日本コカ・コーラ株式会社のプレスリリース
日本コカ･コーラ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：ホルヘ・ガルドゥニョ、以下 当社）は、10月20日の「リサイクルの日」に合わせた「リサイクルボックスの中のぞいてみた」展示イベントを、10月20日（金）～22日（日）に渋谷区立宮下公園（MIYASHITA PARK 4階）のパークセンター周辺エリアにて開催します。またリサイクルに関する啓発動画の展開や渋谷駅東急/東横線連貼りなど屋外広告を掲示します。
使用済みペットボトルは、適切に回収すれば再びペットボトルとしてリサイクルすることが可能です。しかしながら自動販売機横に設置されている飲料容器専用の『リサイクルボックス』にはかねてより、家庭ゴミやタバコの吸い殻、リチウムイオン電池など、飲料空容器以外の異物が多く混入しリサイクルの妨げとなっていることが指摘されてきました。これらの異物は回収されるペットボトルの量や品質を低下させ、結果としてプラスチック資源循環の効率悪化だけでなく、回収作業時の危険性、回収業者の負担増、ごみの散乱による景観への悪影響にもつながります。
本イベントでは、自動販売機横のリサイクルボックスがゴミ箱ではなく、リサイクルを目的とした空の飲料容器専用の回収ボックスであることをより多くの人に知ってもらうため、実際にリサイクルボックスに捨てられていた“ありえない廃棄物”の写真を展示します。また、来場者様には今後正しくリサイクルしてもらうよう、ボルダリングウォール周辺などにリサイクルボックスを設置し、使用済みの空のペットボトルを持参してもらい、ペットボトルのリサイクルの仕方を体験いただきます。体験していただいた方には、100％リサイクルペットボトルのコカ･コーラ社製品350 mlをその場でお渡しします。
展示イベント以外にも、ペットボトル収集担当者やゴミ収集業者が実際にリサイクルボックスで見つけた“ありえない廃棄物”に関する生の声を集め、正しくリサイクルすることの重要性を訴求する啓発動画を展開します。動画はコカ･コーラ公式YouTubeチャンネルにて10月20日（金）より公開予定です。また、今回の展示については、渋谷駅東急/東横線連貼りなど屋外広告が掲示される予定です。
日本のコカ･コーラシステムは、グローバルビジョン「World Without Waste（廃棄物ゼロ社会）」のもと「設計」「回収」「パートナー」の3つの柱からなる活動に取り組み、容器由来の廃棄物削減と、日本国内のプラスチック資源の循環利用を推進しています。ペットボトルについては、2018年に発表した「容器の2030年ビジョン」に基づき、2030年までに国内のペットボトルを100％サスティナブル素材（※1）へ切り替えることを目指しています。2021年より、「コカ･コーラ」（350mlPET、500mlPET、700mlPET）の容器は100％リサイクルPETを採用し、製品のラベルや広告物に共通の「リサイクルしてね」ロゴを導入しました。さらに、より環境負担の低い製品を選択してもらうよう、2023年9月11日（月）から全国で発売された「コカ･コーラ」の新パッケージデザインに、「100％リサイクルペットボトル」の文字をボトルの表面にわかりやすく表示しています。今後も、リサイクルに関する啓発活動及び、コミュニケーションを強化していきます。
※1 「ボトルtoボトル」によるリサイクルPET素材、または植物由来PET素材
■ リサイクルボックスの中のぞいてみた」展示イベント概要
期 間 ：10月20日（金）～10月22日（日） 10時00分～17時30分 ※雨天決行
場 所 ：渋谷区立宮下公園（MIYASHITA PARK 4階）
東京都渋谷区渋谷1丁目26番5
出展内容：① リサイクルボックスに捨てられていた“ありえない廃棄物”の写真展
② 使用済みの空のペットボトルを持参してもらい、ペットボトルのリサイクルの仕方を体験
入場料：無料
日本のコカ･コーラシステムの使用済みPETボトルの回収について
コカ･コーラシステムは、全国の自治体、団体やお取引先様とともに、使用済みPETボトルの回収やリサイクルの啓発、「ボトルtoボトル（水平リサイクル）」の推進に取り組んでいます。コカ･コーラ ボトラーズジャパン株式会社では、市民・事業者・行政の三者が一体となった着実な容器回収・リサイクルスキームの構築に向けて、自治体との「ボトルtoボトル」の事業を協働しています。現在、約10の自治体と協定を締結しており、集積所で回収された使用済みPETボトルは、粉砕・洗浄などの工程を経て、再原料化され、コカ･コーラ社製品の容器に使われています。コカ･コーラシステムでは、2030年までに、日本国内で販売した自社製品と同等量のPETボトルを回収することを目指しています。
コカ･コーラシステムのサスティナビリティーへの取り組みについて
日本コカ･コーラ株式会社と全国5社のボトリング会社などから構成されるコカ･コーラシステムは、「世界中をうるおし、さわやかさを提供すること。前向きな変化をもたらすこと。」の事業目的にのっとり、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらしながら、未来を共創していくことに責任を持って取り組みます。2020年には「多様性の尊重」「地域社会」「資源」の3つのプラットフォームと9つの重点課題を特定し、システム共通のサスティナビリティーフレームワークを策定しました。各領域において事業活動を通じて社会課題の解決を目指すことで、持続可能な開発目標（SDGs）の達成にも貢献してまいります。
詳しい活動内容については、こちらをご覧ください。
https://www.cocacola.co.jp/sustainability