生酛造りの純米生どぶろく「鬼吉川」(おにきっかわ)が マニアックに進化してのリニューアル! 4月27日より販売開始!

福光酒造株式会社のプレスリリース

ー鬼吉川3rdバージョンは最古の清酒酵母を使用 限定700本ー

広島県山県郡の小さな酒蔵、福光酒造株式会社(所在地:広島県北広島町、代表:福光 寛泰)は、生酛造りの純米生どぶろく「鬼吉川(おにきっかわ)」をリニューアルし、2023年4月27日より販売開始いたします。

鬼吉川1

醸造元の福光酒造は昭和8年に創業。しかし三代目蔵元が病に倒れたことにより平成18年に廃業しました。それから9年後、創業家の福光寛泰が蔵を再興すると決心し、4年の準備期間を経て、平成31年、13年ぶりに酒蔵が復活しました。
本来は清酒醸造を生業にしていましたが、廃業の際、清酒醸造免許を国に返納してしまったことで、現在はどぶろくの醸造しております。

酒蔵がある広島県北広島町大朝は江戸時代以前、戦国武将吉川元春で有名な吉川家が治めていた土地でした。その吉川元春の曽祖父にあたる武将で「鬼吉川」として全国に勇名を轟かせていた武将が吉川経基です。その経基公没後500年を記念して令和2年1月に誕生したお酒が、純米どぶろく「鬼吉川」です。
今回、その「鬼吉川」を再リニューアルいたしました。

■リニューアルした「鬼吉川」について
一作目の「鬼吉川」は精米歩合:91%、使用酵母:広島もみじ酵母、アルコール分:14%のスペックですっきり辛口タイプの味わいでした。

その翌年、令和3年春に造った二作目の「鬼吉川」は「生酛造り」という江戸時代の製法で酒母を造り、使用酵母は広島令和1号酵母という香りを抑えめの酵母を使用。精米歩合とアルコール分は前回と同一スペックで生酛特有の旨味を備えた辛口どぶろくでした。

そして、今回の三作目は、生酛造りはそのままに精米歩合を91%から80%へと増やしました。
そして最大の特徴が「日本最古の酵母(※)」を使用しているところです。昔飲まれていたであろう、どぶろくを再現すべく、製法や酵母にこだわりました。香りはおだやか。味わいは香ばしさと旨味がしっかりあり飲みごたえがあります。

鬼吉川2

■製品諸表
商品名   :生酛造り辛口純米どぶろく「鬼吉川」(おにきっかわ)
原料米   :全量 広島県 大朝産「こいもみじ」
精米歩合  :80%
仕込水   :蔵内 地黄井戸水 硬度:20
酵母    :Saccharomyces Sake※
アルコール分:14%
日本酒度  :-10
酸度    :3.6
内容量   :700ml
生産本数  :700本

※酵母の正式名称は「Saccharomyces Sake」
<酵母の由来>
1895年(明治28年)古在氏と矢部氏が初めて清酒酵母を分離。
1897年に矢部氏がSaccharomyces Sakeと命名。
<香り味の特徴>
日本最古の清酒用酵母は香気成分的には醸造香が少ない一方で、昔ながらの酒らしい落ち着いた香りが特徴で、飲み飽きしない風味を持っています。

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