スペシャリティコーヒーを無料で提供するカフェ&ダイニングが岐阜市玉宮の地下に2023年1月12日オープン。

Barista&Dining NoMarkのプレスリリース

2023年1月12日に岐阜市長住町にてイタリアンレストランにて腕を磨いたバリスタ兼サービスマンがカフェ&ダイニングをオープン。レストランでバリスタとして活動した経験を基に自家焙煎のスペシャリティコーヒーを無料で提供する。
そこには様々なシーンに溶け込むことができるコーヒーというものを日常的に、より高品質なものを届けていきたいという思いがあります。

喫茶文化激戦区である岐阜市内で朝から夜までオープンしているBarista&DiningNoMark。

提供するコーヒーは全て自家焙煎のスペシャリティコーヒーです。
昨今のコーヒーブームで徐々に高価になりつつあるコーヒーを無料で提供しようと考えた理由には、日本特有の喫茶文化を守り、徐々に変化させていきたいという強い思いがあります。

近年、ブームになっているコーヒースタンド。都心を歩けばおしゃれなカフェが立ち並んでいます。
そのブームの中で最近よく耳にする「スペシャリティコーヒー」というものがあります。また、「世界一のバリスタが監修したコーヒー」という言葉もよく耳にするかと思います。
今、コーヒー業界は徐々に高品質なコーヒーを適正な値段で提供していくことでコーヒー生産国の農園と持続可能な取引をしていこうというサスティナビリティを掲げています。

全ての物には品質があり、それに応じて価値が決まることが多いと思います。
もちろんコーヒーもその一つです。
そういった珈琲業界の思いが伝わったのか、近年ではお客様が珈琲一杯に支払う金額は大きくなったと感じています。
しかし、その行動は持続していくのか?という懸念が私の中にあります。
なぜなら、珈琲というものは何かと付随して飲むことが多いものだからです。

珈琲を思い浮かべて多くの消費者が甘いものや煙草、食後などを連想する方が多いのではないでしょうか。つまり珈琲一杯に支払う金額はそれに付随する物との合計金額であることが多いのです。
日本の特に東海地方はモーニングセットが有名であり、コーヒーを頼むだけで食事がついてきたりします。
そういった方々が近年の流行りのスペシャリティコーヒーの浅煎りで酸味があると思っているものを好んで飲むようになるだろうか。少なくとも、馴染むまでは時間がかかるのではないか。

私はレストランで働いていた経験があり、そこではコース料理の提供も多く行っていました。
コース料理には決まって食後のコーヒーはセットなのです。
私はそこで珈琲とワインとサービスを担当していました。
この経験がスペシャリティコーヒーを無料で提供できるコーヒー屋を始めるきっかけになりました。

なにも世界で一番高価なコーヒーを常に飲みたいお客様が多いわけではないなと。
多くの人にいつもより高品質なコーヒーを届けるためには確実にコーヒーを飲んでもらうことが必要なのではないかと考えたのです。

ただ、コーヒーを安売りはしたくない。コーヒーを購入して飲んでもらうきっかけを作りたいということが大切だったので、ディナータイムにご飲食のお客様のみ、テイクアウトのコーヒーを無料でお出しする事になりました。

出店する場所は岐阜市長住町の玉宮通り付近で居酒屋文化が盛んな場所です。
こういった場所でこそコーヒー文化と良い相乗効果がえられるのではないかと考えました。

コーヒーを無料で提供するために店にはお食事やスイーツもそろえており、ほとんどの商品が自家製となります。
店頭に立つのは主にオーナーバリスタのみで、ドリンク、調理、接客、すべてをバリスタがやってこそコーヒーの良さを伝えていけると思っています。コーヒーを目がけて来なくても、頼んだコーヒーがおいしかったと思えるような体験を伝えていけたらと思っています。

お酒を飲んだ後においしいコーヒーを。
とにかくおいしいコーヒーを多くの人に届くように営業していきます。

ー店舗情報ー

モーニングタイム 9:00-12:00 (土日限定)
ランチタイム 12:00-14:00
アラカルト 12:00-23:00ごろ
定休日:火曜日水曜日

岐阜県岐阜市長住町3丁目13-4日の丸ビルB1F
​名鉄岐阜駅より徒歩1分程
https://barista-nomark.com/

代表
林幸佑

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