株式会社日本創生投資のプレスリリース
株式会社日本創生投資(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三戸政和、以下:当社)は、橋本玄樹氏が創業し、連続起業家の堀江貴文氏、河村征治氏らも参画して全国にベーカリーブランド「小麦の奴隷」を展開する株式会社こむぎの(本社:北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長:橋本玄樹)より株式の一部を引き受け、資本業務提携を実施いたします。
1. 本資本提携の背景及び目的
株式会社こむぎのは、国内有数の店舗数を誇るベーカリーブランド「小麦の奴隷」を全国でFC展開し、FC加盟店数は、設立からわずか2年あまりで100店舗以上(開店準備中含む)にのぼります。
当社は、小麦の奴隷がもつブランドやノウハウ、販売チャネル等のアセットとのシナジー創出を企図した関連事業領域でのM&Aの実行、そして株式上場に向けた支援を行って参ります。
具体的な支援領域としては下記を想定しております。
1-1.食品関連事業領域での事業承継・M&Aの推進(詳細は2にて記載)
当社が、これまでの中小企業の事業承継、事業再生を通じて蓄積してきたノウハウおよびネットワークを活用し、M&A戦略の策定と案件の発掘、エグゼキューション、PMIのサポートを行います。
1-2.株式上場支援
株式上場支援としてCOO、CFO、経営企画人材の採用育成ならびに社内組織・ガバナンス体制の整備などを行なって参ります。同時に、当社代表の三戸政和も取締役として参画し、ハンズオン支援を行います。
2. 我々の目指すところ -食品関連事業譲受に関する方針-
2-1.地方で輝く食品事業をアップデート
小麦の奴隷は、北海道大樹町から始まりました。第1号店のオープン後、3か月で主軸商品「ザクザクカレーパン」は1万食の販売を達成するなど、過疎地域でも盛り上がりを見せる「地方活性化型ベーカリーモデル」を確立しました。その後、小麦の奴隷の出店による雇用促進や地域活性化を掲げ、「地方活性化型ベーカリーモデル」を軸に全国の地域への展開を進め、100店舗以上の出店に至ります。
かかる取り組みの中で、小麦の奴隷は、食品サービス・FCオペレーション領域において豊富な経営ノウハウおよび販売チャネルを獲得してきました。それらに、当社がこれまでの投資業務を通じて蓄積したM&A、事業再生、小売・マーケティング領域におけるノウハウを融合し、地域の銘菓・名産品メーカーおよび事業成長に資する食品関連事業の事業承継・M&Aを進めていく事としました。
当該事業承継・M&Aは、後継者不在による廃業の危機に直面した企業や地方に眠る更なる成長余地を残したブランド・事業を対象とし、当社および小麦の奴隷との協業によるブランド・事業のアップデート・エンパワーメントを企図しています。
事業の譲受後は、以下のような取り組み・シナジー効果の実現を通じて、経営基盤の強化やブランドの発展に努めて参ります。
▪小麦の奴隷100店舗以上を販売チャネルとして獲得することによるインスタントな売上成長
▪ブランドコラボレーションによるお互いの顧客基盤の共有
▪FCモデルの構築支援を通じた事業拡大
▪「レモネード」「小麦の奴隷」などのブランド開発を手掛けてきた株式会社こむぎの河村氏のブランド構築ノウハウを活用したリブランディング
▪海外展開のノウハウや販路を活用したチャネル開拓
▪D2Cブランドへの投資経験を有する日本創生投資によるEC導入支援を通じたチャネル開拓
2-2.地域そして譲受先事業者と共に上場を目指すM&Aを実践
当該事業承継・M&Aは第三者への再譲渡を意図するものではなく、従前の経営者および従業員のみなさまが大切に育ててこられたブランドやプロダクト、そして想いを引継ぎ、お互いの成長に資する強固な関係性を築き上げ、共に上場を目指して参ります。
また、企業グループ内および地域間でのノウハウ・人材の交換や交流、そして提携を通じて、相乗的な事業成長を実現できると考えております。
そして、ともに上場を目指し協働していく中で生まれた成長や上場に伴うメリット・経済的便益が地方経済に還流され、地方創生の一助となることが、我々が果たせる社会的役割の一つではないかと考えております。
【関係者各位へ】
株式会社こむぎのへの、会社および事業の譲渡をご検討されたい事業者様、あるいはM&Aに係るアドバイザー各位におかれましては、下記の連絡先までご連絡を賜れますと幸甚です。
また、本件上場準備・M&Aにかかる一連の業務において人材の募集も行っております。求人情報の詳細は下記連絡先までお求めください。
《連絡先》
株式会社日本創生投資
問合せ先:担当 牧 大誠
E-mail:maki@nipponci.com