株式会社ぐるなびのプレスリリース
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代⽥区、代表取締役社⻑:杉原章郎 以下、ぐるなび)と福岡県小郡市(市長:加地良光)は、「地域活性化起業人制度による派遣に関する協定」を2023年3⽉30⽇付で締結、本協定に基づき総務省の「地域活性化起業人制度」を活用し、2023年4月より従業員1名を小郡市に派遣します。
2023年3月30日(木)午前11時30分より、市とぐるなびの関係者が出席し、小郡市役所にて協定書締結式を行いました。式では地域活性化起業人として派遣されるぐるなびの従業員が今後の活動について抱負を述べました。
派遣従業員は、小郡市の地域資源や食などを活用した観光コンテンツの制作や、産品を使ったふるさと納税返礼品の造成などに取組むほか、食などを活用した小郡市の魅力の情報発信に取組み、観光振興につなげることで来訪者の増加を目指します。
ぐるなびの持つ事業インフラやノウハウを総合的に提供することで、地域経済の活性化を目指します。ぐるなびの地域活性化起業人派遣については全国で14例目、福岡県では初の取組みとなります。
ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)のもと、事業を推進しています。今後も、⾷や観光を通じた地域の活性化を⽇本全国の⾃治体と連携しながら進めていきます。
■「地域活性化起業人制度による派遣に関する協定」
(1)地域資源(七夕の里、恋人の聖地など)や食を活かした観光コンテンツの制作
(2)食を通じた交流人口・関係人口の創出、拡大の推進に関すること
(3)地域の生産者や飲食店、事業者等との連携に関すること
(4)地域の産品を使ったふるさと納税返礼品の造成
(5)その他観光振興や来訪者の増加に向けた取組み
(6)上記各号の情報発信に関すること
■「地域活性化起業人」派遣期間
2023年4月1日から (最長3年間)
■ 小郡市 概要
今年度市制施行50周年を迎えた小郡市は、福岡市から電車で南下して30分、九州のクロスポイントである鳥栖JCTまで車で10分と、アクセス良好のまちです。田園が広がるのどかな風景や、九州各方面への移動のしやすさから、移住地に選ばれることも多いです。
観光面では、小郡市を「七夕の里」や「恋人の聖地」としてPRしています。また、昨年度に「小郡の鴨を取り巻く食文化」が文化庁の100年フードに認定されたことから、現在は「鴨のまち」としてもPRしています。鴨やスイーツなどが味わえるグルメイベントが定期的に開催され、市内外から多くの人々が訪れています。
小郡市の⼈⼝・世帯数(令和5年3⽉1日現在)
⼈⼝:59,741⼈・世帯:25,773世帯
<URL> https://www.city.ogori.fukuoka.jp
左:鴨のまち小郡の天然鴨料理 右:恋人の聖地スイーツ
地域活性化起業人 派遣従業員プロフィール
株式会社ぐるなび
プロモーション事業部 食と観光企画部
食と観光事業統括セクション
食と観光事業グループ
兼 地域振興グループ
大住 由季子(おおすみ ゆきこ)
<出身地>東京都
<略歴>
・2015年
ぐるなび入社。食材プロモーション部門にて、GONMEETINGの商品展示会やマルシェイベント、各種プロモーション案件のイベント企画運営を担当。
・2019年
食と観光企画部にて、RED U-35の料理人コンペティション大会企画運営を担当。また、コンペティションにおける審査員や上位入賞者が所属する、CLUB REDのコミュニティの運営や管理、SNSやメルマガ配信を担当。
並行して大阪の直営店舗「ぐるなび旬食ラウンジ」の事務サポートを1年担当。
・2022年
現所属にて、ぐるなびふるさと納税サービスの業務推進を担当。
ECサイト「ぐるすぐり」のふるさと納税返礼品ページの制作運用や、自治体との連携等を担当。
<スキル/経験>
・イベント事業
現職にて2019年にイベント業務管理士2級取得。実務において実績を積み資格を活かし、様々な規模や形態で企画・制作・運営の一連業務を柔軟にかつ安全に配慮して対応する。
・通信販売事業
総合商社等で約7年TV通販やカタログ通販、Web通販等の媒体で様々な商材を取り扱い、その中で商品企画や生産管理を中心に、マーケティングやOEMなど基礎知識を備える。
・幼稚園教諭/保育士
都内幼稚園で2年勤務。以後週末の時間を利用して、室内遊戯施設で保育士として約8年、子供の遊びやイベント運営に携わり、子供の成長に大きく影響する責任の重要さを経験。
<自己紹介>
以前勤務した食品業界では、生産工場で作られた「食」が多くの流通を経由して、日々の食事の一部としてエンドユーザーに届く事業でした。
ぐるなびでは「食」に携わる、飲食店・生産者・料理人といった、それぞれ違う立場の専門家の方々と直接関わる業務を担当、また、各地域の食の魅力発信に貢献する業務も経験することができました。それらの業務を通じて、地域に根付いた食材が専門家を通じて魅力を増し、新たな価値を持った「食」として、エンドユーザーに届く素晴らしさを目の当たりにすることができました。
これからの活動ではこれまでの経験を活かし、小郡市の食や土地の魅力を多くの人に知ってもらう発信や、いつでも小郡市を訪れたくなるようなきっかけ作りができればと思っています。
■ 株式会社ぐるなび 概要
1996年に飲食店情報サイト「ぐるなび」を開設。詳細なメニュー情報等を事前に確認してから飲食店に行くという外食のスタイルを定着させました。現在「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)のもと、「飲食店経営サポート企業」としてさらなるサービスの拡充を図っています。
<URL> https://www.gnavi.co.jp/
参考資料
■ ぐるなびの地域連携協定(自治体および団体)