全国農業協同組合連合会 宮城県本部、後援/宮城県のプレスリリース
60年間のご愛顧に対する感謝を伝えるとともに、「ササニシキ」のさらなる認知向上・理解促進を図るべく、2023年11月1日(水)から11月30日(木)までの1か月間、JR仙台駅にて大型フラッグと柱巻き広告を掲出しています。併せて、2023年11月3日(金・祝)から11月5日(日)までの三日間、JR仙台駅コンコース「ヨリ未知ポータル」にて販売会も開催。
ロゴマーク
JR仙台駅の様子1
JR仙台駅の様子2
11月3日(金・祝)には、全農宮城県本部 運営委員会 会長 佐野和夫(さの かずお)より主催挨拶、続いて全農宮城県本部 県本部長 都築祐一(つづき ゆういち)より「ササニシキ60周年について」の説明がありました。
また、60周年を機に一新した宮城県産ササニシキの新ロゴマークについて、一般公募から決定までのヒストリーを動画にて上映しました。
宮城県からは農政部みやぎ米推進課 課長 千葉啓嗣(ちば けいし)様より後援挨拶があり、さらには宮城米キャンペーンキャラクター「みやぎライシーレディ」も応援に駆けつけてくれました。
フォトセッション
≪挨拶コメント一部抜粋≫
■全農宮城県本部 運営委員会 会長 佐野和夫
この度、宮城米を代表する銘柄の一つであるササニシキにつきまして、昭和38年に宮城県で誕生し、今年の秋に収獲された令和5年産で生誕60周年を迎えることができました。さっぱりとした食感と、おかずの味を引き立たせ、香り豊かな風味は和食との相性が良く、宮城県内はもとより、全国の皆さまに愛され続けているお米であります。ササニシキはかつて「東の横綱」として全国に名を馳せておりましたが、大冷害や大震災などに見舞われ、その度に販売棚確保に大きな影響を受けました。生産者の皆さまの熱い思いと、ササニシキを愛して下さった消費者の皆さまに支えていただいたおかげで、度重なる困難を乗り越え、今日の伝統銘柄と称されるべき、ササニシキを守り続けてくることができました。改めて心より感謝を申し上げる次第であります。
全農宮城県本部 佐野会長
■宮城県 農政部みやぎ米推進課 課長 千葉啓嗣様
昭和38年に宮城県を代表する品種として誕生したササニシキが、誕生から今年で60年を迎えました。ササニシキは程よい固さと、上品でさっぱりとした食感、飽きの来ないおいしさから、長年にわたり、県内外で根強い人気を誇っております。一方で、ササニシキの歴史といたしましては、大冷害、猛暑、東日本大震災など、困難の連続でございました。それらを乗り越え今日まで日本と宮城の食卓を支えてこられたのは、おいしさにこだわって米作りを続ける生産者の皆さまのご尽力によるものであり、改めて敬意を表するものであります。県といたしましても、還暦を迎えた宮城のササニシキが、引き続き生産者と消費者の皆さまに愛される品種となるよう、ロゴマークと同様新たな気持ちで皆さまとともに、安定供給と品質向上に取り組んで参ります。(※村井県知事によるコメント代読)
宮城県 千葉課長
≪ササニシキ60周年についての説明コメント一部抜粋≫
ササニシキは宮城を代表する品種で、今年で誕生60周年を迎えました。炊き上がりの香り・粘り・色つやも良く、程よい口どけに根強い人気があり、60年もの間、全国の皆さまに親しまれています。
ササニシキの味力を三つ挙げるとするならば、さっぱり食感でシャリに最適であること、お寿司や焼き魚など和食との相性がぴったりであること、そして手間と真心がぎっしり詰まっていることです。
1993年の大冷害を境に生産数量はしばらく減っていましたが、令和2年産以降、ササニシキの作付面積の維持・拡大の働きかけを行い、ササニシキの作付面積復活に取り組んでいます。
全農宮城県本部 都築県本部長
また、その後は一般向けの新米ササニシキの試食会が行われ、クイズ大会などで大いに盛り上がりました。
試食会の様子1
試食会の様子2
■「宮城県産ササニシキ」について
おかずの味を引き立たせる、さっぱりした味わいが特徴。和食との相性が抜群で、特にお寿司の世界では「シャリに最適なお米」と言われ、多くのお店に愛用されています。
ササニシキ1
ハツニシキを母に、ササシグレを父に昭和38年に育成された宮城を代表する品種です。炊き上がりの香り、粘り、色つやもよく、程よい硬さの食感には根強い人気があり、50年以上もの間、全国の皆様には親しまれております。また、さっぱりした食感、おかずの味をひきたたせる香り豊かな風味から和食との相性が特に良く、根強い固定需要があることから、生協・量販店における家庭用途向けや固定需要銘柄として、寿司屋などの業務用向けに販売されています。しかしながら「ササニシキ」は、栽培が難しく、高度の生産技術が要求されることもあり、作付が減少傾向にあります。良食味ですが、生産量は少ない貴重な「ササニシキ」をどうぞお召し上がりください。
ササニシキ2
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