味の素株式会社のプレスリリース
味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、大腸の善玉菌までアミノ酸を届けることができる「乳酸菌アミノゼリー」を2022年9月28日(水)より通販サイト限定で新発売します。
この製品には、植物性乳酸菌が1本あたりヨーグルト1L分に相当する(※1) 100億個含まれ、さらに小腸で吸収されにくく大腸の善玉菌まで届くアミノ酸と糖質のダブルの栄養の“届くチカラ”により、健康維持・増進に貢献します。
※1)乳等省令 発酵乳規格(1000万個/ml)を基準とした場合
乳酸菌入り食品市場は約4,000億円、年平均市場成長率は3%(※2)と規模・成長性ともに有望な市場と捉えられており、乳酸菌の菌種や菌数を訴求する製品が多く存在します。一方、乳酸菌やビフィズス菌をはじめとする大腸内の善玉菌には人体同様、アミノ酸と糖質が栄養源として欠かせません。従来、オリゴ糖などを活用して糖質を大腸まで届けることはできましたが、アミノ酸を大腸に届けることに関しては、実用的な知見はありませんでした。このような課題に対し当社は、腸内の善玉菌まで届くアミノ酸源の「ポリグルタミン酸」と糖質源の「ガラクトオリゴ糖」を組み合わせたダブルの栄養の“届くチカラ”を食品に活用するという新しい技術を開発しました。この技術と乳酸菌をかけあわせ、乳酸菌の補給に加えて元来自身の腸内にいる善玉菌にダブルの栄養を届けるという当社独自の特長を有する「乳酸菌アミノゼリー」を発売します。
※2)出典:富士経済「H・Bフーズマーケティング便覧(2022年版)」
「乳酸菌アミノゼリー」は味の素グループ初の乳酸菌食品です。
本品には、アミノ酸の一種であるグルタミン酸をγ(ガンマ)結合させポリマー化(鎖状に繋げること)させた「ポリグルタミン酸」を配合しており、消化酵素に耐性がありアミノ酸を大腸の善玉菌まで届けることができます。アミノ酸を長年研究してきた当社だから実現できた、アミノ酸とオリゴ糖の両方を大腸まで届ける日本初(当社調べ)の技術「Amino DeliveryTM」(※3)で、腸内の善玉菌にアミノ酸を届けます。
すっきりおいしいヨーグルト風味のスティックゼリーで、毎日無理なく続けていただけます。当社の強みである食品とアミノサイエンスを融合させた高付加価値食品です。
※3)ポリグルタミン酸とガラクトオリゴ糖の組み合わせは当社独自配合として関連特許・商標出願済み。
当社は2020-2025中期経営計画において食と健康の課題解決企業をビジョンとして掲げており、この実現に向けて、腸内の善玉菌への栄養補給を毎日おいしく続けていただくことが健康課題を解決する一助となると捉えています。当社の強みである食品とアミノサイエンスの融合をより一層加速させ、健康寿命の延伸に貢献していきます。
「乳酸菌アミノゼリー」の2025年度までの中期的売上目標は、約3億円(消費者購入ベース)です。
1.製品概要
(1)製品名:「乳酸菌アミノゼリー」
(2)特 長:①大腸の善玉菌にアミノ酸と糖質を栄養として届けることができる
②ヨーグルト風味のスティックゼリー
③手軽で持ち運びしやすいアルミスティック
(3)品種・容量:スティック15本入り
(4)価 格:2,423円(税込)
(5)賞味期間:13カ月(常温未開封)
2.発売日:2022年9月28日(水)
3.発売地域:全国(通信販売限定)
4.販売方法:通信販売(味の素ダイレクト社:電話、インターネットなど)
お客様問合せ先:味の素ダイレクト㈱お客様係 フリーダイヤル 0120-324-324
味の素ダイレクト㈱オンラインショップ:https://direct.ajinomoto.co.jp
参 考
味の素グループは、“アミノ酸のはたらき”で食習慣や高齢化に伴う課題を解決し、人々のウェルネスを共創する、食と健康の課題解決企業を目指しています。
私たちは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートメッセージに、アミノ酸が持つ可能性を科学的に追求し、事業を通じて地域や社会とともに新しい価値を創出することで、さらなる成長を実現してまいります。
味の素グループの2021年度の売上高は1兆1,493億円。世界36の国・地域を拠点に置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2022年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jp をご覧ください。