英国のロールスロイス&ベントレー愛好者クラブのアートブックに”九州のMiso”が掲載

早川しょうゆみそ株式会社のプレスリリース

みそやしょうゆなど発酵食品製造を行なっている宮崎県の老舗企業「早川しょうゆみそ株式会社」(代表取締役社長:早川洋、宮崎県都城市西町3732番地)が2022年10月に英国、ロンドンで開催されたエリザベス女王即位70周年を記念したアートブック「Strive for Perfection: The Platinum Jubilee Edition」のオフィシャルパートナーとして選出され、招待を受けた。
選出理由となった新商品の粉末みそ「umami・so」は、百年企業の若手後継者が開発。本イベントに向けて「伝統と革新」をテーマにチームを編成し、発酵食の新しいカタチを現地で紹介した。

2022年10月7日にイギリス、ロンドン(会場:JWマリオット・グロブナーハウス・ロンドン)にてアートブック「Strive for Perfection: The Platinum Jubilee Edition」出版イベントが開催された。
これはロールスルイス&ベントレー愛好者クラブ(RREC)の協力により開催されたイベントとなっており、早川しょうゆみそ株式会社はオフィシャルパートナーとして招待された。

 

アートブック Strive for Perfection The Platinum Jubilee Edition 現地撮影

 

  • 高級ブランドのアートブック:Strive for Perfection

本アートブックにはオフィシャルパートナーとして世界のラグジュアリーブランド100社が選定され、紹介されている。食品のみならず、宝石や時計、家具など多彩なジャンルがリスト化されているアートブックであり、早川しょうゆみそ株式会社は「世界で最も優れた食品・飲料のひとつ」として選定された。
早川しょうゆみそ株式会社については主に130年以上の歴史、継承されている技術、九州エリア特有の食文化などが紹介されている。その中で食品業界のロールスロイスのようだと評価を受けた「伝統」を守りながら「革新」に挑戦している事業「粉末みそ」も同様に記載されているかたちとなっている。

「umami・so」
現地で好評を得た 新しいMisoのカタチ
みそ本来の風味と特徴を残すために独自の技術を用いて粉末化に成功。粉末ながら「生きている味噌」として評価を得ている。(宮崎県食品開発センター)
不可能と言われたシンプルな原料のみの高品質な粉末みそ「umami・so」。まるでチーズのような風味を感じ、その用途は幅広く提案できる。

 

英国イベント展示風景

 

 

 

 

英国イベント展示風景

 

  • 早川しょうゆみそのストーリー

早川しょうゆみそ株式会社はいち早く「味噌の可能性への挑戦」に着目し、革新に向けて事業を続けている。
昔ならではの伝統を継続するためには、みそ=味噌汁の固定概念から脱却し新しいみそのカタチ、用途、レシピの提案も必要な事業だと認識し、「温故知新」双方の目線での事業に取り組んでいる。

ふるさとの味は「3.8%の縮小するニッチな麦みそ文化」
麦みそは大消費地周辺の大手企業が製造する「米みそ」とはテイストが異なる商品である。
ふるさとの味をまもることに注力していた早川しょうゆみその立場を理解した際に、逆に新規市場開拓の際のライバルは「大手企業」ではなく「お母さんの味」という点に気づくことになった。
そこで商品開発の方針を変更。時代の変化に合わせた、現代化されたMisoを開発し提案する方向に変更した。

そして現在では世界で認められるMisoに挑戦している。
 

英国イベント会場でのMiso談議

 

  • リリースは「コロナ禍の2019年」

スタート時は反対意見ばかりの多かった本事業。
しかしながら国内とは反対に海外でのリアクションが想定以上。
英国での高い評価を皮切りに、現在では周辺国からも高い評価をいただくようになっている。
またそのリアクションも具体的なものとなってきており、2023年に向けたオファーも進んでいる。
これからも海外へのアプローチを続け、「新しいMisoのカタチ」から「新しいMisoのミチ」として固定概念から外れたMisoの使い方を提案し続けていくことに意気込みを見せている。

 

英国イベント会場にて

 

 

  • 早川しょうゆみそについて

創業明治18年の日本政府と同様の歴史を持つ宮崎県の老舗企業。
ふるさとの味を守りながら、新しいチャレンジも日々行なっている老舗ベンチャー企業として事業を展開。
経営理念「食の文化に貢献する」を掲げ、国際的な衛生認証「FSSC22000」を九州の味噌製造メーカーとしていち早く取得、同様に国内外のオーガニック認証の取得工場となっており、海外にも味噌を輸出している。未来の子ども達のために環境に配慮したオーガニック製品の推奨も行なっている。
7代目後継予定の早川薫は中小企業庁が開催する「第2回アトツギ甲子園」(2022年3月開催)にて優秀賞を受賞。伝統をアップデートし、業界としては若い平均年齢30歳代を中心とした製造部を中心にさまざまな挑戦を行なっている会社となっている。
 

 

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