株式会社永谷園ホールディングスのプレスリリース
永谷園本社 1 階にある、過去に発売された数々のユニークな商品や貴重な写真など70年間の歴史を展示している「永谷園展示室 資料館 」をウェブ上で見学することができ、まるで現地を訪問したかのような感覚でご覧いただけます。
「味ひとすじ285年 お茶づけ海苔70年」、これからも皆さまに楽しんでいただけるような様々な取り組みを予定しておりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
永谷園ホールディングス70 周年特設サイト「永谷園革命」
(https://www.nagatanien-hd.co.jp/company/revolution/)
■バーチャル展示室各 エリア(コーナー)について ※一部抜粋
【永谷園70y ears 】エリア
永谷園商品と共に永谷園の70年の歩みを振り返るエリアです。
【Beyond 70years 】 エリア
当時の写真や事物と共に永谷園の歴史を見て感じるエリアです。
【永谷園グループの今】エリア
国内外に広く展開するグループ会社の‟今”を紹介するエリアです。
※各アイテムの◎ をクリックすると、展示物の説明がご覧頂けます。
1.永谷園ホールディングスについて
今から285年前の1738年(元文3年)、永谷宗七郎(後に入道して永谷宗円と名乗る)が煎茶の製法を開発してから、長きにわたり永谷家はお茶の仕事を営み、おいしいものをお届けしたいという想いのもと、「味ひとすじ」の精神を育んできました。
その「味ひとすじ」の精神を企業理念として大切にし、1953年4月会社を設立。そして今年4月に創立70周年を迎えました。
①当社の祖は煎茶の製法を編み出したお茶の神様
当社の祖は、江戸時代中期、山城國宇治田原郷字湯屋谷(現在の京都府綴喜郡宇治田原町)で製茶業を営んでいた永谷宗七郎(後に入道して永谷宗円と名乗る)にさかのぼります。
八代将軍・徳川吉宗の時代、その頃よく飲まれていたのは「煎じ茶」。これが、色は赤黒く香りも味も薄い、決しておいしいとはいえない代物でした。一方、少し前からある抹茶は庶民にとって高価で高嶺の花でした。
宗七郎は「もっとおいしいお茶を一般の方にも飲んでもらいたい」と考え、15年もの歳月をかけ、さまざまな研究を重ねた後、今でいう「煎茶」の製法を完成させました。宗七郎がこの製法を広く伝えたことでおいしい日本茶が伝わり、日本茶の歴史に大きな功績を残したことから、現在はお茶の神様として「茶宗明神」として祀られています。
②1952年「お茶づけ海苔」発売、翌年、株式会社永谷園本舗設立
永谷宗七郎から数えて10代目にあたる、当社の創業者・永谷嘉男が、料理屋で最後に食べる「お茶づけ」、そのおいしいお茶づけを家で簡単に食べられないだろうか、と思いたちました。家業で茶舗を営んでいたこともあり、 お茶はもちろん、海苔や調味料などの材料はありましたので、これらを組み合わせて原型となるお茶づけの素を完
成させました。 ただ、風味と食感のメリハリが欲しいと思っていたところ、嘉男の父・武蔵の故郷である京都ではあられにお湯をかけて食べる「 ぶぶ漬け」というものがあることを思い出し、お茶漬けの素に あられを加え、「お茶づけ海苔」は完成し、1952年に発売しました。発売すると予想を上回るヒット商品となり、翌1953年、嘉男が社長、父武蔵を会長として、お茶づけ海苔の製造販売を行う「株式会社永谷園本舗(現永谷園ホールディングス)」 を設立 しました 。
その後、永谷嘉男は「松茸の味お吸いもの」「あさげ」「すし太郎 」「麻婆春雨 」など、これまでなかった革命的な商品を開発いたしました。その精神は企業理念「味ひとすじ」として受け継がれ、現在もお客様の食卓に役立つ 、必要な商品をお届けし続けるべく取り組んでいます。
③現在、そしてこれからの永谷園ホールディングス
2015年10月永谷園ホールディングスとして、持株会社制へ移行しました。
(株)永谷園、藤原製麺(株)などの「国内食料 品事業 」、Chaucerグループ、Main on Foodsグループなどの「海外食料品 事業 」 、(株)麦の穂などの「中食その他事業」からなり、国内外にグループ企業を有しています。
今後も「 企業戦略の充実」と「新価値創造提案力のさらなるアップ」に取り組むべく、「味ひとすじ」の企業理念のもと、グループ一丸となって取り組んでいきます。
2.創立 70 周年記念サイト 「永谷園革命」(https://www.nagatanien-hd.co.jp/company/revolution/)
ユーザーの閲覧数が多いスマートフォン向けをメインとしたサイトの構成、20、30 代の取り込みを意識したデザインで、永谷園グループの歴史を「革命」を切り口に、歴史、商品などを楽しく、わかりやすく紹介しています。
2023年8月17日(木)まで、X(旧Twitter) を利用したお客様参加型の「大喜利キャンペーン」を実施しています。