きょうの日本酒株式会社のプレスリリース
「きょうの日本酒」は、日本酒離れが著しい層にも日本酒を受け入れやすいものにするため、江戸時代から続く日本酒主流規格の一升瓶や四合瓶を、現代の消費者に合わせ飲みきりサイズの一合瓶にリサイズしています。
瓶には「一杯の酒」を意味する一献マークを象徴的に印刷し、日本酒が元来持つ品格を残しながら軽やかな印象を付け加えました。そして各日本酒が持つ豊かなストーリー、銘柄、飲み方を瓶首の紙筒に記載し、丁寧に伝えるパッケージになっています。
審査委員の評価
<担当の審査委員>
河瀬 大作/上西 祐理/小西 利行/佐々木 康晴/野崎 亙/Tnop Wangsillapakun
<評価コメント>
なかなか売れないと嘆く日本酒業界に新しい未来を提示する挑戦的なデザイン。伝統的な一升、四合瓶という形態を一合にリサイズしたのはもちろん素晴らしいが、それよりも、主張が強すぎる日本酒のデザインを、あえてアノニマスでフラットなデザインに変えることで、現代の食や趣味とマッチさせたことが凄い。ストーリーとしても、語ることを語り切るのが普通の日本酒だとすると、「きょうの日本酒」は140文字という現代人が慣れている文字数にあえて削ぐことで、読みやすく、飲みやすくしたことが秀逸だと思う。どんどん廃業が進む日本酒業界の救世主として新しい風を吹かせてほしい。
グッドデザイン賞 「きょうの日本酒」ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/17736?years=2023
グッドデザイン賞を受賞すると共に、審査委員が個人的に選ぶお気に入りの受賞デザイン「私の選んだ一品」として上西 祐理さんに選んでいただきました。
今回の受賞にあたり、下記日程で「きょうの日本酒」の日本酒が展示されます。
10/25(水)~10/29(日)「2023年度グッドデザイン賞受賞展 GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」
場所:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂 9-7-1)
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/designtouch/gooddesignexhibition.html
11/8(水)~11/30(木)「私の選んだ一品 2023- グッドデザイン賞審査委員セレクション」
場所:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
https://marunouchi.g-mark.org/exhibition.html
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「きょうの日本酒」とは ~「余すことなく、丁度よく」日本酒を愉しめる世界へ~
私たちは日本酒を再び身近なものにするため、そして日本酒の魅力を伝えるために、きょうの日本酒を始めました。
「飲みきれないから、買いづらい。」「いろんな銘柄を試したい。」
そんな声に応えるべく、生活環境が変化し日本酒との付き合い方が変わる中で、今、丁度よいかたちがあるのではないかと考えました。同時に、日本酒は「もったいない」という想いもありました。
美味しくてストーリーを持った、魅力溢れる日本酒が全国各地にありますが、その魅力は余すことなく伝わっていないのではないかと感じています。実際に日本酒の消費量は毎年低下し、毎月平均三つの蔵が廃業している状況です。
日本酒は、多くの方にとって身近なものとは言えなくなってしまった今、 日本の文化的な伝統である日本酒を、その歴史や品格を守りつつ、現代人にとって決して特別すぎず、日々の生活の中にあるものにしたい。それを通して、酒蔵・日本酒業界を盛り上げたい。そんな思いからきょうの日本酒は誕生しました。
「きょうを潤す一合瓶の日本酒専門店」をブランドコンセプトに掲げ、日本各地の魅力あふれる日本酒を、一合瓶(180ml)で「余すことなく、丁度よく」お届けする日本初の一合瓶ブランドとして2021年11月に創業。
2022年6月にはMakuakeで先行発売を行い、目標を大きく上回る金額を達成させていただきました。
わたしたちは、多様な日本酒の魅力を一合瓶でお届けし、日本酒をより身近なものにすることで、「きょうを潤す時間」をお届けしたいと考えています。そして多くの酒蔵さんと一緒に、日本酒業界を盛り上げるきっかけを作れたらと思います。
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会社概要
きょうの日本酒株式会社
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目13番19号
公式webページ : https://kyouno.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/kyouno_jp/
Twitter :https://twitter.com/kyouno_jp