蔵元杜氏も納得の味わい!幻の酵母ともいわれる 「きょうかい8号酵母」で仕込んだ純米生どぶろく、 4月27日いよいよ販売開始!

福光酒造株式会社のプレスリリース

ー1年間冷蔵貯蔵の純米生どぶろく 500本のみの限定酒!ー

広島県山県郡の小さな酒蔵、福光酒造株式会社(所在地:広島県北広島町、代表:福光 寛泰)は、幻の酵母ともいわれる「きょうかい8号酵母」で仕込んだ純米生どぶろく「「きょうかい8号」酵母仕込みどぶろく朝光(あさひかり)」を2023年4月27日に販売開始いたします。

きょうかい8号酵母仕込みどぶろく「朝光」あさひかり

●そもそも「きょうかい8号酵母」とは
公益財団法人日本醸造協会が保管するその酵母の事です。昭和35年に新政で有名な協会6号酵母の変異株(現在の見解では6号酵母の変異株では無いという事がわかっております。)という事で頒布スタートしました。しかし、濃醇多酸な酵母特性のため、当時の淡麗辛口が求められた時代のニーズに合わず、昭和52年(1977)に頒布が終了した幻の酵母です。

●きょうかい8号酵母との出会い
私は平成27年まで山口県岩国市にあります村重酒造株式会社で副杜氏をしておりました。当時、私は肉料理に合う日本酒造りを目指しており、原料となる酵母を探しておりました。昔の醸造資料を読んでいるうち、きょうかい8号酵母の存在を知りました。しかし、当時の醸造協会内ではきょうかい8号酵母は標本的な存在で、一般的な頒布はされていませんでした。ダメもとで醸造協会に酵母を分けていただけるよう掛け合いました。その結果「出来たお酒の品質は保証できないけど、それでもよろしければお分けいたします。」ということになりました。そして2004年にきょうかい8号酵母による酒造りをスタートしました。

どぶろく醸造スタイル

●きょうかい8号酵母の魅力
きょうかい8号酵母の魅力は何と言いましても酸味と独特なフレーバーにあります。
村重酒造時代に精米60%で造った純米酒は、イチゴ様香とヨーグルトフレーバーが際立った独特なものでした。そして一部の日本酒愛好家からは絶大な支持を受けたのでした。それもありまして、この酵母の可能性を感じることが出来ました。洋食、特にイタリアンとの相性も良く、白ワインと同じように楽しんでいただける日本酒が出来たと、喜びました。

●製品諸表
商品名   :「きょうかい8号」酵母仕込みどぶろく朝光(あさひかり)
原料米   :全量 広島県 大朝産「こいもみじ」
精米歩合  :55%
仕込水   :蔵内 地黄井戸水 硬度:20
酵母    :きょうかい8号酵母
アルコール分:12%
日本酒度  :-6
酸度    :2.5
内容量   :700ml
販売本数  :500本限定
特徴    :【香り】
        シャルドネの様な爽やかなブドウの香りと、
        いちごみるく様香、時間が経つにつれ
        ヨーグルトのような香りが現れてきます。
       【味わい】
        クリーミーでほんのり甘酸っぱい味わい。
       【ペアリング】
        チーズや豚肉料理、そしてイタリア料理など、
        和食よりも洋食との相性が良いです。

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