〔埼玉〕「国際切り絵コンクール」入選作を常設展示 浦和「ぱる★てらす」

パルシステム連合会のプレスリリース

生活協同組合パルシステム埼玉(本部:埼玉県蕨市錦町、理事長:樋口民子)はこのたび、活動施設「ぱる★てらす」(さいたま市浦和区)で「戦争と平和」をテーマにした切り絵『どうかこの子を眠らせて』の常設展示をはじめます。戸田市在住の切り絵師totomaruさんから寄贈された作品です。

平和を願う拠点での展示を

展示する『どうかこの子を眠らせて』は、2022年に開催された「第3回国際切り絵コンクール」で、スイスや中国など国内外241の応募から入選した作品です。2022年11月末まで「富士川切り絵の森美術館」(山梨県身延町)の入選作品特別展に展示されていました。

このたび、平和活動を推進する団体や施設に展示したいとのtotomaruさんの希望から、当組合に寄贈されることとなりました。作品は「ぱる★てらす」2階コミュニティスペースにて常設展示し、開館時間内ならいつでも鑑賞できます。

子どもたちが安心して眠れる未来をください

「戦時中の日本兵は、避難所を敵に悟られまいと空襲警報で泣き出す乳児の母親に向かい『すぐに泣き止ますか、殺せ』と命じていた。母親たちは必死に我が子を守ろうと胸に押し付け泣き声を隠そうとしたが、そのまま窒息死した子もいた」

このエピソードを耳にしたtotomaruさんは、二度と日本に戦争のサイレンが鳴り響かない、子どもたちが安心して眠れる未来をと願い、本作を制作しました。虹色に彩られた多数の折り鶴の中央に健やかに眠る乳児を切り出した作品です。

パルシステム埼玉はこれからも、利用者とともに平和の尊さを次世代に伝えるため、様々な取り組みを推進していきます。

【展示詳細】

会場:パルシステム埼玉活動施設「ぱる★てらす」

所在地:埼玉県さいたま市浦和区東仲町10-7

アクセス:JR浦和駅東口より徒歩3分

開館時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00

totomaruさんの手による『どうかこの子を眠らせて』

【組織概要】

生活協同組合パルシステム埼玉

所在地:埼玉県蕨市錦町2-10-4、理事長:樋口民子

出資金:87.3億円、組合員数:219,059人、総事業高:325.3億円(2022年3月末現在)

HP:https://www.palsystem-saitama.coop/

パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一

13会員・統一事業システム利用会員総事業高2,569.1億円/組合員総数168.3万人(2022年3月末現在)

会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ

HP:https://www.pal.or.jp

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