「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」が推進するカカオ産業における児童労働の撤廃について賛同し「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」への支持を表明

森永製菓株式会社のプレスリリース

森永製菓株式会社(東京都港区芝 代表取締役社長・太田 栄二郎)は、国際協力機構(JICA)が事務局を務める「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム※1」が推進しているカカオ産業における児童労働の撤廃について賛同し、「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」への支持を表明したことをお知らせいたします。

「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」は、持続可能なカカオ産業の実現を目標に、農家の貧困や森林破壊、児童労働などのカカオ産業の抱える課題の解決に向け、多様な関係者が共創・協働するための「場」を提供しており、業界団体、食品メーカー、商社、NGO、コンサルティング企業など48団体、94個人が参加しています(2022年9月30日時点)。その中で、特に児童労働の問題の解決を目指す企業やNGOが中心となって策定した「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション※2」は、カカオ産業に関連する企業が、ビジネスと人権に関する主要課題の一つである児童労働に関するリスクを把握、予防、軽減するための実務的なガイダンスとして活用することで、サプライチェーンにおける人権尊重の具体的な取組を推進するものです。

森永製菓グループは、持続可能な社会への貢献と当社グループの持続的成長を目指し、サステナブル経営を推進しています。その中で、当社グループのマテリアリティのひとつである「持続可能なバリューチェーンの実現」に向けた取り組みの一環として、2025年度までに国内の森永製菓商品に使用するカカオ豆を100%持続可能な原料に切り替えることを目指しています。また、2008年より国際協力NGOと連携し、カカオ生産国の子どもたちの教育支援やカカオ農家の自立支援のための商品売上連動型プロモーション「1チョコ for1スマイルキャンペーン※3」を続けています。カカオ生産国における児童労働の問題への対応をさらに推進すべく、「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」の一員として、ステークホルダーとの協働を通し、課題解決に向けて取り組んでまいります。

今後も、当社グループは、地球環境に配慮しながらお客様や社会への価値提供を行い、社会課題の解決に取り組むことで、持続可能な社会に貢献してまいります。

※1 「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」Webサイト
https://www.jica.go.jp/activities/issues/governance/platform/index.html
※2 「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」資料
https://www.jica.go.jp/press/2022/glkrjk0000007uly-att/action.pdf
※3 「1チョコレート for 1スマイル」Webサイト(https://www.morinaga.co.jp/1choco-1smile/

今、あなたにオススメ