捨てるカカオの皮から『すっきり飲めるカカオビール』の製造開始

UMEYA BRAINERY株式会社のプレスリリース

チョコレート作りには欠かせないカカオ豆の皮が廃材として多く出てます。その捨てるカカオの皮を利用してすっきり飲めるクラフトビール『CACAO GOLDEN ALE』作りに挑戦します。カカオの皮はUMEYA BRAINERY(福岡県宗像市)が提供し、製造はFUKUOKA CRAFT(福岡県遠賀郡岡垣町)が行います。すでに仕込みは終わり、『CACAO GOLDEN ALE』の発売時期は2023年6月初旬を目指しています。※酒税法上は発泡酒

捨てるカカオの皮から『すっきり飲めるカカオビール』を作りたい! 

福岡県宗像市にあるチョコレート屋が、カカオの皮を利用してすっきり飲めるクラフトビール『CACAO GOLDEN ALE』作りに挑戦! ※酒税法上は発泡酒

UMEYA BRAINERY キヨ(左)  FUKUOKA CRAFT デイビット氏(右) 
チョコレートの製造工程で出る『カカオの皮(ハスク)』の多くは廃棄されており、カカオ豆からチョコレート製造する事業者(Bean to Bar界隈)ではその利用方法についてよく話題になります。

利用される一例として、カカオ染やカカオティー、またパルプに混ぜ込んだり、肥料や飼料としてなど幅広い可能性を模索しています。
今回は、となり町(岡垣)のクラフトビール工房『FUKUOKA CRAFT』に相談し、捨てるカカオの皮を持ち込み、様々なテストや検討を行い、すっきり飲み口のビールを製造することに。

互いに未経験の領域なので、試行錯誤しながら酒設計をしていくことになりました。すでに2023年4月25日に仕込みを始め、カカオビールの出来上がりは6月初旬予定です。

今回使用するモルト(麦芽)は、イギリス産を使用します。

モルト(麦芽)と熱湯を撹拌

カカオの皮をタンクに投入したところ。湯気でレンズがくもります。

絞りかすの中にカカオ皮が混ざっている様子この後、酵母を投入し、あとは発酵・熟成を待つのみです。どんなビールになるかは、まだ想像しかありません。

(こぼれ話)クラフトビールは、ホップや複雑な風味、様々な酵母の特性、そして麦本来の味わいを楽しむためにしっかりした飲み口が特徴的です。さらにチョコレートやカカオを使ったビールは、『ダークビール』(黒ビールなど)と呼ばれ、その濃厚な味わいは、コアファンに人気です。

【今回挑戦すること】

捨てるカカオの皮から『すっきり飲めるカカオビール』の製造

商品名:『CACAO GOLDEN ALE』(カカオ ゴールデン エール)
アルコール度数:5.0%

カカオ豆はインドネシア・バリ島産を使用

予定販売時期:2023年6月初旬ごろ

予定販売価格:700円~800円/本

製造本数は、3200本(133ケース)です。※発酵・熟成などの工程で製品出来高は前後します。

ゴールデンエールとは、ラガービールのようにすっきり飲みやすく、ホップの苦みも感じられます。どんな料理にも合わせやすく、爽やかな飲み口はエールビール初心者におススメです。

(製品は澱がとれて、透き通ったオレンジ色を想定しています。)
ラベルデザインは地元宗像市出身の『colorhythmrisa』(カラリズムリサ)氏がバリ島の爽やかなイメージを描き起こしていただきました。

UMEYA BRAINERY(ウメヤブレイナリー)とは、福岡県宗像市でカカオ豆の美味しさを追求したプレミアムチョコレートを製造しています。BRAINERYは、俗語(NY・スラング)で市民大学を意味します。

インドネシア・バリ島のカカオ農家さんと

捨てるカカオの皮を利用してすっきり飲めるカカオビール『CACAO GOLDEN ALE』(6月発売予定)をお試しください。

商品関連サイト 

https://shop.umeya.me/blog/2023/05/04/111556

UMEYA BRAINERY株式会社

福岡県宗像市徳重545-6

http://umeya.me

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