料理SNS「スナップディッシュ」、令和の節約術「アルモンデ」の調査結果を発表。7割以上が週1回以上「アルモンデ」料理。

ヴァズ株式会社のプレスリリース

料理SNS「スナップディッシュ」を運営するヴァズ株式会社(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役社長:舟田 善)は、食品の値上げラッシュや物価高騰による節約意識と、スナップディッシュで投稿が増加している料理「アルモンデ」(新たに買い足さず、今日”あるもので”工夫して作る料理のこと)について調査した結果を発表します。
当社は、「アルモンデ」の調査結果による食卓実態を共有し、毎日の料理投稿によるアイデア交換の場を提供することで、家計を守る生活者の皆さんの「料理の工夫で、美味しく賢く楽しむ節約」を応援します。

  • 「アルモンデ」とは?

料理をする際に、新たに買い物をして必要な食材を買い足すのではなく、その時に冷蔵庫やストックにある食材を使って工夫して作る料理のこと。スナップディッシュのユーザー投稿で2013年から使われ始め、じわじわと投稿数が増えていましたが、2022年は食品値上げによる節約志向が影響し、投稿数が昨年比4倍以上に急増。スナップディッシュの食トレンド「今年の食卓2022」でもその年を表すトレンドとして発表しました。

(参考)「今年の食卓2022」は「お米リバイバル」と「アルモンデ」
~値上げラッシュの1年、食卓はお米の魅力再発見と賢い節約料理がトレンドに~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000007310.html
(参考)スナップディッシュの「アルモンデ」料理投稿
https://snapdish.co/search/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%87
 

  • 約90%が、買い物や料理で節約を意識、直近1年間で節約を意識する頻度が「増えた」人は77%に。

本調査で節約意識について聞いたところ、約90%が「意識している」と回答、「かなり意識している」人は43.7%と半数近くに上ることがわかりました。さらに、食品の値上げラッシュが本格化する前の2021年12月と比較すると、77%が節約を意識する頻度が「増えた」と答え、うち36%は「とても増えた」と回答しています。食品値上げにより、料理や買い物にも影響が出ていることが伺えます。

  •   節約のための「アルモンデ」実践率は約93%、週1回以上取り入れる人は70%以上に。

22年の食品値上げをきっかけに、節約のために家にあるもので調理をしたことがあるかという質問には、約93%が「ある」と回答。「アルモンデ」の頻度については「週1回以上」実践する人が約7割にも上り、約3割は「ほぼ毎日」と回答。これまでも日々のやりくりとして家庭で行われてきたことがスナップディッシュ発の「アルモンデ」という呼び名で顕在化し、物価上昇トレンドの中でポジティブに節約するコミュニケーションとして広く食卓に浸透してきていると見ています。

  • 節約の意識は、手料理の頻度や買い物、食品選びにも。アルモンデ・手料理・ストックが多数派に。
​料理の傾向について、異なる2つのスタイルのどちらに近いかを5段階で選んでもらったところ、手料理の頻度については、72%が「なるべく毎日手作りする」、手料理で使う食材については67%が「あるもので工夫して料理する」が44%と多数派となりました。コロナ禍での内食需要に続き、食品値上げや物価上昇の影響からも、「アルモンデ」を取り入れながら、家庭料理の増加傾向が続くと見ています。

買い物や買った食品の保存方法については、「一度にたくさん買ってストックする」が約45%と、「こまめに買い足す」よりも約20pt高く多数派に。買った食材の保存については「冷蔵保存」派(約36%)と「冷凍保存」派(約36%)がほぼ同数となり、食品ストックを上手に活用するために、冷蔵に加えて冷凍も駆使していることがわかります。

 

食品の選び方については、「使ったことがある食品を選ぶ」(約39%)と「役立ちそうな食品は積極的に試してみる」(約37%)が拮抗、価格については「少し高くても品質が良いものを選ぶ」派は「一番安いものを選ぶ」派より8pt高い約38%となり、価格変動によって選ぶ食品を価格だけでなく品質も吟味して見直し、役立ちそうな新しい食品へのトライアルにもつながっていると見ています。

 

 

 

  • 「アルモンデ」に活用する食材、上位は野菜、続いて肉類、乾物ほか

「アルモンデ」料理でよく使う食材については、最多は保存のききやすく普段から常備している家庭も多い「根菜類」(大根、人参、玉ねぎなど)、次いで、「葉物野菜」(キャベツ、白菜、小松菜など)、「その他野菜」(もやし、ネギ、ピーマンなど)、肉類(豚こま、鶏むね肉、ひき肉など)と続く結果となりました。

※フリーアンサーを分類して集計した結果となります。フリーアンサー詳細はお問い合わせください。

【「アルモンデ」の調理や献立の工夫(※一部抜粋)】
​・余っている調味料とパスタ野菜を組み合わせて味付けします。
・レシピに記載された食材や調味料がなくても、似たようなもので代用したり、無しで作ったりする。
・冷蔵庫に余っている野菜を使って八宝菜・野菜炒め・焼きそばなどよく作ります。ボリュームがあってメイン料理になるのでおすすめです!例えば野菜炒めはソース・塩・海鮮など味付けを変えると飽きずに美味しく食べられます。
・冷蔵庫に余っている野菜を使って八宝菜・野菜炒め・焼きそばなどよく作ります。ボリュームがあってメイン料理になるのでおすすめです!例えば野菜炒めはソース・塩・海鮮など味付けを変えると飽きずに美味しく食べられます。
・大根の皮できんぴら、ガーリック炒め。レタスやキャベツの外葉でペペロンチーノ風。ブロッコリーの茎の炒めもの。など捨てずに使う。
・朝、いろいろな、野菜をゆでたりして、夜はまとめて、カレーにしたり、味噌汁に入れたり、酢のものにしたり、アレンジします。
・手作りピザは基本アルモンデ。本気スイーツは別として普段の手作りおやつなども賞味期限が切れそうなものをメインに使って。
・牛乳と卵、シチューの素。普通にシチューも作りますが、カレー粉を入れてもOK、ケチャップを入れてもOK。パスタのソースにも使用グラタンなどもOK。牛乳と卵はプリン、カスタードクリーム、フレンチトースト、カルボナーラ等。バリエーションが豊富です。
・野菜はいつも産直で購入。それを使い切る献立を立てる。新鮮なうちはサラダ、次に煮物、茹でてストック、残りはカレーやシチューおでんなどに使う。
・少しずつ余る色んな野菜をまとめたアルモンデ野菜と鶏肉の炒め物。
※フリーアンサー詳細はお問い合わせください。
 

  • 2022年のスナップディッシュ「アルモンデ」料理投稿数ランキング

2022年にスナップディッシュに投稿された「アルモンデ」投稿を集計した結果は以下となります。具材や味付けをアレンジしやすいメニューが上位に上がりました。レシピ化が難しい「アルモンデ」ではありますが、スナップディッシュの料理投稿では「アルモンデ」のアレンジや献立のアイデア、アルモンデを楽しむ皆さん同士のコミュニケーションが集まっています。
(集計期間:2022年1月1日~12月31日、投稿に「アルモンデ」を含む料理投稿を集計)

【アルモンデ料理投稿(※一部抜粋)】
・パスタ
残り野菜deミートソースパスタ(https://snapdish.co/d/qXXqra
ハヤシソースパスタ(https://snapdish.co/d/fCTmHa
煮込みハンバーグ乗せパスタ(https://snapdish.co/d/0bXOPa
・サラダ
いかくんときゅうりのおつまみサラダ(https://snapdish.co/d/uyyuWa
シュウマイの皮のパリパリサラダ~with塩みかん(https://snapdish.co/d/8KvPGa
外は雪、冷蔵庫にアルモンデ❤赤いスイートコーンを使って白菜のハニーマスタードコールスロー(https://snapdish.co/d/PWCmKa
・スープ
丸ごと玉ねぎスープ(https://snapdish.co/d/D8XW9a
味付けお塩のみ無水ミネストローネ(https://snapdish.co/d/TW8fWa
ある日の具沢山豚汁(https://snapdish.co/d/HXSuza
・その他
アルモンデ巻き巻き弁当(https://snapdish.co/d/ymeuza
アルモンデ天板いっぱいのピザ(https://snapdish.co/d/nbqfHa
アルモンデパエリア(https://snapdish.co/d/LfOSaa
大豆のお肉とひよこ豆とキムチのアルモンデカレー(https://snapdish.co/d/yq54Ga
ホッコリ煮物アルモンデ(https://snapdish.co/d/fvvbbaa
 

  • スナップディッシュは、「ゆとりうむ」プロジェクトに参画し、料理アイデアで時産」を応援します

当社では、料理SNS「スナップディッシュ」の料理コミュニケーションプラットフォームを通じて、毎日の料理を家事や作業と捉えるのではなく、食卓と食卓、人と人がつながり、料理が「たのしい」「うれしい」に変わる体験を提供しています。
「アルモンデ」をはじめ、毎日の料理を美味しく楽しくするユーザー発のアイデアが日々活発に情報交換されており、料理好きなスナップディッシュユーザー発の時産アイデアを広く世の中に発信することで多くのみなさまの暮らしをより豊かなものとしていけるよう、ゆとりうむプロジェクトに賛同し、参画いたしました。
 

■ゆとりうむプロジェクトとは
ゆとりうむプロジェクトは「時産※」というポジティブな価値観を提唱し、生活者の暮らしにゆとりをうむことを目的に活動しています。

理事長の立命館大学 産業社会学部教授 社会学者の筒井淳也氏をはじめ、理事である各分野の専門家や複数の企業、団体が参画し、各社の商品やサービスを活用した「ゆとり」をうむノウハウや情報を提供しています。
※時産:「家事の時短(タスクの省略・手抜き)」という概念を変えて、時短によって時間をうみ、生活のゆとりにつなげるという考え方。

■ゆとりうむプロジェクト公式サイト
URL: https://yutorium.jp
 

  • ​ご希望の方には、調査データを公開します。

集計データ・フリーアンサー全文を無償提供します。以下ページ下部のフォームよりお申し込み下さい。
https://corp.snapdish.jp/pressrelease2023020/
※グラフデータ、フリーアンサー(アルモンデに使う食材・調味料、アルモンデよく作る料理や工夫アイデア・「節約」や「食品値上げ」に関する不安や不満の声)全文資料をダウンロードしていただけます。

 ■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下の文言を併記してのご使用をお願いします。
【料理SNS「スナップディッシュ」調べ】
 

  •  調査概要

・調査方法:SnapDish登録ユーザーにメールにて「みんなの声大募集♪ アルモンデ節約編」として回答を募集
・回答期間:2022年12月14日~12月19日
・回答者数:254名
※回答割合については、小数点2位以下を四捨五入しているため、合計が100%とならない場合があります。​
 

  • 料理写真共有アプリ「スナップディッシュ」/ ヴァズ株式会社について

「SnapDish(スナップディッシュ)」は、料理写真のSNSアプリ。ユーザーからの2,800万を超える料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載。運営者であるヴァズ株式会社では、これらの料理に特化したコミュニケーションプラットフォームを活用し、主に食関連メーカー向けにファンマーケティング支援事業をおこなっています。21年4月には、食体験のオンラインストア「スナップディッシュマーケット(β版)」を、22年4月には、新たな食体験のサブスクリプション型サービス「食卓を紡ぐおたより便」の提供を開始しました。

-スナップディッシュ:https://snapdish.co/
-スナップディッシュマーケット:https://snapdish.stores.jp/
-定期便サービス「食卓を紡ぐおたより便」:https://snapdish.co/s3/projects/otayoribin/index.html
-ヴァズ株式会社:https://snapdish.jp/
 

  • 問い合わせ先

ヴァズ株式会社 広報担当:落井(おちい)
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9:30~18:30)

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