高齢者向け弁当業界初!パルプモールドを使用し内嵌合容器を紙化 プラスチックを使用しない環境配慮型のおかず容器で高齢者向け宅配弁当を提供

株式会社シニアライフクリエイトのプレスリリース

株式会社シニアライフクリエイト(本社:東京都港区、代表取締役:高橋洋)は、サステナビリティへの対応及びSDGsへの取り組みの必要性を重視する中、プラスチックの使用量削減を目的としたお弁当容器の紙化に取り組み、パルプモールド※1を使用した内嵌合(うちかんごう)紙容器を新たに開発いたしました。当社が展開する高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』において、2023年4月より順次導入いたします。

◆高齢者向け弁当業界初!環境に配慮しパルプモールドを使用した内嵌合容器を開発
パルプモールドを使用した内嵌合容器の開発は、地球資源の枯渇、地球温暖化、海洋汚染などの原因の一つとされているプラスチックを原材料としない、環境に配慮した容器の使用という、高齢者向け弁当業界初の取組みとなります。
パルプとは、紙をつくる元となる植物繊維のことで、今回は植林の段階から管理された木材を材料にして製造したバージンパルプを使用しています。開発した弁当容器は内嵌合設計※2で、パルプモールド製ながら強い嵌合性を持ち、バイクなどでの配達でも汁漏れしにくい強度を実現しています。また、以前より『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』で使用しているプラスチックの弁当容器と同様に、サービスを利用する高齢者が片手で持ちやすいよう軽さを重視すると共に、蓋の四隅の耳部分をつまみやすくし、容器の底になだらかな角度と丸みを持たせるなどして、開けやすさやスプーンでのすくいやすさにも工夫を施しました。
※1 パルプモールド…紙をつくる元となる繊維からできた成形品
※2 内嵌合設計…容器の内側で蓋と容器がはまる設計

◆『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』で販売する新弁当の容器として順次導入

幸たんぱく食

今回開発した新たな弁当容器は、高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』において、2023年4月から一般販売予定のたんぱく質の摂取に特化した「幸(しあわせ)たんぱく食」の容器として順次導入を開始いたします。「幸たんぱく食」は、食べ残さない量でたんぱく質20g以上※3を必ず摂取できる、介護予防や低栄養予防を目的とする方向けのお弁当です。口腔機能の維持にも配慮し、咀嚼力の低下を防ぐため、噛み応えのある食材を一部使用しています。
※3 1日に必要なたんぱく質の基準量60gの1/3以上(当社基準)

 

  • 【新・弁当容器の導入】概要

■使用開始時期:2023年4月1日(土)から順次導入
■導入容器:「幸(しあわせ)たんぱく食」のおかず・ご飯容器
■提供店舗:『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』全店舗(354店舗/2023年2月15日時点)

【『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』について】 ~お客様のニーズと地域貢献の両立を目指して~
高齢者専門宅配弁当サービス『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のお弁当は、管理栄養士が栄養バランスを考慮して献立を作成し、エネルギーやたんぱく質をしっかりと摂取することができます。前日18時まで注文やキャンセルを受け付けており、ケアプランや生活スタイルに合わせた利用ができるよう曜日別の注文が可能な他、口腔状態に合わせて刻み対応やおかゆへの変更も無料で行っています。また、各地域で行き場を失う食材に着目し、地産地消ではなく『地産外商』としてその地域で採れた食材を全国で消費することによって、地域経済の振興と宅配弁当メニューの多様化の実現を目指しています。地域で採れる農産物や魚介類を『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』の献立メニューに取り入れて全国にお届けすることは、安定した流通量を確保するだけでなく、流通量確保に伴う地域の農業・漁業の活性化やフードロス削減、農業と福祉を融合した農福連携や過疎地域の応援、震災被害に遭った地域の復興支援など、食事を通じた地域貢献を目的としています。今後も、ただお弁当を配達することに留まらない、“ご馳走の日”や『地産外商』をはじめとした心を豊かにする取り組みを行うことで、高齢者の健康寿命延伸に努めてまいります。

  • 会社概要

会社名:株式会社シニアライフクリエイト
代表:代表取締役  高橋 洋
本社:東京都港区三田3丁目12番14号 ニッテン三田ビル6F
電話番号:03-5427-3981
ホームページ:https://slc-123.co.jp/
設立:1999年12月
資本金:28,000万円
事業内容:
1)高齢者専門宅配弁当「宅配クック ワン・ツゥ・スリー」 フランチャイズ本部の運営
2)高齢者施設向食材卸事業「特助くん」の運営
3)高齢者向コミュニティサロン「昭和浪漫倶楽部」の運営
4)高齢者施設向厨房受託事業「結の台所」の運営
5)個人向通販事業「健康直球便」の運営

 

  • 『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』のさまざまな取り組み

◆今日も利用者に「会いに行く」 配達だけではない地域高齢者見守り活動を創業時より実践

高齢者専門宅配弁当『宅配クック ワン・ツゥ・スリー』は、現在全国で354店舗展開しており、月間約300万食を提供しています(2023年2月15日時点)。店舗では、在宅の高齢者を中心に、宅配時の手渡しによる見守り・安否確認を創業時より実践しており、昼食・夕食を別々に届け1日2回訪問することで、より顧客に近い存在となるべく努めています。また、お届けの際に倒れているなどの異常が発見された場合には、速やかにケアマネジャーやご家族と連動する地域密着型の独自のサービスを展開しています。

◆「オレンジリング」ネットワーク 社員、フランチャイズオーナーが「認知症サポーター」

オレンジリング

当社の数ある研修の1つに「認知症サポーター養成講座」があります。社員はもちろんのこと、店舗を運営するフランチャイズオーナーも受講し、その証として「オレンジリング」をつけています。認知症への理解を深めることで、地域高齢者やご家族の手助けとなれるよう取り組みを続けていきます。 

◆行政との連携を推進
当社では、全国74箇所の地方自治体と高齢者の見守りに関する協定を締結しています(2023年2月15日時点)。

 

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