(ご参考) 「さくらライナー」での朝採れ野菜の貨客混載輸送の 本格運用を開始しました!

近畿日本鉄道株式会社 近鉄不動産株式会社 株式会社近鉄百貨店のプレスリリース

~「近鉄ふぁーむ 花吉野」で生産された新鮮な野菜を、
収穫当日に「ハルチカマルシェ」にて販売いたします~

 近畿日本鉄道株式会社(以下「近鉄」)と近鉄不動産株式会社(以下「近鉄不動産」)、株式会社近鉄
百貨店(以下「近鉄百貨店」)は、近鉄不動産が運営する「近鉄ふぁーむ 花吉野」(所在地:奈良県吉野郡大淀町)で生産した新鮮な野菜を、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店内の「ハルチカマルシェ」で収穫当日に販売することを目的として、大阪阿部野橋駅~吉野駅間を結ぶ近鉄特急「さくらライナー」にて輸送する貨客混載輸送を2023年1月2日(月)から本格運用を開始いたしました。
 本貨客混載輸送は2022年7月1日(金)からの実証実験を通じて商品をスムーズに輸送できることが確認でき、これまでは翌日配送であったところ、輸送時間を短縮できたことで新鮮な朝採れ野菜が、当日お客さまにお届けできるようになりました。
 また、「ハルチカマルシェ」における朝採れ野菜の販売状況は連日完売と好調で、お客さまからは「新鮮で美味しい」とご好評いただいていることから、今後も継続的に実施いたします。
 近鉄、近鉄不動産および近鉄百貨店は、今回の取り組みにより新鮮な朝採れ野菜を、環境に配慮した輸送方法によりお客様にお届けし、今後もグループの連携を強化してまいります。
 
 詳細は別紙のとおりです。

(別 紙)
【事業内容】
1.概要
近鉄不動産が運営する「近鉄ふぁーむ花吉野」で生産された、新鮮なミディトマトやフリルレタス等の野菜を近鉄特急「さくらライナー」で輸送し、近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店の「ハルチカマルシェ」にて収穫当日に販売する、近鉄グループ3社が連携した取り組みです。

2.輸送フロー


3.輸送・販売商品 
ミディトマト、フリルレタス等の野菜 [ミディトマト25袋/日、フリルレタス30袋/日 等]  ※収穫状況によって品種および数量が変動する場合があります。

4.販売店舗名・場所
「ハルチカマルシェ」(近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店ウイング館地下2階)

5.期待される効果
本取り組みにより、以下のような効果を期待します。


【参 考】
・さくらライナー
南大阪線・吉野線を運転する特急で、桜の名所吉野がモチーフです。外観はさくら色を基調にカラーリング。運転室後部には展望スペースを設置して、お客様によりお楽しみいただける車両になっています。デラックス車両を1編成に1両導入しています。


・近鉄ふぁーむ花吉野
奈良県大淀町の「近鉄ふぁーむ花吉野」で、植物工場、農業用ハウスを運営しています。植物工場では、栽培期間中は農薬を一切使わない水耕式システムを採用し、農業用ハウスでは、水分量をコントロールして糖度を高めたトマトを生産しています。


・ハルチカマルシェ
近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店ウイング館地下2階において、奈良県や三重県など近鉄沿線の高鮮度の野菜、農産物、加工品約100種を販売するショップです。
昨年11月には近鉄百貨店東大阪店に2号店をオープンしました。
宇陀市や松阪市など沿線地域で生産された農産物を直売所から直接仕入れ、収穫から店頭に並ぶまでの時間を短縮することで、より新鮮な状態でお客様にお届けしています。また、「朝採れ野菜販売」では奈良県で当日の朝に収穫した瑞々しさ抜群の野菜が午後には店頭に並び、購入いただけるほか、手作りこんにゃくなど生産者こだわりの加工品にも注目です。「ハルチカマルシェ」では、近鉄百貨店が生産者とお客様とを結ぶネットワークのハブとなり、沿線ならではのモノをお伝えしていくことにより農村地域の活性化、沿線価値向上を目指します。


・名阪特急「アーバンライナー」を活用した当日配送サービスについて
 近鉄では、2021年7月1日より福山通運株式会社様との協業により、名阪特急「アーバンライナー」を活用した法人のお客様向けの貨客混載事業を開始し、大阪市内⇔名古屋市内間相互で軽貨物の当日配送を実施しています。                                  

                                            以 上

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