サントリーホールディングス株式会社のプレスリリース
※1 食品表示基準に基づき、100mlあたり0.5g未満を「糖質ゼロ」としています
●2022年 振り返り
国内ビール類総市場※2が対前年102%程度と推定される中、当社は「パーフェクトサントリービール」の伸長などで市場を上回り、同104%となる6,347万ケース※3を販売しました。うちノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類の販売数量は、5,490万ケース(対前年105%)となりました。
「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの販売数量は、1,309万ケース(対前年119%)となりました。「ザ・プレミアム・モルツ」を“日常のちょっとした贅沢”としてお客様の生活に浸透させるべく、お客様の変化を捉えた新プロモーションを展開しました。
発売2年目を迎えた「パーフェクトサントリービール」は、本格ビールのおいしさと、食事との相性の良さにご好評いただき、販売数量は306万ケース(対前年154%)となりました。
「金麦」ブランド計の販売数量は3,399万ケース(対前年98%)となりました。「金麦」ブランドは、引き続き“四季の金麦”を展開し、季節の旬の食材や料理と合わせて楽しむ提案を強化しました。健康志向が高まる中、「金麦〈糖質75%オフ〉」は対前年101%と、おいしさと機能の両立を求めるお客様にご好評いただきました。
「オールフリー」ブランドの販売数量は、851万ケース(対前年97%)となりました。健康志向が高まる中、内臓脂肪に着目した機能性表示食品である「からだを想うオールフリー」は好調に推移し、374万ケース(対前年110%)と伸長しました。
「新しいビールの文化をつくりたい」という思いから発売した「ビアボール」は、これまでにない価値をもった新しいビールとしてお客様にご好評をいただいています。
※2 ノンアルコールビールテイスト飲料含む
※3 大瓶換算(1ケース=633ml×20本)
●2023年 方針
国内ビール類総市場およびノンアルコールビールテイスト飲料を除く国内ビール類市場は、ともに対前年97%程度と推定されます。
当社は、事業の中核となる「ザ・プレミアム・モルツ」「パーフェクトサントリービール」「金麦」「オールフリー」各ブランドのバリューアップ、「ビアボール」の定着化、さらなる新価値提案などにより、新たな飲用需要を創造しビール類総市場の活性化を図ります。特に今年はビールカテゴリーにマーケティング投資を集中させ活動を強化します。また当社が長年こだわってきた“飲用時品質”向上活動により一層取り組むとともに、料飲店に寄り添った活動を展開し、業務用市場の活性化を図ります。
当社の販売数量は、6,450万ケース(対前年102%)、うちノンアルコールビールテイスト飲料を除くビール類では5,590万ケース(同102%)を目指します。
▼「ザ・プレミアム・モルツ」ブランド
「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドの販売数量は、1,350万ケース(対前年103%)を目指します。“プレミアム”のお客様の捉え方が変化していることを踏まえ、「ザ・プレミアム・モルツ」の中味・パッケージを刷新し、時代に合わせた“新プレミアム創造”を目指します。「同〈香る〉エール」は中味・パッケージを刷新し、商品名を新たに「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉香るエール」として、個性を楽しめる“ジャパニーズエール”の独自価値の訴求をさらに強化します。また、「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」を新発売し、“名店が選んだビール”としてブランド全体の価値向上に取り組みます。
時代に合わせた“新プレミアム創造”新「ザ・プレミアム・モルツ」発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14298.html参照)
個性を楽しめる“ジャパニーズエール”新「ザ・プレミアム・モルツ 〈ジャパニーズエール〉香るエール」発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14299.html参照)
“名店が選んだビール“「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」缶新発売:(https://www.suntory.co.jp/news/article/14300.html参照)
▼「パーフェクトサントリービール」
「パーフェクトサントリービール」は、業務用・家庭用の連携を強化し、食事との相性の良さを通じて、“おいしい糖質ゼロビール”であることを伝えていきます。販売数量は350万ケース(対前年114%)とさらなる飛躍を目指します。
▼「金麦」ブランド
「金麦」ブランドの販売数量は、3,150万ケース(対前年93%)を目指します。引き続き季節ごとに味わいをととのえる“四季の金麦”を展開するとともに、「金麦」「同〈糖質75%※4オフ〉」「同〈ザ・ラガー〉」3種の中味・パッケージを刷新します。中味は、「金麦」ブランド3種それぞれの特長を活かし、さらなるおいしさを追求しました。パッケージは「金麦」でご好評いただいている縦書きのロゴを他2種にも採用し、家で過ごす時間にふさわしい品質感と存在感を強化しました。年間を通じたマーケティング活動を展開し、“日常的に家で飲むのに一番ふさわしいビール類”を目指します。
※4 「金麦」比
▼「オールフリー」ブランド
「オールフリー」ブランドの販売数量は、860万ケース(対前年101%)を目指します。「オールフリー」は中味・パッケージをリニューアルし、ビールテイストの“爽快な気持ち良さ”と、気軽に手にとれる“親しみやすさ”を強化します。「からだを想うオールフリー」は、より多くのお客様に手にとっていただくために、健康意識の高まる時節を中心に、複数のプロモーションを展開します。「オールフリー」と「からだを想うオールフリー」の2本柱を中心に、引き続き年間を通じたマーケティング活動の展開により、“健康を気遣えてリフレッシュできる”ノンアルコールビールテイスト飲料の魅力を広くお届けし、さらなるファン拡大を図ります。
以上