【レポ】「八海山」を世界に!八海醸造が創業100周年を迎え今後の展開や限定商品を発表

日本酒「八海山」を手掛ける八海醸造株式会社が創業101年目を迎えるにあたり、次の100年に向けた記者発表会を開催。今後の展開、限定商品の100周年記念酒、新たに麹由来初の機能性表示食品となった「麹だけでつくったあまさけ」を発表しました。

八海醸造グループ誕生100周年!限定商品や今後の展開を発表

8月8日都内某所にて、日本酒「八海山」を手掛ける八海醸造株式会社の記者発表会が行われました。
八海醸造株式会社は今年で誕生101年目を迎えるということで、今後の展開や、100周年を記念した限定商品を発表。

まず、「八海山」が世界中で飲まれるお酒となることを目指し、2023年秋にアメリカ・ニューヨークの酒造会社「ブルックリンクラ」と業務提携し、共同で酒づくりを行うとのこと。

左から八海醸造株式会社代表取締役副社長・南雲真仁氏、ブライアン・ポーレン氏、ティモシー・サリバン氏
発表会には、ブルックリンクラCEOのブライアン・ポーレン氏、八海醸造グローバルブランドアンバサダーのティモシー・サリバン氏も登壇し、八海醸造とブルックリンクラについて話しました。

元々はティモシー・サリバン氏がアメリカのお鮨屋さんで初めて八海山に出会い、美味しいと感じたことが、今回八海醸造と一緒に取り組むことのきっかけになったのだそう。

業務提携し一緒に酒づくりを行うことに対し、「このような取り組みができて嬉しい。今後どのようになっていくのかとてもワクワクしている」と双方共に意気込みを語りました。

さらに、日本酒が世界で認知されるために、これまで漢字であったロゴをローマ字の「Hakkaisan」に変更。

また、国内では米を主な原料とするライスウイスキーを製造しており、熟成7年目となる2024年4月に発売することも発表されました。

2023年9月より販売開始。100周年を記念した限定商品「八海山 百」

今回6年もの間長期低温貯蔵をし、八海醸造100周年を記念して数量限定で販売される大吟醸酒「百」。

これまで歩んだ道のりを反芻しつつ、次なる100年、その先へと繋ぐ契機として、「百」という名にしたのだそう。

蔵人が熟練した技術と情熱を惜しみなく注ぎ、磨き抜かれた玉のようにまるみのあるきれいな酒質、そしてほのかな吟醸香と奥行きのある味わいを楽しむことができるとのこと。

こちらは2023年9月20日より販売が開始される予定となっています。

【商品情報】
商品名:八海山 百
品目:清酒 大吟醸
精米歩合:25%
アルコール分:18度
内容量:750ml
希望小売価格(税込):132,000円
保存方法:直射日光のあたらない冷暗所
販売先:全国酒販店、百貨店
発売時期:2023年9月20日出荷予定
貯蔵:氷点下3度で6年間貯蔵
容器:オリジナルガラスボトル 酒井硝子製

「麹だけでつくったあまさけ」が機能性表示食品としてリニューアル

さらに、八海醸造が手掛ける350種以上もの成分を含むノンアルコールの健康飲料「麹だけでつくったあまさけ」が、この度機能性表示食品として届け出を完了し、リニューアルして発売されることも発表されました。

商品の大きな特徴として、「麹菌HJ1株が腸内環境を整え、便通を改善する機能」「麹由来のグルコシルセラミドが肌の潤いを守るのを助ける機能」があり、麹由来のグルコシルセラミドに対して機能性表示食品は、今回が史上初なのだとか!

2024年3月より発売開始予定とのことなので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

【商品概要】
商品名:麹だけでつくったあまさけ
原材料名:米麹(国産米)
内容量:825g 、410g、118g
希望小売価格(税込):825g/864円、410g/475円、118g/205円
保存方法:要冷蔵
発売時期:2024年3月弊社出荷予定
販売先:全国酒販店、百貨店、スーパー等

国内にとどまらず、世界に展開していく「八海山」に大注目

「八海山」といえば、日本人ならば知らない人はいないと言っても過言ではない有名日本酒。今回、海外での展開を発表し、世界で日本酒が飲まれるというビジョンを掲げましたが、その発端のお酒となる日もそう遠くはないのではないでしょうか。今後の八海醸造の行く末に展開に期待が高まりますね。

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