株式会社にんべんのプレスリリース
本商品は、東西の旨みを届ける専門店が、出汁と玉露を愉しんだ後も本枯鰹節のだしがら、玉露茶葉(茶がら)まで美味しく「まるごと」召し上がっていただけるセットとなっています。
■コラボレーション背景 –SDGsを考える–
上質な本枯鰹節、新茶玉露を味わうことはもちろん、日頃捨ててしまいがちな「だしがら」「茶がら」に手を加えることで新たな価値を生み出し、最後まで美味しくいただく。そのステップをご家庭で楽しんでいただきたいという山政小山園様の想いから今回のコラボレーションは生まれました。一年中手に入る食材が多い中、年に一度のお茶の「旬」を味わう格別なひと時を、製茶や鰹節づくりの歴史や魅力に触れながら、商品をご堪能ください。
今回のコラボレーションにより、新しい食の楽しみ方を広げつつ、持続可能な食生活・ライフスタイルを考える働きかけに貢献できればと願っております。
■商品説明
■新茶玉露「若雫(わかしずく)」
2023年5月摘採したばかりの茶葉を使用した、京都府産宇治玉露。熟成を楽しむ玉露ですが、こちらは、新茶の出来立てをお届けします。キレのある旨みで、爽やかな季節限定の味わいです。ペットボトルのミネラルウォーターに茶葉を入れるだけで、水出しも簡単(レシピブックに記載)。清涼な香りと軽やかな旨みを手軽に楽しんでいただけます。煎茶と異なり、玉露の葉は薄く柔らかで、苦渋みが少なく旨みが多く含まれます。玉露の茶がらは美味しくまるごと召し上がっていただくのに最適です。
■本枯鰹節物語
江戸時代から受け継がれた熟練の技と伝統的な製法で作られた上品でまろやかな味わいの「本枯鰹節」を口当たりよく薄く削り上げました。使い勝手が良い、小分けのフレッシュパックで、削りたての味と香りを堪能できます。
■白だし特撰
本枯鰹節、さば節、そうだがつお節と有機丸大豆の白しょうゆを使用し、淡色で上品な風味に仕上げました。「うどんつゆ」「茶碗蒸し」「鍋物」などいろいろな用途にお使いいただけます。(北海道産昆布、種子島産砂糖きびの粗糖などを使用)(化学調味料、保存料、着色料無添加)
■まるごとレシピ
茶がらをそのまま白だしをかけて召し上がっていただく、「玉露のおひたし」は、柔らかな茶葉の爽やかな香りと旨みをそのまま味わっていただけます。「玉露と鰹節の佃煮」は、茶がらとだしがらに、白だしと醤油やみりんを加えて煮詰めるだけ。玉露の瑞々しさとかつおの旨みが楽しめます。茶がらとかつお節のだしがらに、白だし特撰を絡めて炒るだけの、「玉露と鰹のふりかけ」は、かつおの旨みと香ばしさの後に、お茶の香りが口に広がります。おうち時間をちょっと贅沢に、ひと手間を楽しむご提案となっています。(写真左から、おひたし・佃煮・ふりかけ)
■本枯鰹節とだしについて
本枯鰹節には厳密な定義があるわけではなく、にんべんの場合は、カビ付けの工程を4回以上繰り返したものを本枯鰹節としています。本枯鰹節は荒節からさらにカビ付けと乾燥(天日干し)を繰り返すため、つくるのに手間と時間がかかります。荒節の工程に加え3~5ヶ月かけてじっくりと作り上げた本枯鰹節は、長い時間をかけることで芳醇な香りとなり、魚臭さが弱まり、味に深みが出ます。高級料亭でよく使われる。江戸から東京に続く本枯鰹節だし特有の上品でまろやかな味と香りをぜひお楽しみください。
■山政小山園について
1861年創業。江戸初期より京都・宇治の地で茶の栽培を始め、幕末に製茶問屋として初代政次郎茶の販売を開始。それ以降、茶の栽培から抹茶の製造まで一貫した製品作りに努め、各種抹茶に特化した優良品種の開発にも成功しています。茶道各御家元に18の茶銘(抹茶)を賜り、全国1000を超える茶小売店や茶道具店をはじめ、百貨店、国内外商社に、抹茶や玉露・煎茶を中心とした高級茶の製造卸を行う、京都・宇治の製茶問屋です。
■にんべんについて
にんべんは1699年(元禄12年)に創業し、日本の伝統食品である鰹節や、鰹節でひく和食の基本「だし」を使った様々な商品を生み出し、日本の食文化を伝承しています。商品の開発・販売のほか、だしコミュニティ・だし専門店「日本橋だし場」や、本物の鰹節やだしを味わえる和ダイニング「日本橋だし場 はなれ」、だしの惣菜専門店「一汁旬菜 日本橋だし場」などの各種店舗を通し、鰹節やだしに親しめる場も広げています。
にんべんは、創業300余年の鰹節専門店として、食のあらゆるシーンで「鰹節」や「だし」の無限の可能性を提案していく「かつお節・だしライフデザインカンパニー」を目指していきます。