のアートプレートなどのリターンもご用意しました。詳細はCAMPFIREのページをご確認ください。

 

 

 

 

代表者からのコメント

株式会社ヘラルボニー 代表取締役 松田崇弥/松田文登
自閉症の兄は、ビールを飲んだことが人生で一度もありません。いつも食卓にはお茶かジュースが並んでいます。でも、きっとこのビールなら家族で一緒に乾杯する彩り豊かな景色がみれるはず。
作り手も、作家も。贈る人も、贈られる人も、そして社会も。関わるすべてのひとの大切にしたい想いや価値観が「やさしさ」となって循環するギフトを目指しました。
岩手を、盛岡を「障害のイメージ変容を実現する」聖地にするために。
私たちはこれからも新しい文化体験を創出し、地方都市から世界へとその思想を届けていきます。 

 

 

 

ベアレン醸造所 代表取締役 嶌田洋一
ヘラルボニーの地元での活動には、以前より強くインスパイアされており、過去にもコラボレーションを経験させて頂きましたが、今回の『ビールギフトを通じて、これまで知的障害のある人のアート作品に全く触れなかった多くの人にも、その素晴らしさを届けたい』という熱いメッセージに強く共感しました。
同じく岩手にこだわってビールづくりを続ける私も、岩手盛岡を「障害のイメージ変容を実現する」聖地にするためのパートナーとして最高のビールを提供したいと思っています。
 

 

MOON-X株式会社代表取締役 長谷川晋
弊社アルコールブランド『CRAFTX』では、お客様とブリュワリー(醸造所)との共創を通じて、新しいビール体験を届ける取り組みを展開しています。今回は岩手県盛岡市のブランド「ヘラルボニー」「ベアレン」との共同プロジェクトに参加させていただきました。両社とは前職Facebook(現Meta)の地方創生プロジェクトがきっかけで縁があり、その時から素晴らしい理念に共感し、いつか是非協業したいと思っておりました。想いがつまったビールを一緒にお届けすることができて心より嬉しく思います。

 

▼株式会社ヘラルボニー(https://www.heralbony.jp/)について
創立:2018年
代表者:代表取締役社長 松田 崇弥、代表取締役副社長 松田 文登
概要:ヘラルボニーは「異彩を、 放て。」をミッションに掲げる、福祉実験ユニットです。
日本全国の主に知的な障害のある福祉施設、作家と契約を結び、2,000点を超える高解像度アートデータの著作権管理を軸とするライセンスビジネスをはじめ、作品をファッションやインテリアなどのプロダクトに落とし込む、アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営や、建設現場の仮囲いに作品を転用する「全日本仮囲いアートミュージアム」など、福祉領域の拡張を見据えた多様な事業を展開しています。これらの社会実装を通じて「障害」のイメージ変容と、福祉を起点とした新たな文化の創造を目指します。社名である「ヘラルボニー」は、知的障害のある両代表の兄・松⽥翔太が7歳の頃⾃由帳に記した謎の⾔葉です。「⼀⾒意味がないと思われるものを世の中に新しい価値として創出したい」という意味を込めています。

▼株式会社ベアレン醸造所(https://www.baerenbier.co.jp/)について
創立:2001年
代表者:代表取締役社長 嶌田 洋一
概要:岩手県盛岡市に創業したクラフトビール醸造所。南ドイツで100年前にビール製造に使われていた銅製の仕込み釜をそのまま日本に移設し、ヨーロッパの伝統的なビールスタイルを尊重して本格ビールを製造。また、かつて蒸気機関によって駆動していたというモルトミル(麦芽の粉砕設備)や、本場ヨーロッパでも使われることが少なくなったというクールシップ(麦汁冷却槽)などクラシックな醸造設備を導入。Braumeister資格(VLB)を取得した職人が中心となって製造しており、ビールは流行にとらわれず、日々飲み続けられる味わいながら、贅沢なコクと豊かな余韻にあふれている。ドイツ系定番ビールのほか、フルーツ系ビール、チョコレートビールなど、どの銘柄も味わいに定評がある。

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