株式会社ボーダレス・ジャパンのプレスリリース
有機農家のマーケティングプロデュースを通して、日本の食料自給力の向上を目指すタベモノガタリ株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表:竹下友里絵)は、10月29日より、かかりつけ農家が見つかるエシカルファーマー(※)の農産物定期便「タベモノガタリ」(以下、本サービス)を開始いたします。
URL:https://tabemonogatari.life/
Instagram:https://www.instagram.com/takeshitayurie/
※エシカルファーマー:有機・自然栽培の農家、動物福祉に取り組む放牧・平飼い畜産農家
本サービスは、 代表竹下が産地を直接訪問し、独自に設けた厳しい条件をクリアしていることが確認された農畜産物のみを、消費者へ農家直送でお届けするオンラインの定期購入サービスです。選定基準には、味や生産過程が環境に配慮されているかどうかなどが含まれています。
消費者はサイトを訪問し、それぞれの生産者の特色(生産方法、こだわり等)から好みの農家を選び、発注を行います。加えて、生産者と消費者は本サービスで用意している専用SNSでつながることができ、消費者は自分の食べている野菜の生産者のことをよく知ることができ、また、生産者にとっても、直接消費者の顔をみることができる貴重な機会となります。
●サービス開始の背景
昨今、野菜の産地直送サービスは珍しくなくなってきましたが、その一方で、都市部に住む消費者にとっては、送られてくる見たことがない野菜の食べ方に困り、品質の良し悪しも判断できず、安心できる野菜は購入したいが定期便は解約するというミスマッチが生じています。本サービスでは安心できる食材を選びたい消費者、環境のことを想い生産をする農家、双方をつなぐことで、将来の日本の自給率の向上を目指してまいります。
●タベモノガタリが提案する「かかりつけ農家」のメリット
1.本当の意味で安心な農産物を食べられる
有機野菜と表記されていても農薬を使用している場合もあります。誰がどのように栽培したかが明確なため、安心を実現します。
2.有機野菜を値ごろに購入できる
需要と供給の関係から一般流通にのせると高くなりがちな有機野菜も、農家から直接購入すると比較的リーズナブルな価格で購入できます。
3.農家と繋がりながら野菜をいただくことで食卓が豊かになる
おいしい野菜を食べるだけではなく、作った背景や農家のストーリーも楽しむことで食卓が豊かになります。
●サービス概要
・サービス名:タベモノガタリ https://tabemonogatari.life/
・一般公開:2022年10月29日(土)
・登録農家数:4軒(2022年10月現在)
2023年2月までに登録農家10軒、登録ユーザー数500名を目指します。
〇代表 竹下友里絵について
神戸大学農学部食料環境システム学科食料環境経済学コース卒業。2019年大学卒業と同時にタベモノガタリ株式会社を創業し、以来小規模農家の農産物流通に携わる。事業経営の他に、消費者に食の大切さや農業の課題を伝える講演活動も積極的に実施。みらいキャンパス(ベネッセ)講師、兵庫県議会農政常任委員会 特別テーマに関する講演会講師など、中学・高校を含め講演回数は50回を超える。これまでに産地訪問は150回以上、訪問した農家は50軒を超え、2021年には関西財界セミナー賞輝く女性賞を受賞。また環境省がとりまとめる「環境ビジネスの先進事例集」にもタベモノガタリのビジネスモデルが選出された。
〇タベモノガタリ株式会社について
2019年2月創業。神戸を中心とした地産地消の「八百屋のタケシタ」を立ち上げ、神戸市営地下鉄駅構内やスーパーの産直コーナーの運営を通して規格外野菜のフードロス削減に取り組む。その後、2021年12月に小規模有機農家の所得向上を目的に事業転換。2022年10月にエシカルファーマーの農産物定期便「タベモノガタリ」を開始。サービスリリース前のクラウドファンディングでは192箱の野菜セットを販売し、目標金額の約2倍を達成した。
※タベモノガタリ株式会社は、社会起業家のプラットフォームカンパニーである株式会社ボーダレス・ジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:田口一成)のグループです。