味の素株式会社のプレスリリース
フードロス削減取り組みの普及に向けたきっかけづくりの場を企画、社員の意識向上を図ります
味の素株式会社(社⻑:藤江 太郎 本社:東京都中央区)では、当社のフードロス削減ブランドサイト「TOO GOOD TO WASTE〜捨てたもんじゃない!〜」(https://bit.ly/parkajinomoto-tgtw-initiative1019)で公開しているフードロス削減メニューの⼀部を、⾷品ロス削減⽉間に合わせ、10⽉24〜28⽇の1週間限定で約1100人の社員が在籍する味の素㈱本社の社員⾷堂で提供します。
この取り組みにより、社員それぞれのフードロス削減活動に対する意識がさらに向上することを⽬指します。そして、社員⼀⼈ひとりが⽣活者として、家族など⾝近な⼈とフードロス削減に関するアイデアを共有し、実践することで、事業を通じた社会課題の解決へ繋げていくきっかけになることを期待します。
■⾷品ロス削減⽉間に合わせて社員⾷堂でTGTWメニューを提供する狙い
①社員⼀⼈ひとりにフードロス削減取り組みを広く知ってもらうこと
1つ⽬の狙いは、TGTWの取り組みを“知ってもらう”ことです。10⽉24〜28⽇の期間、社員⾷堂ではTGTWのフードロス削減メニューを提供するだけでなく、フードロス削減に関するパネルやポスターなどの展⽰も予定しています。
②TGTWメニュー実践による、家庭でのフードロス削減
2つ⽬の狙いは、社員⾷堂でTGTWメニューを知って、食べて、各家庭でも調理してもらうことです。
今回、提供するメニューとしては、⾷材を使い切ることができる「⽪ごといただく!かぶ丸ごと使い切りスープ」や「大根ほんだし☆コロコロスナック」などを予定しています。
<⽪ごといただく!かぶ丸ごと使い切りスープ>
<大根「ほんだし」☆ころころスナック>
社員⾷堂で提供予定のTGTWレシピは、「TOO GOOD TO WASTE〜捨てたもんじゃない!〜」のサイトからご覧いただけます。
https://bit.ly/parkajinomoto-tgtw-initiative1019
【担当者からのコメント】
サステナビリティ推進部のフードロス担当をしてから約1年ですが、フードロス削減に向けた様々な検討を進める上で、フードロスは実は「⾷べ物がもったいない」だけではなく、飢餓や地球温暖化、水資源の枯渇や、児童労働などの人権問題など、さまざまな社会課題・環境課題につながっている重要かつ複雑なテーマであると実感しております。
ただ、フードロスは「食料を無駄にしてはいけない」という意識がまだまだ強いのも事実です。今回の活動が社員にフードロスについて考え、実践し、さらには日々の生活や業務に活かすきっかけになれば、⾷品会社として⾮常に意義のあることだと感じています。
<味の素㈱サステナビリティ推進部 遠藤 清佳>
■味の素グループのフードロス削減活動について
フードロスとは、本来は⾷べられるにも関わらず、捨てられてしまう⾷材のことです。⽇本におけるフードロス発生量は、「毎日1⼈あたりお茶碗1杯分」に相当する約522万トンで、そのうちの半数が家庭内で発⽣すると⾔われています。
味の素グループではフードロス削減に向けた取り組みとして、「おいしさの⻑持ち、廃棄削減に役⽴つ製品開発」や「サプライヤー連携による品質と⽣産性の向上」、「素材を活かしきる製造の促進」などを⾏っています。
また、⽣活者のみなさまに対しても、「フードロス削減を習慣化するコツ」や「まとめ購⼊した⾷材の保存/有効活⽤法の紹介」、「余り⾷材/過剰除去される⾷材の活⽤レシピの提供」を、「TOO GOOD TO WASTE〜捨てたもんじゃない!〜」サイトにて発信しています。
◎旗印は「TOO GOOD TO WASTE~捨てたもんじゃない!~」
味の素グループは、フードロス削減に向けた取り組みを推進するために、今年新たに「TOO GOOD TO WASTE〜捨てたもんじゃない!〜」というスローガンとロゴを決定し、活動の旗印としています。
●2022年8月8日付プレスリリース
フードロス削減取り組み推進に向けたスローガンとロゴを新たに決定
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000100.000059753.html
■味の素グループにおけるフードロス削減活動の展望
① 各事業所にも同様の活動を展開
今回のように社員⾷堂でフードロス削減メニューを提供し、従業員のフードロス問題について考え、実践するきっかけづくりを⾏っていく活動を、味の素グループの各営業所や事業所にも展開したいと考えています。
② 社内だけでなく社外にも様々な情報を発信
もちろん「TOO GOOD TO WASTE〜捨てたもんじゃない!〜」サイトを通じて、社外に向けて弊社のフードロス削減につながる情報もさらに積極的に発信し、フードロス削減活動が社会全体の大きなムーブメントになるよう、これからも尽⼒していきます。
◎味の素グループのフードロス削減への想い
私たち味の素グループは、限られた⾷資源を無駄にしないだけでなく、「さらに価値を⽣み出すこと」をフードロス削減の意義としています。製品をつくり、お店に並べるところまでにとどまらず、⾷卓でも、調理や⾷べ⽅をちょっと⼯夫して、毎⽇のおいしい⾷を楽しみながら、環境に配慮した活動を無理なく継続していただけるような情報発信を⽬指します。
■「AJINOMOTO PARK」について
「いつも生活の中心にある“食”を通じて毎日を明るく、楽しく」をコンセプトとする「AJINOMOTO PARK」では、毎日のおいしいをつくるレシピを中心に、食べることの様々な楽しさを“もっと”お届けしていきたいと思っています。新たな発見をする楽しさや、毎日の生活に生かせる楽しさ、新しい体験をする楽しさなど、たくさんの「こんな楽しさあったんだ!」が感じられるように、みなさまの声を聞きながら、様々な食の体験を追求していきます。
「AJINOMOTO PARK」たべる楽しさを、もっと。
https://bit.ly/parkajinomoto-aptop1019
【本リリースに関するお問い合わせ先】
「AJINOMOTO PARK」:https://contact-park.ajinomoto.co.jp/form/pub/contact/0001