サントリー食品インターナショナル株式会社のプレスリリース
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
サントリー食品インターナショナル(株)は、森ビル(株)が新たに開業する「麻布台ヒルズ」のコラボレーションパートナーにサントリーグループが選定されたことを受け、「麻布台ヒルズ」の街づくりに参画してきました。今回、森ビル(株)と協働し、11月24日(金)の開業日より、「麻布台ヒルズ」のオフィスおよび商業施設などから集められたペットボトルを回収して新たなペットボトルに生まれ変わらせる「ボトルtoボトル」水平リサイクル※1を開始し、持続可能な資源循環の取り組みを推進します。
※1 使用済み製品を原料として用いて同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと
●背景について
サントリーグループは、「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、『人間の生命(いのち)の輝き』をめざす。」をわたしたちの目的に掲げ、創業以来、持続可能な社会の実現を目指してきました。ペットボトルに関しても2030年までに「100%サステナブル化」することを目標にさまざまな取り組みを行っています。
このたび、「麻布台ヒルズ」が掲げる「Modern Urban Village~緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街~をコンセプトに“Green & Wellness”人々が自然と調和しながら、心身ともに健康で豊かに生きることを目指す、新たな都市生活の実現」という方向性と、コーポレートメセージ「水と生きる」を掲げるサントリーグループの「ペットボトルを資源として循環させていくことで持続可能な社会の実現に貢献する」という思いが一致し、コラボレーションパートナーとして街づくりの段階から参画し、今回の取り組みに至りました。
●本取り組みについて
麻布台ヒルズに展開する4つのエリアのオフィス・商業施設などから集められたペットボトルを当社の飲料用ペットボトル容器として再生・使用することで「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実現します。また、麻布台ヒルズの“Green & Wellness”をテーマにした各種活動にも、コラボレーションパートナーとしてコーポレートメッセージである「水と生きる」をテーマに参画するなど、協働してさまざまな啓発活動に取り組んでいく予定です。
〈対象となるエリア・施設〉
・麻布台ヒルズレジデンスA
・麻布台ヒルズ森JPタワー
・ガーデンプラザA,B,C,D
●麻布台ヒルズについて
麻布台ヒルズは、広大な中央広場を街の中心に据え、オフィス、住宅、ホテル、インターナショナルスクール、商業施設、文化施設など、多様な都市機能を高度に融合させた新たな街です。環境や健康が重要性を増す現代において、“Green & Wellness”をテーマにした新しい都市像を提案します。2023年11月24日(金)開業予定。
サントリーグループは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入※2したことを皮切りに、従来よりもCO2排出量を低減する世界初の「FtoPダイレクトリサイクル技術」を開発※3するなど、長年にわたって技術革新を進め、積極的に「ボトルtoボトル」水平リサイクルを実用化・推進してきました。
2019年策定の「プラスチック基本方針」で掲げた、“2030年までにグローバルで使用するすべてのペットボトルに、リサイクル素材あるいは植物由来素材等を使用することで、化石由来原料の新規使用をゼロにする”という「ペットボトルの100%サステナブル化」の目標達成と持続可能な社会の実現に向け、引き続き活動を推進していきます。
※2 メカニカルリサイクルとして
※3 協栄産業(株)など4社で共同開発
▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
サントリー食品インターナショナルホームページ http://suntory.jp/sbf/
以上