伊藤園PR事務局のプレスリリース
本サミットでは、日本の歴代最高気温を記録した5都市である浜松市(静岡県)・熊谷市(埼玉県)・四万十市(高知県)・多治見市(岐阜県)・山形市(山形県)が、暑さ対策先進都市として各地の暑さ対策の発表を行うとともに、涼しいまち軽井沢の沢屋(長野県軽井沢町)が参加し暑さ対策の提案を行いました。また、JR駅ビルの取り組みについて、アズ熊谷とエスパル山形からも発表されました。
今年は「アツいまちサミット」が10回目という節目を迎えたことや、共催である伊藤園の取り組み、アツいまちに提供されている「健康ミネラルむぎ茶」が販売実績ギネス世界記録™を達成した旨の紹介がされました。
アツいまち中島代表理事は、「アツいまちサミット」の開催について、今年はより環境に配慮をしていることを発信し、当日の会場への移動で排出されたCO2を算出して、四万十市の取り組みの一つであるJ-クレジット(森林吸収)でオフセットを行っていることを紹介しました。
環境省からは、気候変動適応法の改正により、暑さ対策の必要性が高まっていることや、アツいまちの1つである熊谷市がモデル事業に採択された「クーリングシェルターの開放」など、新たな取り組みも交えたメッセージが紹介されました。
そして、今年はアツいまち5都市だけではなく、「涼しいまち」から軽井沢町の沢屋が参加して、軽井沢町の紹介とアツいまちへの提案を行いました。その後、アツいまち5都市(浜松市、熊谷市、四万十市、多治見市、山形市)が2023年度の暑さ対策の発表を行いました。
最後に沢屋とアツいまち5都市の発表内容を『アツいまち活動宣言』として採択し、「第10回アツいまちサミット2023」は閉幕しました。
■JR駅ビル(アズ熊谷、エスパル山形)の取り組み:「日本一アツいまちからの挑戦状!」
遠く離れた熊谷駅ビルの「アズ」と山形駅ビルの「エスパル」が、「アツいまち」という共通点で連動したキャンペーンを実施します。人気漫画「埼玉の女子高生ってどう思いますか?」とコラボし、登場キャラクターが今年も山形へ旅する描き下ろし漫画と各地域の暑さ対策を学ぶ謎解きが楽しめます。キャンペーンは7月14日(金)よりスタートいたします。
■沢屋(軽井沢町):「涼しいまちからアツいまちへ」むぎ茶を使用したオリジナルレシピを提案
今年初めての参加となる、避暑地として有名な長野県軽井沢町の沢屋からは、「涼しいまちからアツいまちへの提案」として、軽井沢町と沢屋に関しての紹介がありました。
軽井沢町は標高1,000m、人口2万人に対して年間観光客800万人を迎えている観光都市です。昨年度の年間の最高気温は32℃、最低気温は-14℃、年間平均気温は8.8℃と涼しいまちにふさわしい気候となっています。
沢屋はジャムの専門店として昨年70周年を迎え、国産で無添加のジャムを60種類以上販売しています。今回株式会社伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」を使用したオリジナルレシピを開発し、6月12日(月)より伊藤園公式サイトにて公開します。
<各都市の取組み>
■浜松市:「どうする家康」×「こども取組み」で今年ならではの暑さ対策を
アツいまちサミットへの参加が3年目となる浜松市。2023年は大河ドラマ「どうする家康」で注目されていることを活かし、「こども取組みの継続」と「中心市街地でのPR」を主旨とする活動を発表しました。2022ワールドカップに続き、大河ドラマ「どうする家康」で盛り上がる浜松駅前でリアルイベント「浜松まちなか~戦国水てっぽう射撃合戦~」を実施するほか、10年間継続している「アツい!企業連携ゴミ拾い活動」も引き続き行い、浜松市の活動を全国に向けてプロモーションしていきます。
■四万十市:SNSやイベントを通じて全国に四万十・西土佐地域の暑さ対策を発信!
四万十市は2023年、SNSやイベントを通じて全国に暑さ対策を発信することを目標としています。四万十市の小中学生に食育・暑さ対策について学んでもらえるよう、米ナスを使った給食とリーフレットの提供を行ったり、名物米ナスをふんだんに活かした8月の「ナスフェス」を今年も開催するなどの取り組みを行います。また、米ナスInstagramハッシュタグキャンペーンや、西土佐地域の飲食店で美味しい米ナス料理を提供する「ガブッと米ナスキャンペーン」も実施します。
さらに、高知県立中村高等学校西土佐分校×アツいまちのコラボ施策として、道の駅で販売する米ナスを使った新メニュー開発に高校生が挑戦し、様々な取り組みで四万十市の暑さ対策を発信します。
■多治見市:「めざせアツまちマスター!アツいまち多治見の30のクエスト」暑さ対策を楽しく習慣化
多治見市では2023年も継続して市民の暑さ対策アイディアを共有する「暑さ対策博覧会」を開催し、暑さ対策の発信を目指します。そして、今年は新たに「めざせアツまちマスター!」として暑さ対策を楽しく習慣化する取り組みをスタートします。日常でできる暑さ対策をクエスト依頼書にして、30日分掲載し、クエストを達成した方には景品が贈られます。掲載内容はアツいまち公式サイトや多治見市のメディアなどで順次発信予定です。また、多治見の子どもたちの暑さ対策アイディアコンテストを実施し全国に発信、暑さ対策に日常的に取り組むまちとして目標とされるよう更に磨きをかけていきます。
■山形市:山形から日本全国に届ける暑さ対策―五感で感じる山形―
山形市は、前回好評だった郷土料理「水まんま」を活用した「水まんまコンテスト」を今年も開催します。集まったオリジナルメニューをInstagramで全国へ発信します。さらに、涼しい場所や涼しく感じる食べ物やモノもまとめて「クールスポット」として募集し、Instagramで発信していきます。また、今年から新たに山形大学SDGs推進室との連携施策として、大学生が考える体感マイナス10℃空間で「五感で感じる山形」を山形駅前で実施(8月5日)します。この空間で風鈴の絵付け体験やシーグラスのつかみ取り・加工、水まんまの提供、水鉄砲など山形の自然を活用したイベントを開催したり、今年から新たに企業・学生と連携した「暑さから考えるSDGsワークショップ」も実施します。
■熊谷市:地域資源を活かして「日本全国へ届ける!熊谷の暑さ対策」
熊谷市は、「地方公共団体における効果的な熱中症対策の推進に係るモデル事業」として「クーリングシェルター」の実施を発表。また、昨年度好評だった小学生向けの「あつさたいさくコンテスト」や、地域資源である星川を活用した「星川グリーンカーテン事業」として「スイカ、米ナス、きゅうりの栽培」を引き続き実施します。さらに、「デジタルサイネージによる暑さ対策啓発」施策として、株式会社伊藤園の自販機のデジタルサイネージに、熱中症警戒アラート発表時にサインを表示し、暑さ対策を推進していく施策も市内9か所の自販機にて実施します。
<熊谷市長 小林哲也様 コメント>
株式会社伊藤園様・アズ熊谷様のご協力により今年も本市でこのイベントが開催され、多治見市・四万十市・山形市・浜松市の皆様と、このようにオンラインという形ではありますが、またお会いできることを大変嬉しく思います。
熊谷市は、皆様のまちと同様に、暑さで知られておりますが、熱中症予防声かけ事業や熱中症応急キットの設置など、市民の皆様の健康を守るために、様々な取り組みを行っているところでございます。今年は環境省のモデル事業に本市が採択され、猛暑日の避暑先として、クーリングシェルターを開放いたしました。
このアツいまちサミットでは、日本有数の暑さで知られるまちの地元住民の皆様や企業の皆様、学生さんなどが様々な視点から暑さ対策について活発に議論を重ねているところですが、今回もご参加の皆様と、アイディアを共有しながら各市での熱中症予防対策の強化が図られることを期待しております。
マスクの着用が個人の判断となり、新型コロナウイルスは5類に引き下げられ、従来の生活に戻りつつあります。その中でも、暑さ対策や地域活性化が各地で更に推進されることをご期待申し上げますと共に、本イベントがご参加している皆様の交流の輪を広げ、実り多いものとなりますようご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。
<上尾中央総合病院 黒沢哲生医師 コメント>
6月に入り、本格的な夏がやってきました。暑さの厳しい日中の暑さ対策はもちろん大切ですが、水分補給されていますでしょうか。実は、室内や夜間でも注意が必要です。理由は、気密性の高い住宅では、日中の日差しにより、家の壁や天井に熱が蓄えられ、夜には放射熱となって室内に流れ込んで室温が下がりづらいためです。
特に、暑さを感じにくい高齢者や、体温調節機能が未熟な乳幼児は、十分な暑さ対策が必要です。
対策の一つとして、水分だけではなく、ミネラルも一緒に補給することが必要です。ミネラルは汗と一緒に失われるため、意識的なミネラル補給をしていきましょう。そこで、私がいつもおすすめしているのは、伊藤園の「健康ミネラルむぎ茶」です。手軽にミネラル補給が出来て、無糖で、カフェインも含まれていないため、誰でも飲めるのがおすすめの理由です。
飲み方にはポイントがあります。一気に補給しても、うまく吸収されないため、吸収点滴のようにこまめに飲む「点滴飲み」がおすすめです。ぜひとも、今年もしっかり、水分・ミネラル補給をして、暑い夏を乗り越えましょう。
アツいまちサミットとは?
日本の歴代最高気温を記録した5都市(暑さ日本一の記録を持つ「浜松市(静岡県)」、歴代最高気温を記録した「熊谷市(埼玉県)」、「四万十市(高知県)」、「多治見市(岐阜県)」、「山形市(山形県)」がタッグを組み開催をしています。
理念「アツいまちを住みよくするために私達にできること」
日本のアツさ対策先進都市が、SDGsを踏まえアツさに負けない経験とアイディアを共有し、持続可能な社会の実現を目指します。
・元気に活動できる環境をつくります。
・いきいきとした人間関係を構築します。
・訪ねたくなるまちづくりを実践します。
未来へのビジョン「私の地域を誇りに思えるようにする」
発信:アツさ対策を全国・世界と共有し、持続可能な社会の実現を目指す
交流:アツい街同士の交流
革新:アツい街のイメージチェンジ