Sydecasと龍谷大学、蒟蒻由来の植物性代替素材の整腸機能と応用についての研究を開始

㈱シデカスのプレスリリース

次世代素材系フードテック企業株式会社シデカス(兵庫県加古川市、代表取締役:寄玉昌宏、以下「当社」)は、当社独自の蒟蒻由来食材NinjaPasteについて、学校法人 龍谷大学(京都市、専務理事:入澤 崇、以下「龍谷大学」)と、整腸機能と応用についての共同研究を開始します。2022年度の共同研究を発展させた取り組みで、関西みらいフィナンシャルグループ・関西みらい銀行(社長:西山和宏)の「関西みらい共同研究助成金」助成対象として選定されました。

■共同研究概要
研究課題 :    蒟蒻由来の植物性代替素材の生理的機能の実証と物性研究
研究従事者    :    龍谷大学農学部食品栄養学科 中村富予教授、山崎正幸教授、西澤果穂講師
研究期間 :    2024年3月31日まで
受入機関 :    龍谷大学食と農の総合研究所

龍谷大学のもつ豊富な食品研究の知見を元に、シデカス独自の蒟蒻由来食材NinjaPasteを活用した次世代の新たな食品開発に繋げます。

■NinjaPasteの現状の課題

NinjaPasteについてこれまで多くの企業に素材として提案してきたなかで、「低カロリー・糖質ゼロ」「結着」という素材の機能は好意的に受け止めてもらえるものの、「科学的な裏付け」が不足していることを実感しています。

具体的には、新しい素材であるため「これを入れたらどう健康に良いか」という、生理的な機能について定量的な評価が不足していること、また使い方の自由度が高いためかえって提案された企業側が決断に時間を要してしまうことが挙げられます。

今回の研究では、「科学的根拠」を示すことで、これらの課題を乗り越え、NinjaPasteを社会実装するためのピースを埋めていくことを目的としています。

■マテリアルフードテック「NinjaFoods」
人が食事をするのは、栄養をとるためだけでなく、食べる行為そのものが楽しいからである、と私たちは考えます。一方、糖尿病や高血糖、肥満、アレルギー等、食の制限を持つ人は世界に多数います。そういった「食の制限」を超え、あらゆる人が「食べる」ことを楽しみ、well-beingを高めるため、当社は日本古来の植物性ヘルシー食材蒟蒻(こんにゃく)に着目。独自素材NinjaPasteの可能性を最大限に活かす「well-beingなオツマミ」分野に特化した製品開発を自社で行っています。「すべての人が制限なく美味しい食を楽しめる世界」の実現を目指しています。

■「次世代食のカタチをつくる」次世代蒟蒻素材NinjaPaste
当社独自素材NinjaPaste(ニンジャペースト)は、通常の蒟蒻を固めきらずにペースト状に保つことに成功した次世代蒟蒻素材です。他の素材に混合した後、加熱・冷凍・乾燥のいずれかの操作を行うことで、対象の繊維を補強し不可逆のゲルを形成、強力な結着成形を実現します。加えて、成型後はレトルト加工や冷凍保存への耐性があるため、次世代の食材開発に欠かせないキーマテリアルとなるポテンシャルを持ちます。ゼラチンや卵、水飴類を使用せず、素材の良さを活かした食品の成型が可能なため、様々な新しい素材を組み合わせ、「次世代食のカタチ」を作ります。

■NinjaFoodsの今後の展開
当社だけでNinjaPasteを独占し最終製品を提供していくだけでは、当社の目指す世界である「すべての人が制限なく美味しい食を楽しめる世界」の実現は不可能です。

当社では、NinjaPasteの結着成型機能を活かし、様々な素材メーカーの方の課題を解決する共同開発を受託します。「ほかにない健康的・革新的な素材を開発したが、成型が難しい」「サプリメント以外の提供方法開発に苦戦している」といった方は、ぜひご相談ください。

様々な他食材とNinjaPasteと掛け合わせることで、低糖質・低カロリー・アレルゲンフリー・ハラール対応・ヴィーガン対応など、様々な食習慣にマッチした次世代フードNinjaFoodsを開発することが可能です。当社では2025年大阪・関西万博を見据え、SDGsオツマミなど多様な製品を世の中に発信しています。

NinjaFoodsは、皆様と協働し、日本から世界の食をアップデートいければと考えています。

株式会社Sydecas(シデカス)
>メインオフィス
675-0066 兵庫県加古川市加古川町寺家町621 JAビル2F
>大阪オフィス&ラボ
555-0011 大阪市西淀川区竹島2丁目6番18号 ガリレイグループ本社ビル内MILAB

【NinjaFoodsの最新プロダクトが購入できる公式サイト】 https://ninjafoods.jp/

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