株式会社インターホールディングスのプレスリリース
まずは、ロケット油圧機器から着想を得た世界唯一の“真空特許技術”を活用した日本酒専用の超高真空パウチを新開発します。また、日本酒に造詣が深い日本酒家の高岡麻彩氏をアドバイザーとして招聘すると同時に、岩手県の酒造「南部美人」も本プロジェクトに参画します。
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日本酒業界の新たな挑戦を、“超高真空”で後押し
日本文化の象徴の1つともいえる日本酒ですが、昨今の国内消費量は減少傾向にあります。さらに、コロナ禍の影響で日本酒の出荷数は減少の一途を辿っています。さらに“一升瓶”の需要も激減したことで、瓶生産メーカーが製造をやめたり、瓶回収業者が相次いで廃業したり、運送コストも高騰したりなど、日本酒を取り巻く業界はさまざまな課題を抱えています。
日本のみならず、海外の日本食レストランをはじめ世界中で日本酒を楽しむ機運が高まりつつあるにも関わらず、対応が困難なこの状況からの脱却を目指す“日本酒業界の新たな挑戦”を、世界唯一の“真空特許技術”で後押しすべく、本プロジェクトを発足しました。
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日本酒家 髙岡麻彩プロフィール
京都生まれ京都育ち。関西学院大学総合政策学部卒業
日本酒唎酒師、調理師、㈱日本酒にしようのCEO
日本酒を若い人へ訴求し、業界を活性していきたい想いから生酒サブスクサービス事業を経営。独自の五感エッセンスを取り入れたお料理やスイーツと日本酒のペアリングや、独自の視点で音楽やアートを組み合わせたイベントプロデュースを行う。「日本酒を知ることは、日本を知ること」をモットーに、日本酒は大切な文化であり、守り伝えていくべく国内外に活動を広げている。
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本プロジェクトに参画した岩手県の酒造「南部美人」久慈氏のコメント
日本酒は現在深刻な瓶不足に頭を悩ませています。そして日本酒は国内でも洋服や靴と違いなかなか「試して」買える商品ではありません。また世界に目を向けてみると、日本酒を全く知らない外国人がいきなり720mlをレストランで飲むのはハードルが高いと感じています。日本酒をまだ飲んだ事の無い国内外の人に「試す」事を、インターホールディングスの”真空特許技術“により品質確保しながらSDGsにも配慮しつつ行える可能性を持ったプロジェクトになると信じています。
株式会社南部美人 代表取締役社長 久慈浩介
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インターホールディングスの“超高真空特許技術”とは
日本を代表する発明家であるインターホールディングス名誉会長でもある萩原忠が、ハジー技研にて30年もの月日をかけて開発しました。これまで600以上の特許を取得しNASAのアポロ計画にも参加されている萩原先生は、ロケットの油圧機器から“超高真空特許技術”の着想を得ており、真空率99.5%を可能にする技術は世界唯一です。この技術を世界に広めるべく2022年インターホールディングスが権利譲渡し、商品開発や真空容器の販売を開始しました。お米は6カ月後も新米の状態を保つことが可能で、生産者からは「3ヶ月間保存したお米も精米直後の米のおいしさと変わらない」との声も。また、オリーブオイルは10カ月間酸化しないことも判っています。
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インターホールディングスとは
スローガンとして“「捨てない」毎日を、未来に”を掲げ、インターホールディングスが保有する世界唯一の“超高真空特許技術”を活用し、地球全体で年間およそ510億トン排出されている二酸化炭素の削減を目指すクライメートテック※スタートアップです。保有する“真空特許技術”は、真空率99.5%(超高真空)を実現する世界唯一の技術で、ロケットと同じ技術を使用しています。これを食品に活用することで酸化を防ぐことができるので、賞味期限が大幅に伸びたり、生産から物流で利用することで物流コストを下げたりすることが可能です。あらゆるサプライチェーンが抱えるフードロス・GHG(温室効果ガス)・コスト削減などの課題解決支援を通じ、循環型社会の発展に寄与することを目指します。
※クライメートテック:世界界的な気候変動の問題解決のために、CO2排出量の削減・地球温暖化の影響への対策などを講じるための革新的なテクノロジー
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会社概要
社名:株式会社インターホールディングス
所在地:東京都渋谷区恵比寿3丁目42-13 1F
代表者:代表取締役社長 兼 CEO 成井 五久実(なるい・いくみ)
設立:2019年3月
資本金:5,100万円
スローガン:「捨てない」毎日を、未来に
事業内容:真空特許技術のライセンスおよび製品ビジネス、環境アクセラレータービジネス