~3月1日(金)から30日(土)の期間限定~
ザ・フライング・ストーンズ株式会社のプレスリリース
長年ミシュランの星に輝き続け、国内外のグルメを愛する多くのゲストから愛されてきた「乃木坂しん」。提供する日本料理や店内の意匠などの細部で奥ゆかしさを表現しつつ、オーナーの飛田がゴエ・エ・ミヨの2022年度版年間ベストソムリエに輝いたことに代表されるように、日本料理とワインが自然なかたちでそこにある空間・風景を目指したワインペアリングやサービスを通じて、訪れる方たちの五感を豊かに満たしてきました。
今回提供する「弥生の献立」は、三月は桃の節句・雛祭りがあり、この時期は二枚貝が旬を迎えること、また、それらをオビナとメビナに例え番いとし、縁起の良いものとすることから、二枚貝を献立に入れることにより季節感を演出、最後の菓子までバリエーション豊富な10皿を、目でも舌でも愛食家たちを愉しませてくれます。店主・石田の故郷である徳島県を中心に厳選した食材を使用し、丁寧な仕事をほどこすとともに、思いがけない食材の組み合わせで食べ手を驚かせ、ヨーロッパだけでなくワールドワイドにワインや日本酒を飛田が合わせる至極のハーモニーはまさに乃木坂しんの神髄。
コロナ禍が本格的に明け、完全復活となる春を祝うにふさわしく、生命力にあふれ、滋味豊かな日本料理を五感で愉しむ貴重な機会をお見逃しなく。
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【メニュー概要】
・名称:弥生の献立
・内容 ※()内は店主・石田のコメント:
先附 平貝の炙り、春野菜と空豆のすり流し
(春野菜の苦みとそら豆のもつ甘味を併せるとことにより、炙った平貝の美味しさを引き上げてくます)
前菜 毛蟹と春若芋(長芋)と菜の花、土佐酢ゼリー
(オホーツクの流氷が少しずつ溶け出しそこから流れ出る有機物や微生物から栄養を蓄えて実がしっかりとつまり始める毛蟹を使い、越冬し旨味が凝縮された芋を春に掘ることから春若芋という長芋を合わせ、同じ季節の菜の花を彩にそれらと相性の良い土佐酢のゼリーをかけてお楽しみいただきます)
椀物 焼き蛤椀
(前述通りの二枚貝である蛤は火を入れることにより、しっかりと旨味を感じる栄養価の高い蛤からお出汁を取り、一番出汁と合わせることにより、コハク酸とグルタミン酸、イノシン酸の三重奏の旨味を組み合わせ、具材には別の蛤をさっと焼き蛤にして盛り合わせることにより贅沢なお味となります)
造り 鯛の滋味造り
(春は桜鯛などと呼ばれ、季節感を感じる食材となります。この時期は徳島や淡路の鯛よりも房総半島の鯛の調子が良いので、そちらを使用します。滋味づくりとは、滋味溢れるお造りをイメージしています。造り醤油を鯛の出汁で割った割り醤油に仕立て、たっぷりと漬けていただきます)
漬け 鰹の漬けたたき
(春の定番といえる初鰹を藁でたたきにしてから出汁醤油につけて提供します)
凌ぎ 甘鯛松笠焼、雲丹寿司
(鱗をサクサクに仕上げた松笠焼きと甘鯛の身質と相性の良い雲丹を支える酢飯はとても良い組み合わせだと思います)
八寸 季節の食材色々
(季節感をたっぷりと感じていただきたい思い、海のもの山のものを盛り合わせて少しずつご用意いたします)
温菜 飯蛸と飛竜頭、鯛の子、蕗の炊き合わせ
(炊き合わせは私自身大好きな料理であり、大切にしたい仕事の一つでもありますので、ここにも春をたっぷりと詰め込んでお出しします)
食事 炊き立てご飯、味噌汁、香物
鰻の蒲焼き、蒸したて鰆
白魚とうすい豆の玉子とじ
(鰻の刻でも提供する藍うなぎの1尾/500g以上の大きなサイズを蒲焼にしてご用意しています※鰻の刻では1尾/300g以下。他には季節の蒸したての鰆に酢醬油をかけてご用意します。意外な組み合わせですが、御飯ともよく合います。白魚とうすい豆はこの季節ならではの出会い。淡白な白魚と玉子の相性の良さ、うすい豆と玉子の相性の良さ、これらを掛け合わせることを想像するだけでも食欲を刺激することと思います)
菓子 桜餅と黒苺
■価格:25,000円~(税・サービス料10%別)※ワインペアリング 12,000円~
■座席:18席
■予約:03-6271-0086もしくはWEB(https://www.nogi-s.com/)
■公式Instagram: https://www.instagram.com/nogizaka_shin/
■備考:その他コースは30,000円と35,000円のご用意がございます。詳しい内容につきましてはお問い合わせください。
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※ご参考
【鰻の刻(うのとき)】
昨年9月20日(水)にグランドオープンした「乃木坂しん」監修の「鰻の刻」。通常、淡水で育てられる鰻を、ミネラルが豊富な海水で育てた天草藍うなぎをふんだんに使用した鰻会席で、〆の食事はもちろんのこと、鰻を様々なお料理に仕立て、コース仕立てでお楽しみいただけます。(9,680円 ※税サ込)
■店舗概要
・店舗名:乃木坂しん
・住所:東京都港区赤坂8-11-19 エクレール乃木坂1F
・営業時間:17:30~23:00(最終入店21:00)
・定休日:毎週日曜 その他不定休あり
・店舗名:鰻の刻
・住所:東京都港区赤坂8-11-19 エクレール乃木坂1F
・営業時間:12:00~14:00(最終入店13:00)
・限定数:10食
・料金:9,680円(税サ込)
・予約:070-3981-9544
・定休日:火曜日~土曜日のランチのみ営業。(毎週日曜、月曜が休み)
・公式インスタグラム:https://www.instagram.com/uno_toki/
【乃木坂しんについて】
乃木坂しんは、出身地である徳島県の料亭で料理修業をスタートし、銀座やパリの星付き日本料理店で経験を積んだ料理人の石田伸二とフランス料理や日本料理の数々の名店で経験を積んできたソムリエの飛田泰秀が出会い、2016年に開業。石田の故郷である徳島県を中心に厳選した食材を使用し、丁寧な仕事をほどこすとともに、思いがけない食材の組み合わせで食べ手を驚かせる石田の料理に、ヨーロッパだけでなく世界各国のワインや日本酒を飛田が合わせる――。当時まだ珍しかった日本料理のおまかせコースにワインをペアリングさせるスタイルは、食通や飲食業界で注目を集め、開業わずか半年で世界的グルメガイド「ミシュランガイド東京」で一つ星を獲得。翌年12月に発表された「ゴエ・エ・ミヨ 2018年版」でも3トックの高評価で掲載され、2022年版では飛田が年間ベストソムリエに選出されました。2023年6月半ばに改装に入り、約3カ月間の休業期間を経て同年9月8日にリニューアルオープンしました。また半年に1回、『器の会』を開催。一人の現代作家にフォーカスして、コースの器を全てこの会の為だけに生み出してもらい、訪れる方に楽しんでいただくと同時に展示販売を催す機会を創出しています。