株式会社ぐるなびのプレスリリース
島根県奥出雲町（町長：糸原保）と株式会社ぐるなび（本社：東京都千代⽥区、代表取締役社⻑：杉原章郎 以下、ぐるなび）は、総務省の「地域活性化起業人制度」を活用し、『地域活性化起業人制度による派遣に関する協定書』を2022年9⽉30⽇（金）に締結しました。
本協定に基づき2022年10月1日（土）より「地域活性化起業人」として、ぐるなびの従業員1名を奥出雲町に派遣。派遣社員は、奥出雲町に移住し、奥出雲町の魅力や価値の向上等につながる業務に従事するほか、奥出雲町が取り組む農産物のブランド力強化や観光振興に貢献すべく、ぐるなびが運営する、食を軸とした観光情報サイト「ぐるたび」や「選りすぐりの逸品」を提供するショッピングサイト「ぐるすぐり」をはじめとしたぐるなびの事業インフラやノウハウを総合的に提供していきます。ぐるなびの⾃治体等との連携協定は、本協定で26例⽬、地域活性化起業人派遣については9例目となります。
ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義（PURPOSE）のもと、事業を推進しています。今後も、⾷や観光を通じた地域の活性化を⽇本全国の⾃治体と連携しながら進めていきます。
■「地域活性化起業人派遣制度に関する協定書」
（１）地域の食の魅力、課題等の分析に関すること。
（２）観光コンテンツの制作支援に関すること。
（３）地域で生産・製造される地域産品や商品等の販売支援に関すること。
（４）地域の生産者や飲食店、事業者等との連携に関すること。
（５）その他、食を通じた交流人口・関係人口の創出・拡大の推進に関すること。
（６）情報発信に関すること。
■「地域活性化起業人」派遣期間
2022年10月1日から2025年9月30日まで（予定）
■ 奥出雲町について
奥出雲町は島根県南東部に位置する中山間地域のまち。神話「ヤマタノオロチ退治」の舞台である斐伊川の上流部にあり、日本古来の製鉄法「たたら製鉄」が今もなお世界で唯一操業するまちです。温泉や自然、たたら製鉄の歴史文化を知る資料館など多くの観光資源があり、特産品は仁多米、奥出雲和牛、椎茸、そば、もち、地酒など。「奥出雲たたら製鉄及び棚田の文化的景観」として国の重要文化的景観に選定されており、また、「たたら製鉄に由来する奥出雲の資源循環型農業」として『日本農業遺産』に認定されています。
奥出雲町の人口・世帯数（令和4年8月1日現在）
人口：11,733人 世帯：4,754世帯
<URL> https://www.town.okuizumo.shimane.jp/
地域活性化起業人 派遣従業員プロフィール
株式会社ぐるなび
プロモーション事業部 食と観光企画部 地域振興セクション
ECセールスグループ リーダー 兼 MDグループ リーダー
山脇 聡一郎 （やまわき そういちろう）
＜略歴＞
・2012年～2019年
株式会社ぐるなびに入社。
ECグループに配属され食品会社への新規開拓営業を担当。オリジナル商品として、飲食店と小売店舗を引き合わせた日本酒のペアリング商品などを開発。
・2020年～現在
MDグループとECセールスグループの兼務となり、百貨店への卸しも担当。関西エリアを中心に活動。
＜知識/スキル＞
・ブランディング
カメラマン・WEBデザイナー・パッケージデザイナー・動画クリエーターからなる、フードに特化したクリエーターとともに、 飲食店や小売店が持つ、 “美味しさが伝わらない“という課題を解消するブランディングを実施します。
・商品開発
これまで様々なOEM工場と商品作りをしてきた経験と人脈を活かし、小ロットから商品作りが出来る工場のご紹介、パッケージ屋、デザイナーを紹介します。
・販路開拓
百貨店関係はもちろん、これまでのキャリアで築いた食品卸業界とのリレーションを活用し、様々な卸先を見つけます。
＜自己紹介＞
これまで、食流通分野で様々な経験を積ませて頂きました。その中で日々感じることは、「美味しいだけでは流通しない」ということ。「何故美味しいのか」を深堀りし、「共感し、人に伝えたくなるストーリー作り」、「美味しさが伝わるビジュアル作り」を行い、食で多くの人が笑顔になってもらえるような活動を奥出雲町の産品を通して出来ればと考えています。
■ 株式会社ぐるなび概要
1996年に飲食店情報サイト「ぐるなび」を開設。詳細なメニュー情報や今日のおすすめ情報等を事前に確認してから飲食店に行くという外食のスタイルを定着させました。現在ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義（PURPOSE）のもと、「飲食店経営サポート企業」としてさらなるサービスの拡充を図っています。
<URL> https://www.gnavi.co.jp/
参考資料
■ ぐるなびの地域連携協定（自治体および団体）