haccobaのプレスリリース
※オンラインストアの商品ページ: https://haccoba.com/products/prototype-namie
■垣根を超えた酒づくりで、日本酒のフロンティアを切り拓く
かつて、日本では各家庭で多様な原料をつかった酒づくり「どぶろく」を楽しんでいた時代がありました。ところが、明治時代に酒づくりが免許制となり、自由な酒づくりが難しくなってしまいました。
私たちは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求することで、つくる楽しさを分かち合います。
■「haccoba 浪江醸造所」について
2023年7月、haccobaとして2つ目の拠点となる「haccoba 浪江醸造所」を福島県・浪江町に設立しました。浪江町は、1つ目の拠点「haccoba 小高醸造所」がある南相馬市小高区の隣町で、原発事故の被害がより深刻だった地域です。
あえて2つのまちにまたがって酒蔵を運営することで、自治体などの行政区分を超えた文化的な連帯を生み出していけたらと考えています。
醸造所の建築は、地元の設計事務所・Fimstudio(代表:渡部昌治)と施工会社・東北工業建設株式会社(代表取締役:戸川聡)にご協力いただき、元・浪江町民の方が避難先で住んでいた仮設住宅のログ材を再利用しています。震災の記憶を受け継ぎつつ、人が集う温かな景色を生み出していくことを目指しています。
・Fimstudio: https://fimstudio.jp/
・東北工業建設株式会社: https://tohokukogyo-k.co.jp/
■「試験醸造酒 -namie-」とオリジナルグラスのお祝いセット
haccobaのメインプロダクト「はなうたホップス」のルーツである、東北のどぶろく製法 “花酛(はなもと)” をベースに新たな味わいに挑戦しました。
日本に自生するホップ「唐花草」と西洋のアロマホップを使うのと同時に、乳酸菌による乳酸発酵を取り入れています。真夏の試験醸造だったこともあり、元気よく微生物が活動したため、通常のはなうたホップスと比べると、ボディ感のある骨太な味わいとなっています。
浪江町で力強く歩み始めた最初の一歩を、ぜひ噛み締めながら味わっていただけると嬉しいです。
また今回は、醸造所の完成を記念して、オリジナルグラスも製作しました。
木村硝子店にご協力いただき、「ピッコロシリーズ」のグラスに特別にロゴを入れていただきました。背が低くてカジュアルな印象ですが、ラフすぎず上品で、日常のちょっとした贅沢タイムにぴったりです。
haccobaのお酒とともに、日々の食卓を彩るアイテムとして末長くご愛用ください。
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販売予定価格
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お酒のみ:2,750円(税込)
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お酒とオリジナルグラスのお祝いセット:5,000円(税込)
※オリジナルグラス単品:2,420円(税込)
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内容量:500ml/ 本
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発売日:2023年8月29日(火)
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販売期間:2023年8月〜売切次第終了
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販売チャネル
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haccoba オンラインストア: https://haccoba.com
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haccoba 小高醸造所 店頭:10時〜17時(月曜休み)
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セブンイレブン南相馬小高店(福島県南相馬市)※お酒のみ
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発酵デパートメント(東京都世田谷区)※お酒のみ
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D&Department FUKUSHIMA(福島県郡山市)※お酒のみ
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SAKEICE Tokyo Shop(東京都中央区)※お酒のみ
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■株式会社haccobaについて
2021年2月、原発事故の避難で一時人口がゼロになった福島県の小高というまちに醸造所を設立。2023年7月から隣町の浪江でも醸造所を営んでいます。「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、かつてのどぶろく文化を現代的に表現。ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行っています。
自分たちの事業を通して、自律的な地域文化と自由な酒づくりの文化を取り戻すことを、本気で目指しています。
・会社名:株式会社haccoba(はっこうば)
・代表者:代表取締役 佐藤太亮
・本社所在地:福島県南相馬市小高区田町2-50-6
・各種リンク
・ホームページ・オンラインストア: https://haccoba.com
・Twitter: https://twitter.com/haccoba
・Facebook: https://www.facebook.com/haccoba
・Instagram: https://www.instagram.com/haccoba
・LINE: https://page.line.me/184glmhu
・note: https://note.com/haccoba