第10回「和食ワールドチャレンジ」決勝大会を東京で開催  予選を勝ち抜いた6名のファイナリストが出場

和食ワールドチャレンジ実行委員会のプレスリリース

「和食ワールドチャレンジ」は、日本料理に高い関心を持ち、知識や技術の向上のため日々努力している外国人料理人を対象とした、日本国農林水産省主催の日本料理コンテストです。
直近2大会は新型コロナウイルスの影響によりオンラインで開催しましたが、第10回目となる今回は、2023年2月27日、28日に東京で決勝大会を開催します。

10回目の節目を迎える今大会のテーマは、日本料理の味わいを構成する原点である「DASHI」です。10月~12月にかけて開催された地域予選会(欧州・北米・アジア)とオンライン予選会では、「DASHI」を活かした各選手の料理が披露されました。厳正な審査の結果、予選会を勝ち抜いた6名のファイナリストが決勝大会に出場します。

大会ロゴ

【ファイナリスト】
■欧州地域予選会1位
Jakub HORAK(チェコ共和国、Yamato Japanese restaurant)
・帆立真丈の椀物

Jakub HORAK

帆立真丈の椀物

■北米地域予選会1位
Czar TAGAYUNA(アメリカ合衆国、レストランシェフ)
・帆立真丈

Czar TAGAYUNA

帆立真丈

■アジア地域予選会1位
Aeron CHOO Boh Hin(シンガポール共和国、Kappou)
・真鯛のかぶら蒸し

Aeron CHOO Boh Hin

真鯛のかぶら蒸し

■アジア地域予選会2位(各地域予選会2位から選出)
YOO Kok Hoong(シンガポール共和国 ※マレーシア国籍、Fat Cow)
・かぶら蒸し

YOO Kok Hoong

かぶら蒸し

■オンライン予選会から選出
YANG Peishih(台湾、月夜岩 蟹懷石)
・こうばこ湯葉真丈

YANG Peishih

こうばこ湯葉真丈

■オンライン予選会から選出
YEO In Hyeok(日本 ※韓国国籍、六雁)
・鱧と揚げ茄子の清まし仕立て

YEO In Hyeok

鱧と揚げ茄子の清まし仕立て

【決勝大会の概要】
■日程
2023年2月27日(月)、28日(火)

■会場
東京會舘クッキングスクール supported by ABC Cooking Studio
(東京都千代田区丸の内3丁目1-1 国際ビルヂングB2F)

■スケジュール
2月27日(月)
10:00~ 開会式
10:30~ 課題(1):テーマ「DASHI」に沿った指定食材を使った煮物椀作成
14:00~ 課題(2):テーマ「DASHI」に沿った指定の八寸皿を使用した前菜5品盛り(仕込み)

2月28日(火)
10:00~ 開会式
10:40~ 課題(2):テーマ「DASHI」に沿った指定の八寸皿を使用した前菜5品盛り(作成)
15:30~ 閉会式

■審査員
審査員長:村田 吉弘 氏
(日本食普及の親善大使※、「菊乃井」主人、特定非営利活動法人日本料理アカデミー 理事長)

審査副員長:仲田 雅博 氏
(学校法人大和学園理事、大和学園ホスピタリティー産業振興センター センター長)

審査員:柳原 尚之 氏(日本食普及の親善大使※、近茶流 柳原料理教室 主宰)
審査員:田崎 真也 氏(日本食普及の親善大使※、日本ソムリエ協会 会長)
審査員:野村 友里 氏(「eatrip」主催 料理人) 

※日本食普及の親善大使とは、農林水産省が任命する、国内外に日本食・食文化の普及を行う日本料理関係者等のことで、海外への日本食・食文化の更なる魅力発信を通じて日本の農林水産物・食品の輸出拡大に繋げていくことを目的としています。

【過去大会の出場選手について】
過去の大会の優勝者は、大会後、地元テレビへの出演や取材、イベント講師の依頼、有名ホテルからのヘッドハンティングの打診があるなど、優勝を契機としてより一層世界で活躍しています。第10回記念として公式ウェブサイトに開設している特設ページでは過去大会の優勝者やファイナリストの近況、今大会の選手への応援メッセージを掲載しておりますので、併せてご覧ください。

<過去優勝者のコメント>
・第6回大会優勝者:YOO Sung Yeub(大韓民国、レストランオープン予定)
大会で優勝したことにより、日本料理の基本を守りながら、きちんとした日本料理を韓国に広げようという気持ちになりました。和食ワールドチャレンジ優勝後は日本の料亭で研修を受けたり、韓国の日本料理店でシェフを務めたりと、日本料理の探求と普及を続けています。現在は、2023年4月~5月に独立をし、自分のお店を持つため準備を行っています。

・第5回大会優勝者:David Israelow(アメリカ合衆国、One White Street)
ファイナリストに選ばれ、東京開催の決勝大会に参加できたことで、他のファイナリストや審査員にお会いしたり、メディアの取材を受けるなど、とても素晴らしい経験ができました。大会で優勝してからは、京都の料亭で修業したり、アメリカ現地のドキュメント映画の取材や日本メディアの取材を受けたりしました。現在は、日本産の食材も多く使用しているレストランでエグゼクティブスーシェフをしています。

【公式サイト、SNS】
和食ワールドチャレンジに関する情報は、以下の公式ウェブサイト・SNS等からもご覧いただけます。

公式ウェブサイト: https://www.washoku-worldchallenge.maff.go.jp/10th/index.html
Facebook    : https://www.facebook.com/WashokuWorldChallenge/
Instagram    : https://www.instagram.com/WashokuWorldChallenge/
YouTube     : http://www.youtube.com/c/WashokuWorldChallenge

農林水産省ロゴ

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