サントリーホールディングス株式会社のプレスリリース
サントリーグループは、“誰もがサントリー社員としての自覚と誇りを持ち、自らの心を解き放ち自分らしくイキイキと働ける職場”や、”仲間の個性や多様性を強みとして活かす組織”の実現に向け「DEI Vision Statement」を掲げています。女性、LGBTQ+、障がい者、シニアなどの多様な人材が活躍できるよう、働き方の多様化の促進や支援制度の充実などさまざまな活動を展開しており、今後さらに強化していきます。
▼男性の育児参画の促進
当グループは、働き方の多様化に向けた重要な項目のひとつとして「男性の育児参画の促進」を掲げ、男性社員の育児休職取得率向上を図っています。2011年に、男女ともに育児休職の一部を有給化する制度(ウェルカム・ベビー・ケア・リーブ)を開始するなど取得支援施策を拡充。今後、育休取得者および周囲の意識醸成をさらに進めることで、当初の計画2024年から1年前倒しした2023年内での5日以上の取得率100%達成を目指します※1。
※1 サントリーホールディングス(株)籍およびサントリー食品インターナショナル(株)籍の男性社員が対象
▼LGBTQ+に関する活動の展開
就業規則における配偶者の定義に「同性パートナー」を加える改定、相談窓口の設置、当事者が登壇する社内セミナーの実施など、社内での環境づくりや意識醸成に取り組んできました。今回、性的指向および性自認にかかわらず、すべての人が自分らしく誇りをもって前向きに生きていくことができる社会の実現を目指す、アジア最大級のLGBTQ+イベント「東京レインボープライド2023」に“Gold Sponsor”として協賛し、ブースを出展します。
社内で募集したボランティアが運営するブースでは、海外を含むグループ全体の取り組みを紹介するほか、サントリーオリジナルのALLY(アライ)ステッカー※2を配布し、来場者に行動のきっかけを提供します。社外の方との交流を学びの機会としながら、社内でのさらなる意識醸成や活動推進へとつなげます。
※2 ALLY(LGBTQ+に対する理解を持ち、支援する意志を持つ人物)であることを表明するステッカー
■出展概要
日時:4月22日(土)23日(日)11:00~18:00
場所:代々木公園イベント広場
主な内容:当グループのLGBTQ+の取り組み紹介
オリジナルのALLYステッカーの配布
参加人数に応じた金額をLGBTQ+関連活動団体に寄付する企画
▼障がい者の活躍推進
当グループでは、職域を限定せずに障がい者の採用を行ってきました。なかでも、2018年に開設した「コラボレイティブセンター」では、知的障がいをもつ社員がさまざまな社内業務に従事しています。2023年4月現在では、東京、仙台、名古屋、大阪、広島の各拠点で合計39人が活躍しています。今後、2026年末までに札幌、福岡にも同センターの拠点を設け、人数も合計50人規模に拡大し、さらなる活躍の推進を図ります。
今後も、社員一人ひとりがDEIへの理解を深め、「人間性を尊重する」組織風土を醸成することで、グループの企業価値を高めるとともに、あらゆる人が人間らしく心豊かに暮らせる社会づくりに貢献していきます。
▼サントリーの人本主義
https://www.suntory.co.jp/company/peopleculture/peopleculture3.html
以上