木内酒造株式会社のプレスリリース
木内酒造(茨城県那珂市)は、ロシアによるウクライナ侵攻で中断していた、ウクライナへの常陸野ネストビールの輸出を10月中旬から下旬にかけて再開いたします。
弊社では、2019年よりウクライナにおいて、現地代理店(WINE BUREAU LLC社)を通して常陸野ネストビールを販売しており、昨年まで、年間に2~3回の輸出を行い、多くのクラフトビールファンに愛飲されておりました。
ロシアによるウクライナ侵攻が始まる前の2021年12月29日に東京港を出荷したコンテナは、2022年1月末日に首都キーウのWINE BUREAU LLC社の倉庫に到着するも、ロシアよる砲煙に焼け落ち、すべて焼失してしまいました。それ以降、今日に至るまで、ウクライナに向けての常陸野ネストビールの輸出ができない状況が続いておりました。
このような状況下でも、弊社のパートナーは、戦禍の中も自社の倉庫でパンを焼き戦場に送り、直営店舗でフリーの食を提供しておりました。
そしてこの度、ポーランドを経由しての、弊社商品の輸送の道が開けたため、再度弊社のビールを輸出する段取りができました。常陸野ネストビールのウクライナ向けへの輸出を再開いたします。再開の第1便となる10月出荷分は、1月末の焼失分を考慮し、無償での提供となります。
- ウクライナへの輸出再開の第1便
出荷時期
2022年10月中旬から下旬(ウクライナ現地への納品時期 12月中に到着予定)
出荷量
130ケース(常陸野ネストビール ボトル、缶を含む8種)
- ウクライナ現地代理店
WINE BUREAU LLC社
01021, Kiev, 9 Mechnikova Str.,
Tel:(044) 390-79-62
Web:https://winebureau.ua/en/