令和5年度 ロボフレ事業 記者発表会のご案内

【大学発触覚センシング技術を開発するFingerVision】

株式会社FingerVisionのプレスリリース

記者発表会のご案内

米・カーネギーメロン大学、東北大学発の「視触覚」技術の実用化を通じて、ロボットや機械の適用範囲を広げ、様々な社会課題を解決することを目指す株式会社FingerVision(代表取締役:濃野友紀、以下FingerVision)は、2023年度の経済産業省の「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」及び、農林水産省の「生産工程高度化推進委託事業」に採択された一般社団法人日本惣菜協会(会長:平井浩一郎、以下日本惣菜協会)らとともに、トップ技術を持つベンダー企業の1社として、食品盛付工程を自動化するロボットシステムを開発し、現場導入してきました。

日本総菜協会プレス発表のご案内 詳細PDF

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2023年度、日本惣菜協会は、最も人手がかかっている惣菜盛付工程を対象に、世界初※のロボットシステムを半年間という短期間で開発から実現場への導入を実現させ、さらには、ロボット導入の障壁を下げるためのロボフレ環境構築に向けて、業界初※となる様々な検討テーマに取り組んできました。その中で、FingerVisionは、不定形で壊れやすい食材も、正確に壊さずに掴める「触覚ハンド活用多品種対応弁当盛付ロボットシステム」を複数の惣菜製造企業・工場向けに開発・現場実装してきました。また、ロボフレ環境の構築という観点では、「食品工場におけるロボット導入衛生管理ガイドライン策定」にも取り組んできました。

(※注釈) 日本総菜協会調べ

こういった2023年度の取り組みに対して、経済産業省と一般社団法人日本ロボット工業会の主催で、実際の研究開発に携わった日本惣菜協会・最先端技術企業各社・惣菜製造企業各社と食品産業を所管する立場から技術導入を推進している農林水産省が集結する記者発表会(報道関係の方対象)を行いますのでお知らせいたします。

当日は、惣菜製造工場と中継し、現場で実稼働しているロボットシステムのライブ動画もご覧いただけますので、是非ご取材くださいますようお願い致します。

発表内容(スケジュール)

13:00~ 挨拶

経済産業省 製造産業局 ロボット政策室 室長 石曽根 智昭

農林水産省 大臣官房新事業・食品産業部 食品製造課 食品企業行動室 室長 阿辺 一郎

(一社)日本惣菜協会 専務理事 清水 誠三

13:10~ 政策説明

経済産業省 製造産業局 産業機械課 ロボット政策室 室長補佐 板橋 洋平

13:20~ プロジェクト全体説明

日本惣菜協会 AI・ロボット化推進イノベーション担当フェロー 荻野 武

13:45~ ユーザー・ベンダー企業代表発表

惣菜盛付全工程自動化統合ロボットシステム構築
・マックスバリュ東海(株)  執行役員 商品本部 デリカ商品統括部長 兼 ダイバーシティ推進室長 遠藤 真由美
・コネクテッドロボティクス㈱代表取締役/ファウンダー 沢登 哲也

触覚ハンド活用多品種対応弁当盛付ロボットシステム開発
・(株)ホームデリカ 代表取締役社長 原島 一誠
・(株)FingerVision 代表取締役 濃野 友紀

14:20~ 質疑応答

14:30~ 個別取材  (15:00終了予定)

◆会社概要

・社名: 株式会社FingerVision

・代表取締役: 濃野友紀

・開発拠点:

 ・東京都文京区本郷3丁目39-17 KOGAビル3階

 ・京都府京都市下京区朱雀宝蔵町73-1 ライトワンビル1F

・設立: 2021年10月

・URL: https://www.fingervision.jp/

・YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCRgZuTJvDxjD_7ta03BRQFA

・LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/fingervision/

・Twitter/X: https://twitter.com/Yuki_Nono_fv

当社のロボットシステム・技術にご興味がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。

メール:contact@fingervision.jp

◆技術概要

「画像(カメラ)をベースに触覚を再現する」というコンセプトをコア技術としています。ロボットハンド等の指先に搭載することで、触覚(力や滑りの分布等)を知覚できるようになり、あたかも人が「手のひら」の感覚を使って物体を扱うような制御をロボットで実現できます。高機能(高分解能・マルチモダリティ)でありながら、経済性に優れる実用性の高さが特徴です。「触覚」センサとは言いつつも、把持対象物を見る(視覚)モダリティも備えた、まったく新しいコンセプトの「視触覚センサ」であり、ロボットと組み合わせたプロセス自動化だけでなく、無限の応用可能性を持ちます。

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