パートナーの「手料理」をうれしいと思う人は約7割 振る舞われてうれしい場面や作ってほしい料理ランキングを発表

『ホットペッパーグルメ外食総研』が開催する「トレンド座談会」レポート

株式会社リクルートのプレスリリース

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘)の外食市場に関する調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は、外食のプロフェッショナルを集め、外食トレンドを発表するための「トレンド座談会」を開催しています。今回は「ホワイトデー」「イースター」などパートナーと一緒に楽しむイベントが多いシーズンに、「パートナーから振る舞われる手料理」について20代~60代の男女1,035人にアンケート調査を実施した結果をレポートします。

■パートナーに手料理を振る舞われて「うれしい」と回答したのは全体の約7割 男女での差も

「パートナーに料理を作ってもらうとうれしいですか?」という質問では、全体の72.1%が「うれしい」と回答。男女別にみると、男性は「うれしい」が74.9%なのに対し、女性は69.3%という結果に。男性と女性で約6ポイントの差がみられました。

Q. パートナーに料理を作ってもらうとうれしいですか?

■『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員からの解説

振る舞われてうれしい手料理 大切なのはメニューではなく作るタイミング?

パートナーと一緒に楽しむイベントの中で、「手料理」を振る舞われたことがある人もいるのではないでしょうか。そこで今回パートナーに手料理を振る舞われることに対して男女間での意識や、お互いに作ってほしい料理について調査。興味深い結果となりました。男性、女性とも手料理を振る舞われて「うれしい」という人が約7割いるものの、うれしいと思う場面(次ページ)では、女性側が「体調不良」「疲れている」など物理的に困難な場面に対し、男性側は「仕事や学校終わり」「誕生日や記念日」を挙げているのが特徴的でした。また「パートナーに作ってもらいたい料理」(次ページ)では、男性側の5位までの料理が “がっつり系”のメニューで占められ、男性が好むメニューとして挙げられる「肉じゃが」が3位に入るなど、肉がメインの料理が多くランクインしているのも興味深いですね。お互いに手料理を振る舞ってもらえるとうれしい一方で、好みによってさまざまな違いがあるように、さらに喜ばれるポイントは作るタイミングにもありそうです。

『ホットペッパーグルメ

外食総研』所長  有木 真理

■男女の1位は「料理を作って待ってくれていた時」と「体調不良の時」男性と女性で意識の違いあり

手料理を振る舞われて「うれしい」「うれしくない」場面や理由について男女別に見ると、「うれしい」では男性は「仕事や学校終わりに料理を作って待ってくれていた時」(34.9%)、女性は「体調不良の時」(30.4%)が最も高い回答となりました。一方、「うれしくない」では、男性は「作ってもらってもおいしくない」(20.8%)が、女性は「作ってもらうよりも外食が良い」(22.6%)が1位となりました。

▼うれしい場面TOP3

▼うれしくない理由TOP3

※いずれも単一回答 ※「その他」は順位から除く

※提示した選択肢:「うれしい」/ 仕事や学校終わりに料理を作って待ってくれていた時、二人でどこかに出かけた後、体調不良の時、誕生日や記念日、節分やひなまつりなどの季節のお祝いの時、どこかに出かけるときのお弁当など、疲れているなど料理がしたくないとき、料理をする時間がないとき、来客があるときやホームパーティー、休日(学校・仕事がない日)、平日(学校・仕事がある日)、その他【自由回答】 

「うれしくない」/作ってもらうよりも一緒に作りたい、作ってもらうよりも作ってあげたい、そもそも作ってもらうということが苦手、作ってもらってもおいしくない、作ってもらうよりも外食が良い、作ってもらうよりもスーパーやコンビニ、テイクアウトが良い、作ってもらうよりも出前・デリバリーが良い、その他【自由回答】

■「パートナーに作ってもらいたい料理」1位は男性が「カレー」、女性が「チャーハン」男性は肉料理、女性は手軽な料理が上位にランクイン

「パートナーに作ってもらいたい料理」について男性、女性それぞれに聞いたところ、男性がパートナーに作ってほしい料理1位は「カレー」(39.3%)、女性は「チャーハン」(29.7%)という結果になりました。またランキングの特徴として、男性は「鶏のから揚げ」「肉じゃが」「ハンバーグ」など肉メインの料理が5位までにランクインしているのに対し、女性は「チャーハン」「パスタ」など手軽なメニューが上位にランクインするなど、傾向に違いがありました。

▼男性が作ってもらいたい料理 TOP10

▼女性が作ってもらいたい料理TOP10

※男性 n=517、女性 n=518/いずれも複数回答

※提示した選択肢:ロールキャベツ、グラタン、パスタ、味噌汁、豚の生姜焼き、肉じゃが、鶏のから揚げ、オムライス、ハンバーグ、カレー、卵焼き・だし巻き卵、とんかつ、親子丼・かつ丼などの丼物、天ぷら、エビフライ、筑前煮、豚の角煮、サバの味噌煮、ぶり大根、焼き魚、きんぴらごぼう、うどん、チャーハン、ラーメン、餃子、ポテトサラダ、鍋料理、ステーキ、ピザ、エスニック料理、お好み焼き、もんじゃ、寿司(ちらし、手巻きなど)、サンドイッチ、BBQ、その他【自由回答】

■『ホットペッパーグルメ外食総研』トレンド座談会とは

シーズンごとに“今”はやりの外食トレンドを発表する、リクルートの外食のプロフェッショナル集団による座談会。アンケート調査や、レストランの現場から“生の声”を聞き、「外食のリアル」を語ります。メンバーは、飲食トレンドの数値化・可視化を行う『ホットペッパーグルメ外食総研』の研究員をはじめ、女子トレンド、高級店トレンドなど、さまざまな分野のスペシャリストで構成されます。

【アンケート調査概要】

■調査期間:2024年2月2日(金)~2024年2月3日(土)

■調査方法:インターネットリサーチ

■調査対象:全国20代~60代男女(株式会社マクロミルの登録モニター)

■有効回答数:1,035件(男性517件、女性518件)

▼リクルートについて

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▼本件に関するお問い合わせ先

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