【物価高騰の中、さらに孤立する家庭へ「おすそわけ」を届けたい】認定NPO法人おてらおやつクラブがふるさと納税型寄付の受付を開始

特定非営利活動法人おてらおやつクラブのプレスリリース

子どもの貧困問題解決をめざして、お寺への「おそなえ」を仏さまからの「おさがり」としてさまざまな事情で困りごとを抱えるひとり親家庭へ「おすそわけ」する認定NPO法人おてらおやつクラブは奈良県天理市と連携し、ふるさと納税の仕組みを利用した寄付(https://www.furusato-tax.jp/gcf/about?header)の受け付けを開始しました。「孤立する家庭に『おすそわけ』を届けたい」のプロジェクト名のもと、8,000,000円を目標に2023年7月3日(月)から9月30日(土)まで寄付を募集します。

▼プロジェクトページ
https://www.furusato-tax.jp/gcf/2272

▼おてらおやつクラブWebサイト
https://otera-oyatsu.club/

▼プロジェクトページ

https://www.furusato-tax.jp/gcf/2272

■プロジェクトの内容

奈良県を拠点に全国規模で活動するおてらおやつクラブと天理市は2020年11月に「ひとり親家庭への支援に関する協定」を締結。ひとり親家庭への支援を行い、地域全体でひとり親家庭を支え、生活の安定向上と子どもたちの健全な成長の確保できる社会をめざし、取り組みを進めています。

今年度、天理市と連携しふるさと納税型寄付「ガバメントクラウドファンディング」を実施。「孤立する家庭に『おすそわけ』を届けたい」のプロジェクト名のもと、8,000,000円を目標に2023年7月3日(月)から9月30日(土)まで寄付を募集します。

■子どもの貧困問題の現状

2023年7月、厚生労働省より最新の「子どもの貧困率」が発表されました。日本の「子どもの相対的貧困率」は2021年度時点で11.5%となり、18歳未満の子どもの9人に1人の子どもたちが貧困に苦しんでいます(2021年 厚生労働省「国民生活基礎調査」より)。特にひとり親世帯の44.5%、およそ2人に1人が貧困状態であることを示しています。しかし貧困に苦しむ家庭は周囲から見えづらく、貧困問題の解決を難しくしています。

■寄付の使途

今回集まったご寄付は、ひとり親家庭へ「おすそわけ」の配送費等の経費や外食機会の提供等の事業費やシステム開発費として、大切に活用します。また、市内事業者の支援として、おすそわけに同梱する天理市内の産品の購入費にも活用します。

本プロジェクトは天理市のふるさと納税として市内へ還元しつつ、お寺からの「おすそわけ」は市内に限らず全国の家庭・団体へ発送します。

子どもの貧困問題は、日本全国に広がる社会課題です。ひとり親家庭が仕事を変え、居住地を変えることも多く、限られた地域だけに目を向けていても問題解決につながりにくい状況にあります。全国で深刻な事態となっている貧困問題を解決するには、全国の誰しもがこの問題に関心を寄せて、できることから行動に移していくことが欠かせません。

「おすそわけ」の対象を全国にすることで、より多くの方が本プロジェクトに関心を寄せてくださっています。同時に、「おすそわけ」を必要とする家庭におてらおやつクラブの活動が知れわたることとなり、情報が届きにくい家庭ともつながることができます。

本プロジェクトは子どもの貧困問題の解決に向けて、地域が寄り添い、誰もが助け合える「たよってうれしい、たよられてうれしい。」社会づくりに貢献します。コロナ禍による社会的影響は⻑期化し、また物価高騰もあいまって、困窮家庭には継続的な支援が必要になっています。どうか、皆さまのお力添えを頂けますと幸いです。

▼【参考資料】おてらおやつクラブ 2022年度 インパクトレポート

https://note.com/oteraoyatsu_club/n/n63ea63d7f5aa

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