常温で糖度50度相当の⽢さ!フレークやパウダーに加えて、クッキーやパウンドケーキ・スコーンも商品化。初年度はさつまいも 4,000本相当の消費へ
株式会社やまと企画のプレスリリース
「ほしいもピール」は、⼲し芋生産プロセスで⽣じる「未利⽤部分」であったさつまいもの⾝の部分を多く含んだ⽪の部分を、独自技術で加工した新しい天然甘味です。さつまいもに含まれる⾷物繊維やポリフェノールなどの栄養分の多くはこの⽪とその周辺に集積している⼀⽅で、これまで傷みやすさなどから⼲し芋製造過程では⾷品ロスとして扱われてきました。
両者は2022年より、干し芋皮の安定化技術開発と試作を進めており、⼤量に発生する⼲し芋⽪を短時間で効率よくフレーク状に加工処理できることを実証し独自技術を確立することで、今冬より正式に実⽤化・商品化の運びとなりました。
■栄養成分表示(ほしいもピール100gあたり)
エネルギー:338kcal
たんぱく質:4.1g
脂質:1.7g
炭水化物:82.4g
食塩相当量:0.03g
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■ほしいもピール(フレーク)
「ほしいもピール(フレーク)」は糖度50度相当の⽢味とクセになるカリカリ食感とを併せ持つ、従来の干し芋や焼き芋とは異なる全く新しいさつまいも加工品です。さつまいもの栄養素を凝縮したことにより、生さつまいもと比較して、食物繊維は約5倍(両者調べ)を含有しています。さらに、加工処理の加熱乾燥によって⽔分を除去することから、賞味期間も60⽇間(未開封、常温)と保存性が⾼くなっています。
例えばサラダの⾷感のアクセントに⼊れるクルトンやナッツの代⽤として、ボウルひとつで⾷事になるチキン⼊りのシーザーサラダやパワーサラダ(写真)などにかければ、筋トレのお供やダイエット⾷にも最適です。そのまま⾷べるだけでなく、ひと⼿間加えることで健康&美容意識の⾼い⽅向けにぴったりのおやつや、忙しい⽇の朝⾷などに最適なエナジーバーやチョコレートバーにもご利⽤いただけます。
ほしいもピール(フレーク)100g入り オープン価格
■ほしいもピール(パウダー)
フレークをさらに粉砕して粉状にした「ほしいもピール(パウダー)」は、クッキーやスコーン、ケーキなど⾷品加⼯品の素材としての応⽤範囲が⼤きい商品です。例えばアーモンドプードルの代⽤でほしいもピール(パウダー)を使えば、ほんのりさつまいもの⾹りがする多様なスイーツを作れる(写真) など、作り⼿のインスピレーションに応じて、無限に可能性が広がる⾷品素材となります。
ほしいもピール(パウダー)100g入り オープン価格
■ほしいもピール スイーツ
永井農芸センターでは、ピール(パウダー)を活⽤したクッキー、スコーン、パウンドケーキなども開発し、店頭直売所にて販売しています。ほんのりさつまいもが⾹る、カラダに優しいスイーツとして話題のこれらスイーツ各種は、ほしいもピールの可能性を表現した⼿に取りやすいおやつとして、地元の“⼲し芋ファン“たちから、既に⼈気を集めています。
両者では初年度となる今冬は約20トンの⽣産体制を整備し、⽇本国内で約1トン(さつまいも 約4,000本相当*)の消費を⾒込んでいます。また今後の需要拡⼤も⾒据えて、⼀⼤産地であるひたちなか市を中⼼とした茨城県内の⼲し芋事業者たちと協働して「ほしいもピール」の魅⼒発信を⾏っていくほか、⾹港、タイ、シンガポールなど世界的な『さつまいもブーム』のさらなる追い⾵となれるよう、⽣産⼒と販売体制の強化に努めてまいります。
「まずは、⾷べてみたい」
「料理に使ってみたい」
「この天然⽢味をつかって商品づくりを考えたい」そんな⽅々を、私たちは探しています。
⽇本発の新たな“無添加天然⽢味”として、ほんのりさつまいもの⾹りがして、美味しい「ほしいもピール」を是⾮お試しください。
■永井農芸センター(代表:永井桂一)とは| https://nagai-nougei.com/
明治末期から茨城・ひたちなかの地で⼲し芋づくりを⼿掛ける加⼯移出問屋が「永井農芸センター」です。毎冬の⼲し芋シーズンになると関東⼀円の“⼲し芋ファン”が直売所に集う⼈気で、最盛期の週末には⾏列することもある⽼舗店でもあります。また2001年には地元シェフと共に⼲し芋を加⼯したタルトケーキを作り出し、⼲し芋づくりのプロセスで⽣まれる「未利⽤部分」を活かし、最近ではクッキー、スコーン、パウンドケーキなども開発するなど、⼲し芋の可能性を拡げる取組をつづけています。
■ほしいもピールプロジェクトとは | https://hoshiimo-peel.jp
⼲し芋生産プロセスで⽣まれる「未利⽤部分」の有効利⽤などアップサイクル実現をめざす有志の集いが「ほしいもピールプロジェクト」です。ほしいもピールの共通ブランド化および共通規格化(品質の担保)を⽬指すとともに、賛同農家の募集(⽣産側の仲間づくり)、メーカー募集(素材としての仲間づくり)、ファン募集(最終ユーザーからの期待づくり)を主な活動として、⼲し芋⽣産加⼯事業者や、⾷品技術事業者などで構成しています。