氷点下で約20年眠り続けた熟成日本酒「FRESH VINTAGE the epic」の一般販売を開始

• 「FRESH VINTAGE the epic」とは  

​■「FRESH VINTAGE」シリーズとは
「FRESH VINTAGE」は、しぼりたてそのままの日本酒を－5℃の氷点下の中で長期間熟成することによって誕生した、“ビンテージなのにフレッシュ”という相反する新しい味わいが特徴の日本酒シリーズです。

■「FRESH VINTAGE the epic」とは
「FRESH VINTAGE the epic」は、まだお酒の熟成という概念も浸透していなかった2002年に、「氷点貯蔵庫」を活かした酒造りをしたいという思いからスタートした、「FRESH VINTAGE」シリーズの始まりの1本です。
出来たばかりの日本酒を、-5℃の氷点下で20年もの間ゆっくりと静かに熟成を重ねることで、造りたてのみずみずさを残しながら、積み重ねてきた時の厚みを感じさせる、神秘的な味わいの1本です。

 

• 「FRESH VINTAGE the epic」の魅力

■「FRESH VINTAGE」はじまりの1本
1978年、「中野酒造（現中野BC）」では当時の日本では珍しかった「氷点貯蔵庫」をいち早く導入しました。その後、まだお酒の熟成という概念があまり浸透していなかった2002年に、「この貯蔵蔵を活かした酒造りをしたい」という思いから「FRESH VINTAGE」シリーズが始まりました。その時に貯蔵したお酒が「FRESH VINTAGE the epic」です。

■約20年で積み重なった奥深い香味と静かな余韻
「ビンテージだけどフレッシュ」な味わいの始まりの1本です。氷点下でフレッシュなままゆっくりと20年間熟成が進むことで、深みのある上品な香りと、きめ細やかな旨味の日本酒が完成しました。舌に触れた瞬間に膨大な量の香りと味わいがあふれだします。あまりにも複雑に五感を刺激しながらも上品にまとまるその香味は、シリーズの中でも最も奥深く、最後には心地よい静かな余韻までも楽しませてくれる、まさに物語を築き上げた至高の1本です。

■紀州の土地とともに築いた氷点下での熟成技術
酒蔵のある紀州は、温暖な気候の地域です。その気候が影響し、夏を越すとお酒が過熟状態となり、色付きや味わいに重みが出ることに先代は悩んでいました。そんな中、蔵の温度を一定に保つための方法として選んだのは、当時では珍しい氷点貯蔵庫の導入でした。お酒造りに対する愚直なまでの熱意、そして「氷点下での熟成技術」を活かし、蔵人たちのチャレンジ精神とともに「FRESH VINTAGE」は磨きあげられました。

• 「FRESH VINTAGE the epic」の味わい  

・香り
焦がしたカラメルのような香りから、芳ばしい熟成香、香木や甘やかな蜜のような香りが印象的です。多彩な香りが複雑に絡み合い、最後にポッと若草のような初々しい香りが余韻として残ります。
・味わい
フレッシュな透明感のある味わいが口の中を通り抜けます。口の中で転がすうちに広がるのは重厚感ある蜜の甘さ、心地よいビターなテイストなど彩り豊かな味わいが花を咲かせ、飽きることなく五味を刺激します。
・温度帯
はじめはよく冷えた「0℃〜５℃」で、徐々に花開く風味をお楽しみください。そのあとは「40℃〜50℃」のお燗にしていただくのもおすすめです。奥底に閉じ込められた香味までが一気に口内に押し寄せます。
・ペアリング
豊かな香りや余韻に合わせて、燻製料理などと合わせてみてください。サーモンの冷燻や生ハム、コンテチーズと合わせると、風味がより一層膨らんで感じられます。

• 「FRESH VINTAGE the epic」特設サイトがOPEN

「FRESH VINTAGE the epic」の特設ページが2022年9月28日（水）17:00よりオープンしました。約20年の時を経て誕生した希少なお酒を、数量限定でご購入いただけます。
特設サイトはこちら：https://kurand.jp/pages/freshvintage-epic

• 商品詳細

◯品目：日本酒
◯製造年度：2002年
◯原材料：米、米麹、醸造アルコール
◯販売価格：110,000円（税込）
◯内容量：720ml
◯アルコール度数：17度
◯製造元：中野BC（和歌山県）

• 「KURAND」について

KURANDは、お酒と出会う楽しさを提供する、お酒のオンラインストアです。「すてきなお酒との出会いが次々に。」をコンセプトに、全国各地の小さな酒蔵がこだわり抜いて造る、ここでしか出会えない日本酒をはじめ、梅酒や果実酒、クラフトビールやワインなどをオンラインストアで販売しています。

＜KURAND＞　https://kurand.jp