【新製品】ダマになる粉の混合時間を短縮する装置 FOOMAで初披露

日東金属工業株式会社のプレスリリース

工業用ステンレスタンク・撹拌装置メーカーの日東金属工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:大山 正記)は、液体と粉体を短時間で均一化する「ミキシングユニット」を2023年6月6日より発売いたします。
また、本製品を2023年6月6日~9日に開催される世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」(東京ビッグサイト)にて初披露いたします。

FOOMAへの出展詳細はこちら
https://www.nitto-kinzoku.jp/blog/blog/bfooma2023/

  • 付加価値を生まない「ダマを消すために混ぜる時間」を短縮

ミキシングユニット

今回開発したミキシングユニットは、液体と粉体を混ぜ濃度を均一にする機能に特化しています。粉を液体に投入するとダマになったり液面に浮いたりして混合に時間がかかる、というような生産のボトルネックでお困りの方にぜひご利用いただきたい生産設備です。

ダマになりやすい粉体を液体に混ぜる際、塊のまま入らないよう粉を少量ずつ投入したり、混ぜる時間を延ばしダマを解消したりするような対策が一般的です。しかし、こうした方法だと作業者により程度にムラが出る・ムダな工数がかかるといったデメリットがあります。

ミキシングユニットは、上のようなムラ・ムダなくダマの形成を軽減し、作業時間を短縮します。

本製品で増粘剤※と水を混ぜたところ、約2分間と短時間の撹拌ですがタンク内に目立つ粉ダマを作らず混ぜることができました。通常、増粘剤は液体に投入するとダマを形成し均一な状態になるまで長時間混ぜる必要がありますが、比較するとその差は明らかです。(比較画像参照)
※食品などにとろみを付けるために使用される添加物。実験ではCMCを使用。

操作は非常にシンプルで、粉はロートへまとめて投入し、栓を開けるだけです。粉はポンプによる液流で自然と配管へ引き込まれ、タンクに入りさらに液体と混ざります。ロートから引き込まれる時に大きな粉の塊は自然と壊れ、ダマの形成を予防します。また粉体を運ぶ配管は液面より低い位置にセットするため、粉が液面に浮くこともありません。

タンクや配管はステンレス製で、錆に強く異物混入リスクを低減。衛生管理が厳しい医薬品・食品工場に適した仕様です。

粉体と液体が混ざる流れ

  • 【デモ運転実施】本製品を展示会でご覧いただけます

2023年6月6日~9日に開催される世界最大級の食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2023」(東京ビッグサイト)にて本製品を初披露いたします。デモ運転もいたしますので、会場へお越しの際には「日東金属工業」のブース(東展示棟 7ホール・7K-07)へぜひお立ち寄りください。

<その他展示予定製品>

・液体を効率よく温めるコンパクトな混合装置

・泡立ちを抑えて混ぜるミキサー

・粉詰まり(ブリッジなど)解消機能付きホッパー など

<FOOMA JAPAN 2023 概要>

日時:2023年6月6日(火) ~ 9日(金)10〜17時

会場:東京ビックサイト 東展示棟

■お問い合わせ
日東金属工業株式会社

https://www.nitto-kinzoku.jp/shop/pages/contact.aspx
sales@nitto-kinzoku.co.jp
TEL:048-996-4221

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