日本唯一、アジア最大級の蒸留酒コンペティション「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」2023洋酒部門の結果を発表

株式会社ウイスキー文化研究所のプレスリリース

今年で5回目となる日本唯一、アジア最大級の蒸留酒のコンペティション『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション』(以下:TWSC)。その2023年洋酒部門の結果が発表されました。TWSC2023洋酒部門では、世界各国から過去最多となる644アイテムの出品があり、日本国内の専門家229名がブラインドテイスティングで行ったリモート審査の結果、568のアイテムが受賞を果たしました。洋酒部門と併設している焼酎部門は、5月17日(水)に結果を発表予定です。
本コンペティションの主催はTWSC実行委員会、企画・運営は株式会社ウイスキー文化研究所(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:土屋守)が行っています。

【WEBページ】https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/

  • 上位6%、39アイテムのウイスキーやスピリッツが最高金賞に輝く

TWSC2023では、1アイテムあたり最低12名以上の審査員が銘柄名を伏せたブラインドテイスティングで審査を実施し、その審査結果を基に、「最高金賞(39アイテム)」「金賞(236アイテム)」「銀賞(230アイテム)」「銅賞(63アイテム)」を選出しました。上位6%の最高金賞に輝いた39アイテムは下記の通りです。

2019年の審査会風景

【TWSC2023洋酒部門 最高金賞受賞アイテム一覧】

最高金賞一覧(上段の左上からリスト順)

受賞アイテム名

カテゴリー

出品者名

24.169 コンカースに夢中になる

スコッチウイスキー

The Scotch Malt Whisky Society

53.419 妖艶な魔女と黒魔術の残り香

スコッチウイスキー

The Scotch Malt Whisky Society

68.100

スコッチウイスキー

The Scotch Malt Whisky Society

バルブレア 18年

スコッチウイスキー

三陽物産株式会社

ブルックラディ アイラ・バーレイ 2013

スコッチウイスキー

レミー コアントロー ジャパン株式会社

グレンスコシア 10年

スコッチウイスキー

株式会社都光

リンドーズ シングルモルト ジャパンエクスクルーシブ シェリーバット

スコッチウイスキー

株式会社都光

オクトモア 13.2 オロロソ・カスク

スコッチウイスキー

レミー コアントロー ジャパン株式会社

オールドプルトニー 18年

スコッチウイスキー

三陽物産株式会社

ポートシャーロット 10年

スコッチウイスキー

レミー コアントロー ジャパン株式会社

ポートシャーロット SC:01 2012

スコッチウイスキー

レミー コアントロー ジャパン株式会社

ウィルソン&モーガン ダルユーイン15年 ePower15周年 ウイスキーラバーズ名古屋2023

スコッチウイスキー

株式会社ePower

ウィルソン&モーガン リンクウッド 15年 ePower15周年

スコッチウイスキー

株式会社ePower

デュワーズ ダブルダブル 21年

スコッチウイスキー

バカルディジャパン株式会社

デュワーズ ダブルダブル 27年

スコッチウイスキー

バカルディジャパン株式会社

デュワーズ ダブルダブル 32年

スコッチウイスキー

バカルディジャパン株式会社

ジェームズ E ペッパー 1776 ストレートバーボン

アメリカンウイスキー

日本酒類販売株式会社

カッパーワークス アメリカンシングルモルトウイスキー リリース 044

アメリカンウイスキー

Far Yeast Brewing株式会社

ケンズチョイス アメリカンドリームバレル リバティーベル 13年

アメリカンウイスキー

Ken’s Bar 京橋本店/合同会社サカキ

ケンズチョイス アメリカンドリームバレル ルート66 13年

アメリカンウイスキー

Ken’s Bar 京橋本店/合同会社サカキ

ケンズチョイス ジャズインスツルメンタル ヴォーカル

アメリカンウイスキー

Ken’s Bar 京橋本店/合同会社サカキ

シングルカスク駒ヶ岳 AGED 9 YEARS Cask No.1665

ジャパニーズウイスキー

本坊酒造株式会社

シングルカスク駒ヶ岳 屋久島エージング Cask No.2026

ジャパニーズウイスキー

本坊酒造株式会社

シングルモルト 嘉之助 アーティストエディション#002

ジャパニーズウイスキー

小正嘉之助蒸溜所株式会社

イチローズモルト ダブルディスティラリーズ

ジャパニーズウイスキー

株式会社ベンチャーウイスキー

MARS The Y.A. #01

ジャパニーズウイスキー

本坊酒造株式会社

イチローズ モルト&グレーン ブレンデッドジャパニーズウイスキー リミテッドエディション 2023

ジャパニーズウイスキー

株式会社ベンチャーウイスキー

響 21年

ジャパニーズウイスキー

サントリー株式会社

響 ブレンダーズチョイス

ジャパニーズウイスキー

サントリー株式会社

カバラン ディスティラリーリザーブ ピーティカスク

タイワニーズウイスキー

Kavalan Distillery

カバラン ソリスト オロロソシェリー

タイワニーズウイスキー

Kavalan Distillery

カバラン ソリスト PX シェリー

タイワニーズウイスキー

Kavalan Distillery

エムアンドエイチ エイペックス 酒精強化レッドワインカスク

その他の地域のウイスキー

株式会社サイズ

ダルティガロング バ・アルマニャック 1992

ブランデー

NOZOMI株式会社

ロン サカパ XO

ラム

ディアジオ ジャパン株式会社

ロイヤル センテナリオ システマソレラ 30 エディションリミターダ

ラム

株式会社都光

アラクラン エクストラアネホ

アガベスピリッツ

De Agave株式会社

ドン・フリオ 1942

アガベスピリッツ

ディアジオ ジャパン株式会社

オフトレイル アゼオトロープ ビアディスティルド ジン サンショウパンチ ニューポット

ジン

Far Yeast Brewing株式会社

公式ホームページでは全受賞アイテムをボトル画像付きで閲覧できます。
TWSC公式ホームページ_結果一覧:https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/winnersresult/

【特別賞は後日発表】
TWSC2023洋酒部門では、今回発表となった「最高金賞」「金賞」「銀賞」「銅賞」の他に、各種の特別賞を後日発表いたします。TWSCの目玉である「ベスト・オブ・ザ・ベスト」についても、最高金賞と金賞に選出された一部のアイテムを対象に、現在リモートによる二次審査を行っており、二次審査の結果を加味して選出する予定です。特別賞の発表に関する詳細は、TWSCの公式ホームページや今後のプレスリリース等で公表します。

  • バーテンダーを中心とした日本全国229名の専門家がリモート審査を実施
    公正なブラインドテイスティングによる審査で受賞アイテムを選出

TWSC2023洋酒部門では、日本全国からバーテンダーを中心に、酒販店、インポーター、メーカー、プレス関係者などで構成される専門家229名が審査に参加し、リモート形式での審査を実施しました。

【TWSC2023審査員一覧】
https://tokyowhiskyspiritscompetition.jp/judges/

【リモート審査概要】
➀カテゴリー別などで審査フライトを組み(1フライトは4~8アイテムで構成)、644の出品アイテムから95ほどのフライトを作成
➁審査員のグループを作成(全審査員229名を、12~13名で構成される19のグループに分類)
③95ほどの審査フライトと19の審査員グループのマッチングを行い、各グループが担当する審査フライトを決定(1グループ5フライトほどを担当)
③出品アイテムを合計1万本以上に及ぶ小瓶に詰め替え、フライトごとに小分けにし、専用グラスとともに審査員に送付
④約1ヵ月の審査期間内に各審査員がリモート審査を実施
⑤審査員から提出された審査結果を運営事務局で集計し、TWSC実行委員会にて受賞アイテムを決定

【審査基準について】
リモート審査にあたっては、審査員はTWSC実行委員会で製作した審査オリエンテーション動画を視聴しながら、共通のサンプルをテイスティングしました。審査オリエンテーション動画では評価にあたってのポイントや基準点を解説しており、これを基に審査基準のすり合わせをしています。審査オリエンテーション動画はWEB上で公開しており、どなたでも視聴することができます。

  • 洋酒部門受賞率データ

  • 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)とは

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本人の繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。ウイスキー評論家の土屋守が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを発信していくことや、これからのウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う国内の飲み手の育成などが、その目的です。2019年に開催がはじまり、2020年からは、日本が誇る蒸留酒・焼酎の魅力を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設しました。5回目の開催となった今回のTWSC2023では、洋酒部門と焼酎部門を合わせて918アイテムの出品があり、アジア最大級の出品数を誇る品評会となっています。

【TWSC2023後援一覧】
一般社団法人日本のSAKEとWINEを愛する女性の会/一般社団法人 日本ホテルバーメンズ協会/在日ペルー大使館/台北駐日経済文化代表処/駐日アイルランド大使館/駐日アルメニア共和国大使館/日本洋酒酒造組合/日本洋酒輸入協会/日本ウォッカ協会/日本コニャック協会/日本テキーラ協会/日本ピスコ協会/日本メスカル協会/日本ラム協会/アメリカ大使館 農産物貿易事務所/ウェールズ政府/オーストラリア大使館 商務部/スコットランド国際開発庁/ドイツ連邦共和国大使館/フランス貿易投資庁-ビジネスフランス/メキシコ大使館 農務部/NPO法人 チーズプロフェッショナル協会/NPO法人 プロフェッショナル・バーテンダーズ機構/SHOCHU NEXT (以上)

  • ウイスキー文化研究所について

ウイスキー文化研究所は、ウイスキー評論家の土屋守が代表を務めるウイスキー文化の普及団体です。2001年3月の発足以来、国内外のウイスキー・酒文化全般を深く学ぶべく研究を重ね、情報の収集および発信を行っています。また業界に関わる方々とともに、ウイスキー愛好家や飲み手の育成、ウイスキー文化の普及を目的とした取り組みを企画・立案、実施してきました。

国内で唯一のウイスキー専門誌『Whisky Galore』の編集・発行、ウイスキーフェスティバルなどのイベントの企画・運営のほか、ウイスキーに関する知識、鑑定能力を問う資格認定制度「ウイスキーコニサー資格認定試験」や、ウイスキーを楽しむための知識を問う「ウイスキー検定」を主催しています。また、2019年より世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)」も運営しています。

【会社概要】
社名:株式会社ウイスキー文化研究所
本社所在地:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-10-5 テック広尾ビル5F
代表取締役:土屋 守
事業内容:ウイスキーガロア編集発行/ウイスキーコニサー資格認定試験教本編集発行/ウイスキー関連書籍執筆、監修/ウイスキーフェスティバル企画・運営/ウイスキーコニサー資格認定試験企画・運営/ウイスキー検定の実施・運営/東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)運営/ウイスキーの製造アドバイス・技術指導
設立: 2001年3月
HP:https://scotchclub.org/

  • ウイスキー文化研究所代表/TWSC実行委員長 土屋守プロフィール

1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。取材で行ったスコットランドで初めてスコッチのシングルモルトと出会い、スコッチにのめり込む。帰国後はウイスキー評論家として活躍し、98年にはハイランド・ディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」の一人に選ばれる。2014年9月から2015年3月に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、ウイスキー考証として監修を務めた。
『シングルモルトスコッチ大全』、『ブレンデッドウィスキー大全』(小学館)、『竹鶴政孝とウイスキー』(東京書籍)、『ウイスキー完全バイブル』(ナツメ社)、『ビジネス教養としてのウイスキー なぜ今、高級ウイスキーが2億円で売れるのか』(KADOKAWA)、『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(祥伝社)など著書多数。近著に『完全版 シングルモルトスコッチ大全』(小学館)、『土屋守のウイスキー千夜一夜(1~5巻)』『ジャパニーズウイスキーイヤーブック(蒸留所年鑑)』(ウイスキー文化研究所)などがある。隔月刊誌『Whisky Galore』の編集長を務める他、TWSC、ジャパニーズウイスキーの日実行委員長も務める。

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