東京書籍株式会社のプレスリリース
2016 年、公立大学法人福岡女子大学に「村上祥子料理研究資料文庫」が開設されました。
1 年間かけて、過去 50 年間に蓄積してきた 50 万点のレシピを整理し、目録を作成。その作業の中で、データだけでは伝えられない「おいしさの何か」が、あることに著者は気づきました。今回はそれを『おいしさの極意』として一冊にまとめました。
「私たちは食べたものでできている」と言われるとおり、体は食べたものでできています。おいしく食べることは何よりも体が喜ぶはず。毎日を「ちゃんと食べて、ちゃんと生きる」ために。村上祥子、料理家生活 50 年の経験からお伝えしたい知恵と工夫の集大成です。
- ちょっとした知恵と工夫の「27の極意」。
皮がパリパリのチキンソテーに仕上げるにはフライパンを熱しないうちに皮目から鶏肉を入れます。
茶わん蒸しもプリンも同じ比率。だしか牛乳かの違い。卵1個に牛乳かだし100㎖。これが黄金比です。
魚のポワレもムニエルも多めの油をかけながらソテーするのがコツ。パリッと仕上がります。
- 著者プロフィール
村上祥子(むらかみさちこ)
料理研究家。管理栄養士。公立大学法人福岡女子大学客員教授。1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を担当。治療食の開発をきっかけに電子レンジに着目。以後、電子レンジ調理の第一人者として注目される。糖尿病や生活習慣病予防のための食事をはじめ、電子レンジ調理のみならず、電子レンジ発酵パン、バナナ黒酢なども開発。近年は80代、現役で活躍する料理研究家として、ライフスタイルにも注目が集まっている。公立大学法人福岡女子大学内には「村上祥子料理研究資料文庫」が設置され、50万点の資料が公開されている。『村上祥子80歳私がいつも食べている季節の保存食』(毎日が発見)、『祥子さん この知恵、いただきます』(東京書籍)ほか、著書は累計部数987万冊。
<刊行概要>
『村上祥子 おいしさの 極意』
■発売日:2023年1月31日(火)
■定価:1,870円(税込)
■発行・発売:東京書籍株式会社
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/books/81642/