アサヒ飲料のプレスリリース
アサヒ飲料株式会社(本社 東京、社長 岸上 克彦)は、2019年7月7日で発売から100年を迎える「カルピス」ブランドの新TVCMシリーズをスタートします。第1弾となる「『カルピス』ブランド100周年『宣言』編」を2月22日(金)より全国で放送開始し、人を想う記念日をモチーフに展開していきます。このTVCMシリーズは、「カルピス」が100年間大切にしてきた次の未来につないでいきたいブランドの想いを描いています。100周年となる本年は、これまで「カルピス」ブランド各商品のCMキャラクターをつとめてきた、長澤まさみさん、永野芽郁さん、竹野内豊さんが、一堂に会し登場します。
100周年ブランドスローガン「ピースはここにある。」
日本初の乳酸菌飲料である「カルピス」は、1919年7月7日に発売され、今年で発売100周年を迎えました。生みの親である三島海雲(みしま かいうん)が、「日本の人々に、健康で幸せになってほしい」という想いで開発した「カルピス」は、これまでの100年間、人と人のあいだに寄り添うブランドとして、時代や世代を超えたくさんの方にご愛飲いただいてきました。「カルピス」のそばにいつもあった「人が人を想う、健やかで、かけがえのない時間や場所」を、これからの未来にもしっかりとつないでいきたい、という想いを込めた100周年ブランドスローガンが、「ピースはここにある。」です。情報のスピードはますます早くなり、人々を取り巻く問題もどんどんスケールアップしているこの時代に、本当に大切なものは、特別な場所ではなく、少し手を伸ばせば届くところにあるのだ、というメッセージが込められています。
100周年活動「人を想う記念日ACTION!」がスタート
今回の100周年スローガンである「ピースはここにある。」の想いを伝える取り組みとして、様々な人を想う記念日を応援する「人を想う記念日ACTION!」がスタートします。
ひなまつりと七夕という「カルピス」ブランドに縁のある記念日を大きな柱に、人が人を想うきっかけになる様々な施策を展開します。TVCMではスローガンと共に、記念日にまつわる人を想うシーンを描きながら、「人を想う記念日ACTION!」の告知もしていきます。
「カルピス」ブランド100周年「宣言」編(60秒・30秒)
「カルピス」のそばにある、当たり前だけれど、かけがえのないひとときを描き、それぞれのピースな時間をつむいでいきます。
CMストーリー
永野芽郁さん演じる女子高生が友だちにサプライズでお誕生日のお祝いをするシーン。美術部の部室を彼女たちらしくかわいく飾り付け、大きなケーキをほおばり、「カルピス」で乾杯する、「おめでとう」の気持ちを伝えるストーリー。
竹野内豊さんが父親を演じる、ある家族の1日。母の日に息子がお母さんにプレゼントを贈り、お祝いする「ありがとう」の気持ちを贈るストーリー。
長澤まさみさんが母親を演じる、七夕の準備をするシーン。祖父と祖母、夫と娘2人、みんなで短冊を飾り付ける中で娘の願いごとを見て、思わず笑顔があふれる、「だいすきだよ」の気持ちが感じられるストーリー。
記念日にまつわる3つのエピソードを重ねて描きながら、大切な人に想いを伝えるきっかけになる記念日を応援する「人を想う記念日 ACTION!」のはじまりを伝えると共に、そこにあるピースな時間が次の100年も続くことを願って「ピースはここにある。」というスローガンで締めくくります。
「人を想う記念日ACTION!」のスタートは「ひなまつり」
CMの最後には、長澤まさみさん、永野芽郁さん、竹野内豊さんが揃って「人を想う記念日ACTION!」のスタートとなる「ひなまつりACTION!」を告知。ひなまつりを社会全体で、子どもの成長をお祝いする日にしよう、という提言を込めて参加を呼びかけます。またこの提言が目に見える形で、実際に参加できるアクションとして、みんなの想いが子どもを祝う一杯の「カルピス」に変わる、「『カルピス』じゃぐち」を展開します。
(詳細:https://www.calpis100th.jp/jyaguchi/)
撮影時のエピソード
永野さんが登場する、サプライズ誕生日会のシーンは飾り付けられた美術室がとても幻想的でかわいらしく、キャストの4人も大盛り上がり!用意された大きな誕生日ケーキは、実際にキャストの4人が飾り付けをし、「せーの!」で、大きな口でガブリ!本当に仲の良い様子に撮影を忘れるほどでした。
竹野内さんが登場する母の日のシーンでは、お母さんをお祝いしようと頑張る息子の様子をあたたかく見つめる竹野内さんの眼差しは本物の優しい父親そのものでした。演じる竹野内さんも気持ちがこもり、予定外に思わず涙してしまう場面も。その深い演技がさらに撮影スタッフにまで届き、現場のいたるところでスタッフも涙してしまいました。
長澤さんが登場する七夕のシーンでは出演者6人がまるで本当の家族のようで、カメラが回っていてもいなくても、娘二人がお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんと遊んだり、おしゃべりしたりする姿が和やかで、印象的でした。
李相日監督が演出
様々な「大切な人を想う気持ち」を描き、つないでいく今年の100周年ブランドCMは全編、映画「悪人」「フラガール」で知られ、第40回日本アカデミー賞(2017年)において最多11部門を受賞した映画『怒り』の監督である李相日氏が演出を手がけています。李監督ならではのリアリティを追求する演出が生む、情感の動きは、見ごたえのあるものになっています。宣言編に続き展開される各記念日ごとのCMもぜひご期待ください。
○ 李相日監督のコメント
「『カルピス』を手にすると、どこかに眠っていた記憶が喚起されます。
まるで幼い頃から共に育った友人のような、あるいは遠く離れた地元や、そこで暮らす親のような…
普段意識することはまれだけれど、気付くと側にいる。そんな温度感が『カルピス』には存在します。
多分、この先もずっと続いていく皆さんと『カルピス』の伴走を映像に託してみました。
友情、親と子の繋がり。そしてその親もまた誰かの子である…といった連綿と紡がれて行く濃密な時間。
三名の存在感ある俳優たちに、誰かの友人であり、父であり、そして母として…
観る人々のすぐ側にいるであろうリアリティを纏ってもらい、記憶に残る日常の一瞬を切り撮っています。
何気ない映像の中に、確かな温度を感じていただければ幸いです。」
楽曲について
楽曲は、小沢健二さんの名曲「ラブリー」を、UAさんが100周年ブランドCMのためにオリジナルカバー。「人を想う気持ち」がストレートに心に届く原曲の明るい熱量はそのままに、力強くも温かさのあるUAさんの歌声が、新しい「ラブリー」を生み出しています。多くの人の記憶に深く刻まれ、歌い継がれながら決して古くならない普遍的な名曲が、新しい手ざわりをもって「カルピス」ブランド100周年のテーマソングとして流れ続けます。
○ UAさんのコメント
「『カルピス』といえば、幼少時の想い出に、欠かせないものです。氷の鳴る音が同時に聴こえてきます。
『カルピス』をシロップにして、かき氷をいただいたときは、秘密の時間にいるかのように熱中していたのを想い出して、思わず、にやけてしまいました。
そして、今回、オザケン氏の名曲に取り組めたことは、想像以上に貴重な体験でした。正直なところ、『歌が自分のものになった』とは言い難いのですが、それは、歌うほどに何度も発見があるから、またもう一回歌いたくなる、そんな体験だったとも言えます。
『名曲って永遠に新しいものなのだな』フレッシュな感覚が、『カルピス』の水玉模様にピッタリだったかしら、なんて。」
CM概要
タイトル : 「カルピス」ブランド100周年 「宣言」編60秒
出演者 : 長澤まさみ、永野芽郁、竹野内豊
放映開始日 : 2019年2月22日
放送地域 : 全国
出演者情報
長澤 まさみ(ながさわ まさみ)
女優。1987年6月3日生まれ。静岡県出身。A型。
2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得。2003年には「ロボコン」で初主演を務め、第27回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。本年も映画「マスカレード・ホテル」(公開中)、映画「キングダム」(4/19公開)、映画「コンフィデンスマンJP the movie」(5/17公開)に出演。
永野 芽郁(ながの めい)
女優。1999年9月24日生まれ。 東京都出身。
2015年公開の映画『俺物語!!』でヒロイン役に抜擢され脚光を浴びる。2018年、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で主演。現在は日本テレビ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に出演中。 主演映画「君は月夜に光り輝く」の公開も控えるなど、今後の更なる活躍が期待されている若手女優。
竹野内 豊(たけのうち ゆたか)
俳優。1971年1月2日生まれ。東京都出身。
デビュー後、様々なドラマ・映画で活躍。映画「太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男」では 第54回ブルーリボン賞 主演男優賞を受賞。近年では「義母と娘のブルース」(TBS)、 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK)に出演。
演出家情報
李 相日 監督(り さんいる)
1974年、新潟生まれ。高校まで横浜の朝鮮学校に通う。大学卒業後、日本映画学校に入学し映画を学ぶ。卒業制作作品『青~chong~』が「ぴあフィルムフェスティバル」でグランプリを含む史上初の4部門を独占。東京での8週間のロングランを始め全国各地で劇場公開された。
「ぴあスカラシップ作品」として製作された『BORDERボーダー LINEライン』では実際にあった少年事件を題材に、「家族のありよう」を探った問題作として高く評価され、2003年度の「新藤兼人賞」(日本映画製作者協会主催)を受賞したほか、ベルリン映画祭、バンクーバー映画祭ほか多数の国際映画祭に出品された。
2004年には、村上龍のベストセラー小説を原作にした『69~シクスティナイン』(主演:妻夫木聡/安藤政信 脚本:宮藤官九郎)が、2005年には『Scrap Heaven』(出演:オダギリジョー/加瀬亮/栗山千明)が、そして、2006年公開『フラガール』(出演:松雪泰子/蒼井優)では、数々の映画賞を独占した。
その後も『悪人』『許されざる者』『怒り』と次々に話題作を公開し、様々な映画賞を受賞している。
楽曲情報
楽曲 : 「ラブリー」小沢健二作詞・作曲
歌唱 : UA
小沢 健二 (おざわ けんじ)
最新録音は映画『リバーズ・エッジ』主題歌『アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)』(2018)。最新ライブは『春の空気に虹をかけ』(日本武道館ほか、2018)。『ラブリー』収録のアルバム『LIFE』(1994)は、音楽ライターらが選んだ90年代の邦楽アルバム・ベスト100で第1位(「ミュージック・マガジン」2016年7月号)。
米国と日本に在住。
UA (ウーア)
UAとは、スワヒリ語で「花」という意味を持つ言葉。1972年3月11日生まれ。母方の故郷は奄美大島。1995年6月ビクタースピードスターからデビュー。当時から、その個性的なルックスと存在感のある歌声で注目を集める。『情熱』『悲しみジョニー』『ミルクティー』などのヒット曲を持ち、AJICO(ex:BLANKY JET CITYの浅井健一と組んだバンド)やUA×菊地成孔といったコラボ作品もリリース。2016年、7年ぶりのオリジナルアルバム「JaPo」(ヤポ)をリリース。現在に至るまで、ワンマンライブ、フェス等多数出演。また、2005年より都会を離れ、田舎で農的暮らしを実践中。現在はカナダに居住。FM京都α-station「FLAG RADIO」レギュラー担当。(奇数月毎週火曜日21:00~22:00 ON AIR中※4月~金曜日)朝日新聞デジタル&woman コラム「暮らしの音」連載中。
「カルピス」は、アサヒ飲料(株)の登録商標です。
「カルピス」ブランドは1919年に誕生し、今年で100周年を迎えます。