一般社団法人ロングスプーン協会のプレスリリース
全国の飲食店を中心に推進している子ども食堂の取り組み「フードリボンプロジェクト」を運営する一般社団法人ロングスプーン協会(代表:橋本展行 千葉県市川市塩焼4-10-3-711)が、公益財団法人岩佐教育文化財団が主催する「第2回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞(以下:岩佐賞)」の「 福祉の部」を受賞しました。
- 岩佐賞について
岩佐賞は、「国連が採択したSDGsの趣旨に合致した活動を続けるうえで、資金が必要な団体や厳しい環境のもとで地道に努力を続ける個人に助成し、その存在と活動内容を奨励するとともに連携の和を広げ、持続可能な社会の実現をはかること」を目的とした、公益財団法人岩佐教育文化財団が主催する表彰・顕彰事業です。
「持続可能な社会」を実現するため、SDGsに掲げられた目標の達成や社会課題の解決・改善につながる活動に取り組む日本国内のNPO、企業、教育機関、任意団体や個人を対象に、以下8つの部門ごとに応募が受け付けられました。
医療の部(医療・健康に関する活動)
教育の部(教育・子どもに関する活動)
福祉の部(福祉・貧困対策に関する活動)
環境の部(環境・まちづくり・防災に関する活動)
経済の部(技術革新・雇用創出・インフラ構築・サーキュラーエコノミーに関する活動)
平和・人権の部(紛争防止・人道支援・LGBTQ・多様性・平等に関する活動)
芸術の部(芸術・文化・芸能・スポーツに関する活動)
農業の部(農林水産・食に関する活動)
公益財団法人岩佐教育文化財団:https://www.iwasazaidan.or.jp/
岩佐賞特設サイト:https://sdgs-iwasazaidan.com/
- 福祉の部で受賞
「福祉・貧困対策に関する活動」として受賞させて頂きました。当協会が運営するフードリボンプロジェクトは、リボンがつなぐ「いただきます」をコンセプトに、ペイフォワードの仕組みで子ども達の日々の食事を支えるスキーム「フードリボン」の導入・実施を、全国の飲食店に推進する取り組みです。これによって、子どもの貧困問題をはじめとする社会課題による「空腹」や「孤独感」の解消と、それらが引き起こす「肉体的・精神的な発達の阻害」などの予防・緩和に取り組んでいます。
2023年4月6日現在は、全国で72ヶ所の飲食店がフードリボンプロジェクトを通じて子ども達の日々の食事を支えており、これから活動をスタートする準備中店舗も含めると、122ヶ所の飲食店がプロジェクトに参加しています。
当協会は2023年5月6日をもって設立2周年を迎える、まだまだ始まったばかりの団体です。その中でもこのような評価を頂けたこと、心より嬉しく、また光栄に思います。
- フードリボンを使った日々の食事支援
フードリボンプロジェクトに参加登録した飲食店では、1つ300円*でオリジナルのリボンが販売されます。お店のお客様によってリボンが購入されると、そのリボンは店内のボードに掲示されていき、子ども達はそれらのリボンを使用することで、一食分の食事と交換ができる仕組みです。(*フードリボンの金額は社会情勢によって変動する場合があります)
生まれた場所や育った境遇に関わらず「ご飯を食べて、大人に見守られて、元気に外を駆け回る」、そんな光景が全ての子ども達にとって当たり前である社会、そして全ての子ども達が夢に向かって可能性にチャレンジできる社会の実現を目指しています。そのために当団体は、「フードリボン」を導入する飲食店が全国の小学校区およそ19,000ヶ所に最低一ヶ所ずつ展開されることを目標に活動しています。
「ご寄付のお願い」
当協会の活動は皆様からのご寄付によって運営されています。
フードリボンプロジェクトの全国展開を通じて、すべての子ども達がいつでも安心して食事ができる社会を実現するため、共に歩んで頂ける仲間として、多くの方にマンスリーサポーターへのお申し込みを頂けたら幸いです。
個人の方は毎月1,000円以上から、法人の方は毎月1万円以上からの定額寄付をいただく制度です。
それぞれに支援の返礼として特典もご用意しています。(法人サポーターの特典は口数に応じて変動があります。下記画像に表示しているのは1口1万円でお申し込みいただいた場合のものです。)
詳しくは下記のページからご参照ください。
【個人の方▽ ▽】
https://longspoon.net/individuals/
【法人の方▽ ▽】
https://longspoon.net/company/