日欧商事株式会社のプレスリリース
マァジ社は、同社と縁の深い国から世界で活躍するアーティストを選出し、マァジ社を代表するコスタセラ・アマローネにインスパイアされた作品をボスカイーニ家のプライベートセラーに眠る秀逸なオールドヴィンテージをアートラベルにして限定発売するプロジェクトである「コスタセラ・コンテンポラリー・アート」を2013年から二年に一度発表しています。これまで、スウェーデン、スイス、カナダ、中国、ロシアのアーティストのデザインが採用されてきましたが、2023年版として、日本の漆工芸の専門家である浅井康宏氏が選ばれました。今回のアートボトルに採用されたのは、浅井氏による蒔絵螺鈿香炉「西香」(さいこう)と題された香炉で、そのデザインがラベルに映し出されています。
今回の収益金は、日本の若手芸術家が北イタリア、ヴェネツィアのムラーノ島で、ガラス製作を学ぶための奨学金に充てられます。
この作品のラベルが貼られたコスタセラ・アマローネ2005年ヴィンテージのボトルは、2023年11月1日に東京のイタリア大使館で、関係者や要人を招いて初披露される予定です。
タイトルの「西香」は、 「西=ヨーロッパ」「香=香り」に由来し、「ヨーロッパの香り」、特にイタリアのブドウやワインの香りを意味します。ワインの香りと味で表現されたその土地の文化の象徴であるコスタセラ・アマローネからインスピレーションを得て、本作品は制作されました。「丁寧に造られたコスタセラ・アマローネの味と香りは、深くエレガントで、まさに芸術的だと感じたのです。このアイデアから出発し、伝統的な技法に現代的なデザイン感覚を加え、約2年の歳月をかけて制作しました。」と浅井氏は語ります。オブジェを彩るブドウの房のモチーフは、ブルーとバイオレットを基調とした螺鈿(らでん)で作られています。
漆の木の樹液を加工するという東洋古来の文化と、ブドウ栽培とワイン造りという同じく古くからある魅力的な文化が融合した、非常に価値のある洗練された作品が誕生しました。
「アジア第二位のワイン市場であり、世界第六位のワイン輸入国である日本において、マァジは約40年にわたり確固たる存在感を示してきました。長年にわたるパートナーである日欧商事株式会社の協力と共に、私達のコスタセラ・アマローネは、日本のワイン愛好家に愛されるアマローネのベンチマークとなり、とても誇りに思っています。」マァジ社の営業部長、アレッサンドラ・ボスカイーニ氏は語ります。「並外れた才能を持つアーティストである浅井康宏氏が、コスタセラ・コンテンポラリー・アート・プロジェクトに参加してくれたことを特に嬉しく思います。日本古来の文化と私達のワイン造りの伝統、その二つを結びつける豊かな視点を持ち、このプロジェクトに参加してくれました。」
マァジ社オーナー、サンドロ・ボスカイーニ氏が「テリトリーの最高のスポークスマン」と称するマァジのアマローネが、再び芸術と文化に出逢います。マァジ社は、長きにわたる伝統を持つスポンサーシップ・プロジェクトに誇りを持っています。
※本日時点での、イタリアにおいてリリースされた第6回コスタセラ・コンテンポラリー・アート2023年版のニュースソースは以下の通りです。
Wine News:
Eat & Travel:
https://eattravel.de/en/costasera-contemporary-art-masi/
WINE Couture:
JAMES MAGAZINE:
https://www.jamesmagazine.it/wine/masi-svela-costasera-contemporary-art-by-yasuhiroasai/
Class:
Websim:
https://www.websim.it/notizie/small-mid-cap/masi-nuove-iniziative-in-giappone.html
Vini e Vino:
MASI’s HP: https://www.masi.it/en/costasera-contemporary-art/cca-edition-2023
過去のコスタセラ・コンテンポラリー・アートの作品については、以下のリンクをご参照ください。
https://www.masi.it/en/costasera-contemporary-art-edition-2023